映画の視覚効果で初めてモーフィング技術が使われたのは映画「ウィロー」だとILMのドキュメンタリーで見た記憶がある。
まだ3DCGはもちろん、デジタルな視覚効果そのものが珍しかった1988年の映画だ。画像を変形させてシームレスに別の画像へ変化させて見せる「モーフィング」という表現は、旧来のオプティカル合成では到底考えられないビジュアルだった。
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邦画でも90年代中頃から結構使われていた気がする。「モスラ2 海底の大決戦」でモスラが水中モードへ変身するビジュアルもモーフィングだ。
当時小学生だったオイラでも「あ、モーフィングだ」と思った記憶があるので、当時でももうそれほど目新しい表現ではなかったかもな。
今見ると、いかにも2次元な処理でのっぺりして見える。
時は流れ、2Dの画像加工はそれほど珍しいものではなくなり、モーフィング処理の演算コストも今時のパソコンなら気にならないレベルだ。最近は、モーフィング表現単体で驚くようなことも無い。AfterEffectsなど、この手のアプリケーションでは当たり前のように搭載されている。
http://tv.adobe.com/jp/watch/335/4863/
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単純なモーフィング Creative COWのリーダーであるエラン・スターンがタイムリマップとピクセルモーションを使用して単純なモーフィングを作成する方法をご紹介します。
前置きが長くなったけど、OpenCVとDlibを使って顔画像のモーフィングを実装するチュートリアルを見つけた。ソースコードも配布されています。↓
https://www.learnopencv.com/face-morph-using-opencv-cpp-python/
現在は顔の器官を自動で検出することができるから、顔画像同士のモーフィングを自動で処理できるわけですね。
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