iPhone・iPod touchで動作する知育ロボット『ROMO』

ROMOはKICKSTARTERで資金を調達して製品化された子供向けの知育ロボット。
iPhone / iPod touch と接続して、iOSアプリで動作する。
開発者向けにSDKが公開されていて、ROMO用iOSアプリを作ることができる。SDKのダウンロードはこちら
また、プログラムしなくてもiPhoneアプリから動作の組み合わせをオリジナルに指定して、自分なりに動かすこともできるらしい。
http://www.youtube.com/watch?v=2OWMPOcjH-Y

ROMOは7月24日に日本発売だそうで、日本販売代理店のセールス・オンデマンドさんが7/13にiPhone x ロボットハッカソンというROMOアプリ開発のイベントを開催するんですよ。セールス・オンデマンドさんはルンバの日本代理店でもあります。


スポンサーリンク

で、オイラ、このイベントに参加申し込みしちゃったんだけど、1日でiOSアプリなんて作れるのかすごい不安…
かろうじてiOS開発環境を持っている程度なんだよね…

直前の悪あがきとして、ROMOってどんなものなのか調べて、ピンポイントで勉強することにした。

ROMO SDKには2種類のFrameworkが入っている。

RMCore
 デバイス自体を動かすためのFramework。


スポンサーリンク

・モーター制御(左のキャタピラ / 右のキャタピラ / iPhone の上下角度)
・LEDの点灯
・Romoの各種情報へのアクセス

RMCharacter
 Romoの顔となるキャラクターを制御することができるFramework。

そして同梱されているサンプルコードについて。

サンプルコードはRomo本体がなくてもコンパイルすることができる。

HelloRMCore
 RMCoreを利用したRomo のハードウェアをコントロールするサンプル。本体がないと動作確認できない。

HelloRMCharacter
 RMCharacterを使用て、Romoの表情が順番に表示されるサンプル。iPhone, iPod touch単体で動作確認できる。

HelloRomo
 RMCoreとRMCharacterを同時に利用するサンプル。動作の確認には本体との接続が必要。

サンプルコードのビルド時の注意点として、arm64ではエラーになるので、対象アーキテクチャから外さないとダメ。

第1回 Romoがやってきた!
第2回 Romoを自由に動かしてみよう!
第3回 RomoのキャラクターUIを動かしてみよう!


スポンサーリンク

関連記事

UnityでARKit2.0
pythonの機械学習ライブラリ『scikit-learn』
SONYの自律型エンタテインメントロボット『aibo』
OpenCVでiPhone6sのカメラをキャリブレーションする
Kubric:機械学習用アノテーション付き動画生成パイプライン
UnityのTransformクラスについて調べてみた
全脳アーキテクチャ勉強会
FreeMoCap Project:オープンソースのマーカーレスモーションキャプチャ
Boost オープンソースライブラリ
ツールの補助で効率的に研究論文を読む
Amazon Web ServicesでWordPress
UnityでShaderの入力パラメータとして行列を渡す
機械学習手法『Random Forest』
進撃のタカラトミー
機械学習で遊ぶ
3Dグラフィックスの入門書
JavaScriptとかWebGLとかCanvasとか
C#で使える遺伝的アルゴリズムライブラリ『GeneticSharp』
ヒトデの骨格のような構造物を作成するシステム『KINEMATICS』
OpenCV 3.1から追加されたSfMモジュール
WordPressのサーバ引っ越し方法を考える
GAN (Generative Adversarial Networks):敵対的生成ネットワーク
トランスフォーマー/リベンジ Blue-Ray 予約開始
ちっちゃいデスクトップパソコンだよ
viser:Pythonで使える3D可視化ライブラリ
PyTorch3D:3Dコンピュータービジョンライブラリ
このブログのデザインに飽きてきた
Quartus II
3分の動画でプログラミングを学習できるサイト『ドットインストール』
ハイテクな暑さ対策グッズ
書籍『OpenCV 3 プログラミングブック』を購入
プログラムによる景観の自動生成
OpenCVの顔検出過程を可視化した動画
Google製オープンソース機械学習ライブラリ『TensorFlow』のWindows版が公開された
スタートアップの資金調達をまとめたインフォグラフィック
オープンソースの物理ベースGIレンダラ『appleseed』
Mechanizeで要認証Webサイトをスクレイピング
BGSLibrary:OpenCVベースの背景差分ライブラリ
CGレンダラ研究開発のためのフレームワーク『Lightmetrica (ライトメトリカ)』
Kaolin:3Dディープラーニング用のPyTorchライブラリ
libigl:軽量なジオメトリ処理ライブラリ
THIS IS IT ⇔ IT IS NOT THIS!

コメント