顔画像で個人を識別できるオープンソースフレームワークを見つけた。
コンピュータービジョン系で有名なカーネギーメロン大学がPythonとTorchで開発したもの。Apache 2.0 Licenseとのことなので著作権の表示、変更箇所の明示があれば商用利用も可能。(ただし追記参照)
OpenFace
OpenFaceは、Deep Neural Networkによる顔認識をPythonとTorchで実装したもので、CVPR 2015で発表された論文FaceNet:A Unified Embedding for Face Recognition and Clusteringに基づいています。Torchによって、CPUやCUDA上でこのネットワークを実現しています。
カーネギーメロン大学のSatya研究グループのBrandon Amosが開発しました。
- ソースコードはGitHubのcmusatyalab/openface
- APIドキュメント
- 議論やインストールの不具合などはcmu-openface groupのメンバーになるか、またはgitter chatまで
- 開発に関する議論やバグレポートはissue tracker上で
2016年4月29日追記:Twitterでライセンスについてご指摘があったのですが、ソースコードと訓練済みTorch Pythonモデルを含めてApache 2.0 Licenseと記載されておりました。→OpenFace:Licensing
@takmin Apache 2.0 ライセンスで商用利用可能って言ってるけど学習済みのモデルは商用利用不可の学習画像データセットだから自力で学習しないといけないかも・・・
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— Koichi Takahashi (@51Takahashi) 2016年4月29日
データセットの提供元がそれを許すかどうかはわからないですが。。。
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デモ動画もある。
このOpenFaceを試してみた方々もいるようで。
http://vaaaaaanquish.hatenablog.com/entry/2016/06/28/004811
http://blog.goo.ne.jp/jsp_job/e/a779b628252e23a4ebcf6c857e748f2f
https://future-architect.github.io/articles/20170526/
さて、そもそも元となったGoogleの論文FaceNet:A Unified Embedding for Face Recognition and Clusteringとはどんなものなのか調べ始めた。
https://qiita.com/zeze/items/09bdd7229713c0a6b090
う、難しくてよくわからない。。。
追記:
同じ名前で全く別のオープンソースツールもあるので混同しないように注意。
オープンソースの顔の動作解析ツールキット『OpenFace』
カーネギーメロン大学が開発している、顔画像から個人を識別するフレームワークOpenFaceと同じ名前で混乱しますが、 ケンブリッジ大学 Multicomp groupが開発しているOpenFaceという全く別のツールキットがあります。こちら...
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コメント
どの記事も中身の無いブログですね。チラシの裏に書いてればいいのに。
ほんとそう。検索時、時間の無駄になるからやめてほしい。