3DCG Meetup #4に行ってきた

これに行って来た→3DCG Meetup #04
仕事以外で有料のセミナーに行くのは初めて。第4回目となる今回はこの書籍の著者がZBrushの話をするとのことで、思い切って行ってみた。

はじめてのZBrush―直感的に使える「3D‐CGソフト」 (I・O BOOKS)

今回はZBrushとWebGL、Unity5のお話でした。


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01. 「脱初心者!ZBrushのハマリポイントを抜けだせ」 デザインサテライツ 新井 克哉さん

02. 「WebGLが切り開くこれからのWebコンテンツ杉本 雅広さん

03. 「実演! Unity 5でWebGLコンテンツ作ってみる」 Unity Technologies Japan 合同会社 高橋 啓治郎さん


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ZBrushの高度なスカルプトテクニックの話ではなくて、初心者が躓きやすいZBrush独特のUIの解説がメイン。オイラは完全に独学でZBrushを触り始めたもんで、こういう情報がすごく有り難かった。周りに使ってる人もいないし、インタラクティブなUIの使い方の話って、書籍だけでは分からないことが多かったのです。ZBrushは独学だと初っぱなから挫折するポイントが多いツールだということも再認識した。ショートカットキーとかZBrushの初期化とかマテリアルの焼き付け方とか初めて知ったよ。

WebGLは非常に濃い話だった。WebGLを活用した事例はやっぱり海外のサイトが多い。だって、まだHtml5のcanvasを活用したサイトだって少ないもんね。
オイラが初めてWebGLに触れた3年前に比べて、JavaScriptのライブラリがだいぶ充実してきているみたい。それでもそれなりに3Dプログラミング的なことをして作るらしい。結構前からある割にまだあんまりwebGLコンテンツが普及していないのは、Flashと違って、ほんとにコーディングしないと作れないのが導入のネックになっているのかも。クリエイターが増えないとこういうのはなかなか広がらない。結局のところ、手間がかかる割にサイトがリッチにならなければ、そこにコストもかけられないし。ここにUnityみたいなツールが入って来るのかもね。

そしてUnity5。ついに対応するWebGL書き出し機能。ライブコーディングでWebGL書き出しを実演してくれた。Unity5からは標準でImage Based Lighting対応ということで、ユニティちゃんをIBLで描画するアプリをWebGLに書き出すデモ。WebGL書き出しは現状まだ制限があって、5.0の段階では、まだ動画テクスチャやWebカメラの利用機能はWebGL書き出し対応しないらしい。
個人的に1番気になっていたShader周りの互換性については、基本的に今まで書いたShaderもそのまま使える上で、物理ベースのShaderが実装されるそうです。OpenGL ES2.0相当のShaderならWebGLへの書き出しもできるそう。ちなみにUnity5のリリース時期については、年内にリリースできれば良いなぁ、ぐらいの段階だそうです。

こういう勉強会って、Web系の仕事をしている人達が多い印象。オイラは職業不詳な感じで参加しちゃったけど、普段どんなことしてるか分かるような資料か何か用意しておけば良かったかな。ZBrushは完全に趣味で触ってるけど、Unityは仕事で触ってたり、オイラ意味分かんないな。

ところで皆さん、発表スライドがWebページ(html5?)でできてたけど、あれってどうやって作ってるの?


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