OpenCVの超解像(SuperResolution)モジュールを試す

いつか試してみようと思いつつ全然触ってなかったOpenCVの超解像(SuperResolution)モジュールを使ってみた。



OpenCV 3.1だとサンプルコードが同梱されているのですぐに試せる。↓

opencv/samples/gpu/super_resolution.cpp

Visual Studio 2015環境だとCUDAが使えないけど。Doxygenによるドキュメントはこちら



とりあえず、以前撮ったプラモデルの動画を使って試してみた。
バンダイ ビークルモデル 001 スター・ウォーズ スター・デストロイヤー
スター・ウォーズ旧三部作に登場するスター・デストロイヤーを再現したバンダイの手のひらサイズのプラモデル。iPhone6Sで4K画質の動画を撮ってみた。高解像度で鮮明な分、ホコリ(墨入れ拭き取り時に付着した綿棒の繊維)もハッキリ映ってるけど。...


こちらが元の4K解像度(3840×2160)の動画↓



こちらがOpenCVのSuperResolutionで8K解像度(7666×4306)になった動画↓



部分拡大した比較動画も作ってみた↓



うーん、効果がわかりづらい動画を選んでしまったかもな。CPUオンリーでやったら処理時間2日ぐらいかかったんだけど。。。

関連記事

HD画質の無駄遣い

BGSLibrary:OpenCVベースの背景差分ライブラリ

2D→3D復元技術で使われる用語まとめ

スクレイピング

オープンソースの顔認識フレームワーク『OpenBR』

Point Cloud Consortiumのセミナー「3D点群の未来」に行ってきたよ

OpenGVの用語

画像生成AI Stable Diffusionで遊ぶ

ROMOハッカソンに行ってきた

openMVG:複数視点画像から3次元形状を復元するライブラリ

オープンソースのIT資産・ライセンス管理システム『Snipe-IT』

Mean Stack開発の最初の一歩

Russian3DScannerのトポロジー転送ツール『WrapX』

UnityでARKit2.0

BlenderでPhotogrammetryできるアドオン

WinSCP

畳み込みニューラルネットワーク (CNN: Convolutional Neural Network...

Structure from Motion (多視点画像からの3次元形状復元)

OpenCV 3.1のsfmモジュールのビルド再び

Facebookの顔認証技術『DeepFace』

SegNet:ディープラーニングによるSemantic Segmentation手法

Unity MonoBehaviourクラスのオーバーライド関数が呼び出される順番

法線マップを用意してCanvas上でShadingするサンプル

LuxCoreRender:オープンソースの物理ベースレンダラ

OpenCV3.3.0でsfmモジュールのビルドに成功!

Mitsuba 2:オープンソースの物理ベースレンダラ

Model View Controller

OpenGV:画像からカメラの3次元位置・姿勢を推定するライブラリ

OpenGVのライブラリ構成

iPhone・iPod touchで動作する知育ロボット『ROMO』

IronPythonを使ってUnity上でPythonのコードを実行する

プログラムによる景観の自動生成

AR (Augmented Reality)とDR (Diminished Reality)

FCN (Fully Convolutional Network):ディープラーニングによるSema...

CGのためのディープラーニング

TeleSculptor:空撮動画からPhotogrammetryするツール

OpenMVSのサンプルを動かしてみる

Unityの各コンポーネント間でのやり取り

Google Colaboratoryで遊ぶ準備

WordPressのテーマを自作する

3D Gaussian Splatting:リアルタイム描画できるRadiance Fields

PythonでMayaのShapeノードプラグインを作る

コメント