海洋堂 20cmシリーズ『キンゴジ』 口内のレタッチ

もうだいぶ完成に近づいてきた。今回も筆によるレタッチです。



怪獣キットの塗装では、口の中は組み立て前に塗装を済ませて、塗装後に下アゴを接着するのが割とオーソドックスなセオリーとなっている。というのも、下アゴを接着して後だと口の中に筆を入れて塗装するのが困難だから。
なのでオイラも口内を塗装した後に下アゴの接着を行った。
海洋堂 20cmシリーズ『キンゴジ』 口の塗装と接着
下地処理が終わったので、本格的に塗装作業に入る。 まずは口の中を塗装して、下アゴのパーツをさっさと接着してしまいたい。 口の中の塗装は、基本的に以前ビオゴジ出現を塗った時と同じ手順で行こうと思う。 もっと良いやり方は無いものかとも思うけど。


しかし、その後の全身塗装の際に、口のマスキングを行わずにエアブラシ塗装を行った。
海洋堂 20cmシリーズ『キンゴジ』 全身の塗装
前回、口の中の塗装を終えて下アゴを接着したので、いよいよ全身を塗っていくよ。 今まで、オイラは割とゴジラの塗装に黒とグレーしか使っていなかったんだけど、それも単調過ぎるので今回はちょっと別の方法を考えたい。 大まかな流れとしては、サーフェイ...


皮膚と歯茎の境目をエアブラシでぼかしたかったのだが、ちょっと失敗して口内の塗装の上に皮膚色を塗り重ねてしまったのだ。

で、今回はそれをどうにかリカバーしようというわけ。結論から言ってしまうと、また今回もちょっと失敗しちゃいました(笑)


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筆でレタッチというか、墨入れやウォッシングの要領で色を乗せていく。使うのはタミヤカラー エナメル塗料。

眼は割と上手くいった(?)

まず、エナメル塗料のホワイト+クリアーレッドで歯茎っぽいピンク色を作り、歯茎に塗っていく。

エナメル塗料のホワイト+クリアーレッドを歯茎に塗る

牙に付いた塗料は溶剤を含ませた綿棒で拭き取る。

牙に付いた塗料は拭き取る

ちょっと鮮やかで明る過ぎたので、クリアーレッド単体を塗り重ねる。まるで血の赤だな。

クリアーレッド塗り重ね

それが生乾きの状態で溶剤を含ませた綿棒で撫でて、色を混ぜながら拭き取る。

色を混ぜながら拭き取る

う~ん、ちょっと彩度が強過ぎる気もするけど、これ以上いじると悪化しそうなのでこのくらいでやめておく。エアブラシ塗装の時にちゃんと口内マスキングしとけって話ですよね。

歯茎赤過ぎ…

後は全体につや消しクリアーを吹いて完成にしよう。
眼の部分だけは光沢を残したいので、マスキングゾルを塗ってマスキングしておく。

眼をマスキング

追記:制作記事まとめページ作りました↓
海洋堂 20cmシリーズ『キンゴジ』
2016年7月にSci-Fi MONSTER soft vinyl model kit collectionとして再販された海洋堂の20cmサイズのゴジラのソフビキットシリーズの1つ。


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