最近、Blenderのアドオンを色々と調べてる。
blender-photogrammetry
Blender 2.79と2.80用のphotogrammetryアドオンです。複数のphotogrammetryフォーマット間の変換処理に加え、Blenderのcamera trackerから直接密な再構築を行うこともできます。
ユーザーフレンドリーを維持するために、このアドオンにはデータの処理に必要な全てのプリコンパイル済みバイナリが付属しています。
このアドオンを有効にすると、Propertiesパネル → Sceneタブにphotogrammetryの設定が追加されます。
GitHubでバージョン1.0が配布されている。
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対応フォーマット
入力:
- Blenderのmotion tracker: 動画トラッキングからtrackerと再構築データを読み込むことができます。これはリファレンスやレンダリング、シミュレーションなどに使う密な点群を生成するのに適しています。
- Bundler: bundle.outファイルとlist.txtファイルで構成されるBundlerフォーマットを読み込みます。
- ImageModeler: Autodesk ImageModelerの.rziファイルを読み込みます。
出力:
- Blender: カメラと頂点を点群で表したmeshを出力します。
- Bundler: bundle.outとlist.txt、そして他のphotogrammetryツールで利用できる画像を出力します。
- PMVS: Bundlerフォーマットを出力後、PMVS2で密な再構築を行って.plyファイルの点群を出力します。
- COLMAP: PMVSのワークスペースを出力後、COLMAPで密な再構築を行って.plyファイルの点群を出力します。(Windows CUDA GPU環境でのみ利用可能)
ノート: 入力と出力の形式は同一でも別々でも利用できるため、このアドオンを異なるphotogrammetryフォーマット間の変換ツールとしても使用できます。(Blenderを統合環境として利用する利点)
2020年4月 追記:その他、様々なPhotogrammetryツールのデータをBlenderにインポートするためのアドオンもある↓
https://github.com/SBCV/Blender-Addon-Photogrammetry-Importer
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