ZBrushの作業環境を見直す

オイラは左利きなんだけど、普段PCのマウスは右手で使っている。
ただ、ペンタブレットでは左手でペンを持つので、ペンタブレットを使った諸々の操作では、自分が左利きであるということが多少ハンデかなぁと思っていた。

オイラはちょっと古い型のintuos Pro S(PTH-451)を使っている。

ワコム ペンタブレット intuos Pro Sサイズ 【旧モデル】2014年6月モデル PTH-451/K1

intuos5ぐらいから、利き手に合わせてタブレットを置く向きを変えてファンクションキーの位置を右手側に持ってこれるようにはなったけど、もともとのキーボードに割り当てられているショートカットはやはり左利きにはやりづらいのであった。

ゆうさんがTwitterにアップしていたZBrushのショートカット集

ZBrushのショートカット集(一部)



ZBrushの作業環境については、これまでもカスタムUIを設定したりもしてたけど。



自分が左利きであることに合わせてZBrushの作業環境を改善すべく、冬のワンフェスで知ったワコムのExpressKey Remoteを早速導入することにした。
ワンダーフェスティバル2018[冬]に行ってきた
ワンフェス行ってきました。ワンダーフェスティバル2018今回はプロモーション動画も公開されてるぞ↓Wonder Festival は、フィギュアや模型をはじめとする国内最大級の立体造形の祭典。プロ・アマチュア問わず多く造形家の力作が集い、メ...


ワコム Cintiq Pro / Cintiq / Intuos Pro用ワイヤレスキーリモート Express Key Remote ACK411050

液晶タブレットを使っているわけではないので、ワコム純正のデバイスである必然は無いのですが、「そこそこのお金を使ってしまった」という痛みが大事だと思うんです。
http://101.wacom.com/UserHelp/ja/TOC/EKR-100.html

自分を甘やかすように作業のハードルをどんどん下げて、できる限り学習勾配をなだらかにしていきます(笑)
上手い方向に自分を甘やかせば、少ないストレスでスキルアップできると思うんだ。

さて、じゃあどのショートカットをExpressKey Remoteに割り当てようか。Ctl、Alt、Shiftはすでにintuos Proのファンクションキーで対応できるので、それ以外のキーで使用頻度が高いもの。
ZBrushの公式ドキュメントにショートカットのチートシートなるものもあるけど、結局分かりづらい…
http://docs.pixologic.com/user-guide/keyboard-shortcuts/

ここは有志によるまとめの方が参考になる。

のぶほっぷ:福井信明さんがTwitterにアップしていたZBrushCoreのよく使うキー操作

ZBrushCore 最初によく使うキー操作

割り当てるショートカット

とりあえず以下10個のショートカットを割り当てることにした。

  • Open Project(プロジェクトの保存):「Ctrl」キー +「O」キー
  • Save Project(プロジェクトの保存):「Ctrl」キー +「S」キー
  • UndoCtrlキー +「Z」キー
  • RedoCtrlキー +「Shift」キー +「Z」キー
  • Show QuickMenu(クイックメニューの表示):「Space」キー
  • Draw Size(ブラシのサイズ)設定:「S」キー
  • Focal Shift(ブラシ強度の減衰)設定:「O」キー
  • RGB Intensity(RGBの強度)設定:「I」キー
  • Z Intensity(Zadd / Zsubの強度)設定:「U」キー
  • Fit Mesh to view(Mesh表示を画面にフィットさせる):「F」キー

操作の頻度とかも考慮して、こんな感じの割り当てにしてみた。



一目でわかるようにラベルシールを貼っても良いな。

さて、これで作業効率は上がるのか。

関連記事

ZBrushトレーニング

UnityでPoint Cloudを表示する方法

ZBrushの練習 手のモデリング

Geogram:C++の3D幾何アルゴリズムライブラリ

ZBrushでアヴァン・ガメラを作ってみる 甲羅の修正・脚の作り込み

ガメラ生誕50周年

ポリ男からMetaHumanを作る

PyTorch3D:3Dコンピュータービジョンライブラリ

ZBrush キャラクター&クリーチャー

白組による『シン・ゴジラ』CGメイキング映像が公開された!

MetaHumanの頭部をBlenderで編集できるアドオン

Siggraph Asia 2009 カンファレンスの詳細

3DCGのモデルを立体化するサービス

ラクガキの立体化 胴体の追加

Shader.jp:リアルタイム3DCG技術をあつかうサイト

素敵なパーティクル

映画から想像するVR・AR時代のGUIデザイン

ニンテンドー3DSのGPU PICA200

MB-Lab:Blenderの人体モデリングアドオン

ZBrushでアヴァン・ガメラを作ってみる パーツ分割

Windows Server 2008にAutodesk Maya 2009をインストール

『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』"あのキャラクター"のメイキング

Paul Debevec

書籍『The Art of Mystical Beasts』を購入

Mayaのプラグイン開発

PolyPaint

ZBrush4新機能ハイライト 3DCG CAMP 2010

ZBrushでアヴァン・ガメラを作ってみる 首回りの修正・脚の作り込み

ZBrushでゴジラ2001を作ってみる 身体のバランスを探る

天体写真の3D動画

ラクガキの立体化

物理ベースレンダリングのためのマテリアル設定チートシート

Autodesk Mementoでゴジラを3次元復元する

Transformers ”Reference & Bulid” Siggraph 2007

Adobe Photoshop CS5の新機能

ヘッドマウントディスプレイとビジュアリゼーションの未来

Russian3DScannerのトポロジー転送ツール『WrapX』

ZBrushでアヴァン・ガメラを作ってみる 口内の微調整・身体のライン修正

Mayaでリアルな布の質感を作るチュートリアル

UnityでTweenアニメーションを実装できる3種類の無料Asset

リアルタイム レイトレーシングAPI『DirectX Raytracing (DXR)』

『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』のVFXブレイクダウン まとめ

コメント