オープンソースの顔認識フレームワーク『OpenBR』

たまたま見つけたけど、流行っている気配は無さそう(笑)

OpenBRはオープンソースの生体識別ライブラリで、顔写真から年齢や性別の判別が可能とのこと。まだバージョン1にも満たないので、成熟するのはもうちょい先だろうか。顔認識技術ってのはどんどんオープン化していきますな。

OpenBR – Open Source Biometric Recognition

openbr

OpenBRは、新しい手法の研究、既存アルゴリズム改良、商用システムとのインタフェースとしての利用、認識性能の測定、そして 自動生体認証システムをデプロイするためのフレームワークです。
このプロジェクトは、アルゴリズムのプロトタイピングを迅速に進められるように、成熟したコアフレームワークと柔軟なプラグインシステムを備え、オープンとクローズドソースの開発を支援するよう設計されています。また、顔認識年齢推定性別推定などの既存アルゴリズムも利用可能です。
詳しくはチュートリアルをご覧ください。
OpenBRは新しいアルゴリズムのプロトタイプを作成するプロセスを合理化する必要性から、MITRE社内で始まりました。このプロジェクトは、後にApache2ライセンスの下でオープンソースソフトウェアとして公開し、学術的および商業的使用のためにフリーにしました。
OpenBRの詳細については、我々の論文をお読みになり、あなたの成果に役立ててください。
J. Klontz, B. Klare, S. Klum, M. Burge, A. Jain, “Open Source Biometric Recognition”, Biometrics: Theory, Applications and Systems, 2013.

Apache 2.0 licenseなので、出典を明記すれば商用利用も可能ということですね。
コマンドラインと、C, C++, Pythonから利用できるAPIが用意されているようです。



このOSSは、共有ライブラリである”openbr”と、コマンドラインアプリケーションである”br”の大きく二つから成り立っている。↓

openBR

ちょっと前にOpenBRのインストール手順をQiitaにまとめている人がいた。↓
http://qiita.com/Horie1024/items/205d1c05198673477f06

OpenBRの開発履歴をGourceで可視化動画を見つけた。
2013年に始まったばかりだから随分と若いライブラリだな。↓



YouTubeでポルトガル語の講演っぽい動画を見つけた。うん、さっぱりわからない。↓



ジワジワと試してる人が増えてきてるのかな。
http://bizright-blog.tumblr.com/post/132916415384/raspberry-pi-opencvopenbr%E3%83%86%E3%82%B9%E3%83%88%E9%96%8B%E5%A7%8B%E6%88%B8%E5%B6%8B

http://labo.ysreading.co.jp/2015/11/26/%E3%80%90ai%E3%80%91openbr%E3%81%A7%E9%A1%94%E8%AA%8D%E8%AD%98%E3%82%84%E3%81%A3%E3%81%A6%E3%81%BF%E3%81%9F/

関連記事

オープンソースの顔の動作解析ツールキット『OpenFace』

SONY製のニューラルネットワークライブラリ『NNabla』

Maya API Reference

SVM (Support Vector Machine)

オープンソースの取引プラットフォーム

C#で使える遺伝的アルゴリズムライブラリ『GeneticSharp』

UnityのTransformクラスについて調べてみた

Raspberry Piでセンサーの常時稼働を検討する

書籍『イラストで学ぶ ディープラーニング』

Russian3DScannerのトポロジー転送ツール『WrapX』

AnacondaとTensorFlowをインストールしてVisual Studio 2015で使う

全脳アーキテクチャ勉強会

NumSharp:C#で使えるNumPyライクな数値計算ライブラリ

参考書

Geogram:C++の3D幾何アルゴリズムライブラリ

Google App Engine上のWordPressでFlickrの画像を貼る

Digital Emily Project:人間の顔をそっくりそのままCGで復元する

Google App EngineでWordPress

機械学習のオープンソースソフトウェアフォーラム『mloss(machine learning ope...

python-twitterで自分のお気に入りを取得する

Fast R-CNN:ディープラーニングによる一般物体検出手法

OANDAのfxTrade API

動的なメモリの扱い

PGGAN:段階的に解像度を上げて学習を進めるGAN

Photogrammetry (写真測量法)

Accord.NET Framework:C#で使える機械学習ライブラリ

UnityプロジェクトをGitHubで管理する

KelpNet:C#で使える可読性重視のディープラーニングライブラリ

MPFB2:Blenderの人体モデリングアドオン

pythonの機械学習ライブラリ『scikit-learn』

Houdiniのライセンスの種類

Math Inspector:科学計算向けビジュアルプログラミングツール

Mitsuba 3:オープンソースの研究向けレンダラ

3分の動画でプログラミングを学習できるサイト『ドットインストール』

Raspberry PiでIoTごっこ

Pythonのソースコードに特化した検索エンジン『Nullege』

Raspberry Pi 2のGPIOピン配置

3Dモデルを立体視で確認できるVRアプリを作っている

データサイエンティストって何だ?

konashiのサンプルコードを動かしてみた

Paul Debevec

SegNet:ディープラーニングによるSemantic Segmentation手法

コメント