ManuelBastioniLAB:人体モデリングできるBlenderアドオン

いつの間にやら、オープンソースの人体モデリングツールMakeHumanの公式ページが移動してコミュニティページだけになった。ここ1年、更新もあんまりされてないみたい。
GitHubのリポジトリでは未だアップデートが続いてはいるけど。
https://github.com/makehumancommunity/makehuman

スタンドアローンなMakeHumanアプリはBlenderとの連携ツールがあったけど、現在のメインはBlenderのアドオン「ManuelBastioniLAB」の開発へ移行してるっぽい。

2019年 追記:ManuelBastioniLABプロジェクトは2018年11月に資金調達に失敗してストップしてしまいました。残念。。。

現在は別プロジェクトの「MB-Lab」がManuelBastioniLABを引きつづような形で開発を継続しています↓



なので以下は全て古い情報になります↓

ManuelBastioniLAB

ManuelbastioniLABはBlenderでヒューマノイドキャラクターを作成できる高度なアドオンです。ManuelbastioniLABは無料でオープンソースです。

追記:経緯はこちらのブログ記事が詳しいです↓
http://awa.newday-newlife.com/blog/about/manuellab/

MakeHumanの頃にAPI化プロジェクトの話もあったけど、結局無くなっちゃいましたね。



ManuelBastioniLABはBlenderアドオンのインターフェイス仕様に合わせたAPIと言えなくもないか?


ライセンス

このアドオンManuelBastioniLABは、含まれる要素それぞれでライセンスが異なっているので、使用には注意が必要。

  • ソースコード(Python):
    GPL 3(GNU General Public License 3)
  • データベース(パッケージに含まれるblend, obj, mtl, jsonなどのファイル):
    AGPL 3(GNU Affero General Public License 3)
  • 生成した3Dモデル:
    ソースコードやデータベースを基に生成した3Dモデル:AGPL 3(GNU Affero General Public License 3)
    公式ソフトウェアで生成した3Dモデル:CC(Creative Commons)

要するに、ManuelBastioniLABの公式な使い方、Blenderのアドオンとして使用して生成した3DモデルはCreative Commonsで使用できる。
それ以外の非公式な使い方(ソースコードやデータファイルを直接叩く生成プログラムを自前で書くとか)で生成した3DモデルはAGPL 3に従うということ。(API的に使ったらAGPL 3になっちゃうということか)

開発のwork in progressはギャラリーページが分かりやすい。
http://www.manuelbastioni.com/gallery.php

関連記事

TorchStudio:PyTorchのための統合開発環境とエコシステム

Python for Unity:UnityEditorでPythonを使えるパッケージ

素敵なパーティクル

Photoshopで作る怪獣特撮チュートリアル

ZBrushで基本となるブラシ

ZBrushでアマビエを作る その2

Adobe Photoshop CS4 Extendedの3Dモデル編集機能

RSSフィードを読込んで表示するWordpressプラグイン『RSSImport』

MythTV:Linuxでテレビの視聴・録画ができるオープンソースプロジェクト

Blenderでよく使うaddon

OpenGVの用語

UnrealCLR:Unreal Engineで.NET Coreを利用できるプラグイン

OpenMesh:オープンソースの3Dメッシュデータライブラリ

ラクガキの立体化 1年半ぶりの続き

映画から想像するVR・AR時代のGUIデザイン

書籍『仕事ではじめる機械学習』を読みました

Russian3DScannerのトポロジー転送ツール『WrapX』

3Dスキャンに基づくプロシージャルフェイシャルアニメーション

SculptrisとBlenderで作ったGodzilla 2014 (Fan Made)

MVStudio:オープンソースのPhotogrammetryツール

PythonでBlenderのAdd-on開発

OpenCVのfindEssentialMat関数を使ったサンプルを読んでみる

ブログの復旧が難航してた話

Raspberry Piでセンサーの常時稼働を検討する

Pythonのソースコードに特化した検索エンジン『Nullege』

ZBrushで人型クリーチャー

ROSでガンダムを動かす

『PIXARのひみつ展』に行ってきた

Runway ML:クリエイターのための機械学習ツール

Kornia:微分可能なコンピュータービジョンライブラリ

ゴジラ三昧

JavaScriptとかWebGLとかCanvasとか

Transformers ”Reference & Bulid” Siggraph 2007

konashiのサンプルコードを動かしてみた

アニゴジ関連情報

ZBrush用トポロジー転送プラグイン『ZWrap Plugin for ZBrush』

ZBrushでリメッシュとディティールの転送

OpenCV 3.3.0-RCでsfmモジュールをビルド

ZBrushCoreのTransposeとGizmo 3D

hloc:SuperGlueで精度を向上させたSfM実装

C#で使える遺伝的アルゴリズムライブラリ『GeneticSharp』

池袋パルコで3Dのバーチャルフィッティング『ウェアラブル クロージング バイ アーバンリサーチ』

コメント