Open3D:3Dデータ処理ライブラリ

Intel Visual Computing Labが中心に開発しているらしい、まだ新しい3Dデータ処理ライブラリ。MITライセンスなので、ライセンスと著作権を表示すれば商用利用も可能。

Open3D


Open3Dは、3Dデータを扱うソフトウェアの開発をサポートするオープンソースライブラリです。Open3DはC++とPythonのフロントエンドを提供し、厳選されたデータ構造とアルゴリズムをどちらの環境でも利用できます。バックエンドは高度に最適化されており、並列処理に対応しています。

Open3Dは、依存関係を最小限に抑えられるよう考慮してゼロから開発されました。そのため、異なるプラットフォームでも最小限の労力でソースコードからコンパイル、環境構築できます。ソースコードは一貫したスタイルで整理されており、明確なコードレビューの仕組みによってメンテナンスされています。

Open3Dはすでに発表されている多くの研究プロジェクトで使用されており、クラウド上で積極的にデプロイされています。Open3Dプロジェクトでは、オープンソースコミュニティからの貢献を歓迎しています。


スポンサーリンク

主な機能

  • 基本的な3Dデータ構造
  • 基本的な3Dデータ処理アルゴリズム
  • シーンの再構築(Scene reconstruction)
  • サーフェイスの整列(Surface alignment)
  • 3Dビジュアリゼーション
  • Pythonバインディング

対応するコンパイラ

ソースコードはこちら↓
https://github.com/IntelVCL/Open3D

公式ドキュメントはこちら↓
http://www.open3d.org/docs/index.html

特に各環境でのソースコードのビルド方法はGetting Startedから。

SSII 2018のチュートリアルセッションで紹介されていたんですね↓


スポンサーリンク

チュートリアルのサンプルコード↓
https://github.com/sakizuki/SSII2018_Tutorial_Open3D

いわゆるポリゴンMeshや、画像・点群も扱えるようなので、CGにもコンピュータービジョンにも利用できそう。
Tutorialの一覧をざっと眺めた限り、2D→3Dは対象としておらず、扱う画像はRGBDのような3Dデータのようだ。

最近は、3D点群データを扱うのに以前ほどPoint Cloud Libraryが使われなくなっているんだろうか。Point Cloud Libraryは依存関係の塊でビルドのハードルが高かったけど。

ここ最近のコンピュータービジョン、特に機械学習界隈はPython環境がデファクトスタンダードになっている節もあり、C++ゴリゴリのライブラリよりもPythonバインディングの充実が重要なのかも。

2020年5月 追記:ついにバージョン0.10.0まで来ましたね。



少しずつ日本語の情報も増えてきている。
http://robonchu.hatenablog.com/entry/2018/02/24/200635
http://robonchu.hatenablog.com/entry/2018/02/25/121024
http://robonchu.hatenablog.com/entry/2018/02/25/200510

https://karaage.hatenadiary.jp/entry/2018/03/12/073000

http://lang.sist.chukyo-u.ac.jp/classes/Open3D/

https://qiita.com/n_chiba_/items/fc9605cde5c19a8c7dad

公式YouTubeチャンネルもだいぶ充実してきた↓
https://www.youtube.com/channel/UCRJBlASPfPBtPXJSPffJV-w/

ただ、用途を突き詰めていくとある程度の段階でこんな感じでゲームエンジンに統合されて行くんではないかという気もする。↓

UnityからROSを利用できる『ROS#』
.NETアプリケーション(特にUnity)からROSを利用するためのC#でできたライブラリ・ツール ROS#が公開された。→ROS-INDUSTRIALのアナウンスライセンスは Apache 2.0で、freeで商用利用も可能。RO...


スポンサーリンク

関連記事

AmazonEC2のインスタンスをt1.microからt2.microへ移行する
機械学習手法『Random Forest』
Math Inspector:科学計算向けビジュアルプログラミングツール
ゴジラ三昧
この連休でZBrushの スキルアップを…
第1回 3D勉強会@関東『SLAMチュートリアル大会』
ラクガキの立体化 背中の作り込み・手首の移植
ニューラルネットワークで画像分類
C++ 標準テンプレートライブラリ (STL)
白組による『シン・ゴジラ』CGメイキング映像が公開された!
実写と実写の合成時の色の馴染ませテクニック
オープンソースのStructure from Motionツール『Regard3D』
Mean Stack開発の最初の一歩
3DCGのモデルを立体化するサービス
ZBrush 2018へのアップグレード
python-twitterで自分のお気に入りを取得する
Unreal Engineの薄い本
KelpNet:C#で使える可読性重視のディープラーニングライブラリ
人体モデリングできるBlenderアドオン『ManuelBastioniLAB』
ZBrushのTranspose Masterでポーズを付ける
Point Cloud Consortiumのセミナー「3D点群の未来」に行ってきたよ
映画『ジュラシック・ワールド/炎の王国』のVFXブレイクダウン まとめ
ブログの復旧が難航してた話
オープンソースの顔認識フレームワーク『OpenBR』
Ambient Occlusionを解析的に求める
BlenderProc:Blenderで機械学習用の画像データを生成するPythonツール
単純に遊びに行くのはだめなのか?
OpenCV3.3.0でsfmモジュールのビルドに成功!
TeleSculptor:空撮動画からPhotogrammetryするツール
2012 昨日のクローズアップ現代を見た
CGWORLD CHANNEL 第21回ニコ生配信は『シン・ゴジラ』メイキングスペシャル!
UnityのMonoBehaviourクラスをシングルトン化する
日立のフルパララックス立体ディスプレイ
Seleniumを使ったFXや株の自動取引
Autodesk Mementoでゴジラを3次元復元する
BlenderのPython環境にPyTorchをインストールする
Windows10でPyTorchをインストールしてVSCodeで使う
GoogleのDeep Learning論文
顔検出・認識のAPI・ライブラリ・ソフトウェアのリスト
顔のモデリング
SIGGRAPH論文へのリンクサイト
このブログのデザインに飽きてきた

コメント