ファンの力

最近は、YouTubeとかで有名な映画やゲームなんかのファンが自主制作したファンムービーが結構見れる。
クオリティの高いものも多く、すげえ時代だなぁ、と。
マニアックなファンの情熱はすさまじいもので、映画そのものが作れるんじゃないかと思えるようなクオリティの素材が山ほど見つかる。

例えば、Sci-Fi 3DというサイトにはSF映画ファンが3Dモデルデータを作り、無料で配布している。ファンが作っているのでそれぞれの3Dモデルのこだわりっぷりが半端じゃない。人気の高いモチーフは重複して何個もある。



モデルデータの利用にあたっては、Sci-Fi 3Dのデータを使っていることを明記するというルールがある。

ということで、そのサイトに集まったモデルデータを並べるだけでこんな画が完成する↓

Sci-Fi 3Dのデータで作成

実は、この画をレンダリングしたのは4年ぐらい前。(Mayaを使用)

モデルがしっかり作りこまれているのでAmbient Occlusionをかけるだけでメチャクチャリアルになってしまうのだ。
このサイトにはスターデストロイヤーだけじゃなく、デススターⅡとかもある。(どこからそんなエネルギーがわいてくるのか)

ということを、これを見て何となく思った↓

STAR WARS DAY


関連記事

ZBrushで基本となるブラシ

ZBrushでゴジラ2001を作ってみる 身体のバランスを探...

企画とエンジニア 時間感覚の違い

Structured Approach

劇場版『仮面ライダーエグゼイド トゥルーエンディング』を観た...

東日本大震災の記憶

3Dスキャンに基づくプロシージャルフェイシャルアニメーション

言葉が支配する世界

MPC社によるゴジラ(2014)のVFXブレイクダウン

SIGGRAPH ASIA 2009で学生ボランティア募集し...

プロシージャル手法に特化した本が出てるみたい(まだ買わないけ...

ZBrushのZmodelerとDynamic Subdiv...

第20回 文化庁メディア芸術祭『3DCG表現と特撮の時代』

ファインモールド 1/144 ミレニアム・ファルコンの制作再...

SIGGRAPH 2020はオンライン開催

ZBrushで仮面ライダー3号を造る 仮面編 PolyGro...

2021年2月 振り返り

2024年2月 振り返り

機械から情報の時代へ

操演という仕事

Blendify:コンピュータービジョン向けBlenderラ...

adskShaderSDK

PS3用ソフト『ゴジラ-GODZILLA-』を買った

2021年10月 振り返り

ブログをWordpressに引っ越して1周年

単純に遊びに行くのはだめなのか?

ヒーローに変身なりきりアーケードゲーム『ナレルンダー』

自前のShaderがおかしい件

Blender 2.81でIntel Open Image ...

ZBrushでアヴァン・ガメラを作ってみる 歯茎を別パーツへ...

ZBrushでゴジラ2001を作ってみる 側頭部のボリューム...

映画『ゴジラ-1.0』 メイキング情報まとめ

ファインモールド 1/144 ミレニアム・ファルコン 完成!

リメイク版ロボコップスーツのメイキング

ビークルモデル スター・ウォーズ『ミレニアム・ファルコン』マ...

映像ビジネスの未来

ブログをwpXレンタルサーバーからwpX Speedへ移行

バンダイ ビークルモデル 001 スター・ウォーズ スター・...

BlenderのPython環境にPyTorchをインストー...

Geogram:C++の3D幾何アルゴリズムライブラリ

ラクガキの立体化

書籍『天才を殺す凡人』読了

コメント