エアブラシの思い出

ゴジラ2000ミレニアムのレジンキットの塗装がエアブラシの必要なフェーズに入ったので、ちょっと思い出語り。

オイラが図画工作ではなく、いわゆる模型制作的なことを本格的に意識し始めたのは中学生の終わり頃、鉄道模型(Nゲージ)をやっている同級生の影響だった。それまでまともに塗装なんてやったことがなかった。そもそも塗料の違いが全然わかっていなかったっけ。その頃唯一知っていたのが「墨入れ」。その頃の情報源はTVチャンピオンのプロモデラー王選手権ぐらいだったな。

どうやら当時のテレビチャンピオン プロモデラー王選手権のDVDが出ているようですね。



同級生の影響で模型雑誌を立ち読みするようになり、ラッカー系塗料と筆、塗料皿の安いセットを買ったり、安いソフビの怪獣を改造したり、エポキシパテでフィギュア作りに挑戦した。(大体失敗作でした。。。)
一度そういう分野を知ると、のめり込むタイプな少年でした。


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ホビージャパンのムック「怪獣大進撃」の存在を知ったのがこの頃で、高校入試の模試を受けた帰りに寄り道した大きめの本屋さんで売れ残って棚の隅にあるのを見つけた。ちょうどその頃はゴジラミレニアムシリーズの時代で、酒井ゆうじさんのゴジラ2000ミレニアムの雛形を模したプライズ景品や、食玩が発売され始めていた。中学生の財力でもかろうじてガレージキットもどきなテイストに触れることができる時代の到来だった。

高校生になってからは、模型雑誌を定期購読するようになった。ホビージャパンと電撃ホビーマガジンを毎月せっせと読んでいた。雑誌の作例記事の中に当たり前のように登場するエアブラシに憧れた。

乏しい知識で初めて買ったエアブラシは、タミヤのエアコンプレッサー「REVO」と、同じくタミヤのシングルアクションハンドピース「スプレーワーク HG シングルエアーブラシ」だった。シングルアクションを買ってしまったのは後々後悔しましたよ。
それでも、戦闘機のパネルラインに沿った嘘シャドウを吹いたり、怪獣のソフビに陰影を入れてみたり、それなりに楽しんだ。
溶剤の臭いが筆塗りの比じゃないので、結構親に怒られましたね。

ダブルアクションのハンドピースを使うようになったのは大学生になってから。(いや、大学院だったか?)
「大学生になったらガレージキットを買うんだ」という、今思えばよくわからない目標意識で、当時秋葉原にあった海洋堂のホビーロビー東京でゴジラのソフビキットを購入した。
中学生の頃に買った「怪獣大進撃8」のHow To記事に書いてあった、怪獣の爪の境界のぼかし塗装を、ついにやってやろうと。結果としては、ちょい失敗だったんですけど。。。


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海洋堂20cmシリーズ 初代ゴジラ ソフビキット

足の爪の境界のブラウンはエアブラシで吹いた

足の爪の境界のブラウンはエアブラシで吹いた



エアコンプレッサーを使っているから圧力は安定しているんだけど、圧力の調整ができず、一気に塗りすぎてしまった。細吹きするには圧力がやや強すぎたのです。
まあ、塗るテクニック云々もそうだけど、そもそも色使いが微妙だったと、今になって思う。あと、エアブラシに憧れていた割に、意外と筆塗りでできることが多いと気づいた。特に怪獣系は。

エアブラシがその本領を発揮するのは、たぶん汚しの入っていないメカもの。グラデーションで単調になりがちな広い面に変化を与え、情報量を増やす。やっぱりガンプラなんかが一番良いモチーフなんだと思う。実は最近ガンプラを購入した。



で、色々と過去を思い出しながら、今はもう社会人なので、もうあんまり作業で失敗したくないと思い始めた。今は昔ほどトライアンドエラーに時間を割いていられない。自由に使える時間が少ない。
学生の頃よりも使える時間が大幅に減っている分、使えるお金は増えたから、道具に投資して作業密度を上げようと思い、新しくエアブラシセットを購入した。



この本で紹介されていた影響なんですけどね。↓



こんなに立派に周辺機器まで揃えるのはプロだけかと思ってたけど、アマチュアだからこそ道具に頼るべきな気がしてきた。モチベーションを失わないためにも。


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