2台以上のWebカメラを使ってマーカーレスの3Dモーションキャプチャを実現するオープンソースソフトウェアを開発するプロジェクト。
The FreeMoCap Project
Free Motion Capture (FreeMoCap)システムは、最先端のマーカーレスモーションキャプチャソフトウェア(OpenPoseやDeepLabCutなど)を活用し、3Dキネマティック再構築をワンクリックで実現できる合理的なパイプラインを提供します。
このシステムは任意のカメラハードウェアで動作し、複数の(USB Webカメラなどの)有線カメラでの同期録画だけでなく、別途用意した(GoProなどの)カメラで撮影した後の同期方法も提供します。
FreeMoCap Projectは使いやすさを重視しており、技術的なトレーニングや外部の支援抜きに、14歳の子供でも100ドル未満の予算で研究レベルのモーションキャプチャシステムを再現できることを目標としています。
ソースコードはGitHubにある。
プロジェクト名に”Free”と付いていてライセンスはAGPL3となっているけど、OpenPoseに依存しているらしいので、商用利用する場合はOpenPoseのライセンス元に問い合わせる必要がありそう。(OpenPoseはアカデミックと非商用利用についてのみ無料)
それとも、今後はOpenPoseに依存しなくなるということでしょうか。
インストール方法を読む限り、複数カメラの空間合わせにはOpenCVのArUcoを使うみたいだな。

Blender用のプラグインも準備中とのことです↓
Correction – @Blender plugin available *soon*
I have a janky version that works with an older iteration of @freemocap. Just need to clean it up and update it to work with the new versioN! https://t.co/lA8Gz4cBRs
— Jon Matthis (@JonMatthis) July 26, 2021
複数視点の動画から人間の3D姿勢を推定するアプローチは年々進化しているし、このプロジェクトの実装もまた変わっていくかもな。
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