2001年、円谷英二生誕100周年を記念して円谷英二の生まれ故郷 福島県須賀川市で「円谷英二展」が開催された。そこでは同じく須賀川市が地元の原型師 酒井ゆうじさんの作品展示も行われていた。
そして、円谷英二展のために酒井ゆうじさんが作り起こした大型の初代ゴジラが、なんとソフビ完成品でギガンティックシリーズから発売される(笑)
プレミアムバンダイ、少年リック、デアゴスティーニではロゴプレート付き限定版を販売。
ギガンティックシリーズ 酒井ゆうじ造形コレクション ゴジラ(1954)限定版
酒井ゆうじ氏の思いが込められた意欲作を全高約44cm,全長約75cmのビッグサイズでソフビ化。
酒井氏のキャスト原型をWAXに変換し、マスター金型を製作。
製品はそのマスター型からのみ成形されたものを使用し、ソフビ化による、消耗を最小限に止め、ディテールを極力再現する事に注力。
塗装は氏の監修にて、ソフビ化された場合の効果的な手法で再現。
限定版購入特典として映画「ゴジラ」のポスターロゴをイメージしたミニプレートが付属。こちらも酒井ゆうじ氏が原型を製作。
販売価格:49,896円(税込)
お届け日:2016年10月発送予定
スポンサーリンク
予約受付中だけど、このサイズはさすがに。。。
スポンサーリンク
ワンフェス2016[冬]の時に酒井ゆうじ造型工房ブースで商品化の告知と原型展示を見てはいたけど、これがソフビ完成品で商品になるってすごい時代ですよね。

ワンダーフェスティバル2016[冬]に行ってきた
4年ぶりにワンフェスに行ってきた。最後に行ったのは2011 だったな。(その時が初めてだったけど)ワンダーフェスティバル2016ワンフェスは夏と冬の年2回開催されているけど、直接物欲を刺激されてしまうイベントなので、毎回行くと散財し過ぎてし...

通常版の予約受付も始まった↓

ちょっと思い出話。
15年前の夏、この「円谷英二展」を見に行くために、オイラは初めて一人旅したのでした。(日帰りだったけど)
当時はスマホの地図なんてなかったので、事前に須賀川市の地図を購入して、須賀川駅から会場までのルートを調べた。わかりづらくて結局行きはタクシー使ったけど、帰りは歩いてみたんだ。
それまで酒井ゆうじさんの作品は雑誌でしか見たことがなくて、この時初めて実物を目にして、感動して学校の美術の宿題を酒井ゆうじ作品のレポートにしてしまったのも良い思い出。(夏休み中に美術館へ行ってレポートを書けという宿題でした)
残念だったのは、円谷英二展内の展示物は全部写真撮影禁止だったこと。唯一入り口に展示されていた1メートルサイズのモスゴジだけが撮影OKだった。そのモスゴジももちろん酒井ゆうじ作品。
円谷英二展はそれほど規模の大きい展示企画ではなくて、最近の「特撮博物館」ほど豪華に特撮プロップが並ぶ展示ではなかったけど、酒井ゆうじ作品を生で見た印象は強烈だった。
物販コーナーでは記念グッズが販売されていて、キンゴジに演技をつける円谷英二を再現したガレージキット「円谷英二とゴジラ」というのがあった。
物販コーナーのお姉さんが会場を眺めながら、ボソリと「あんなの何が面白いんだろ」とつぶやいていたのがやたらと記憶に残っている。
スポンサーリンク
コメント