iPhone・iPod touchで動作する知育ロボット『ROMO』

ROMOはKICKSTARTERで資金を調達して製品化された子供向けの知育ロボット。
iPhone / iPod touch と接続して、iOSアプリで動作する。
開発者向けにSDKが公開されていて、ROMO用iOSアプリを作ることができる。SDKのダウンロードはこちら
また、プログラムしなくてもiPhoneアプリから動作の組み合わせをオリジナルに指定して、自分なりに動かすこともできるらしい。

ROMOは7月24日に日本発売だそうで、日本販売代理店のセールス・オンデマンドさんが7/13にiPhone x ロボットハッカソンというROMOアプリ開発のイベントを開催するんですよ。セールス・オンデマンドさんはルンバの日本代理店でもあります。


スポンサーリンク

で、オイラ、このイベントに参加申し込みしちゃったんだけど、1日でiOSアプリなんて作れるのかすごい不安…
かろうじてiOS開発環境を持っている程度なんだよね…


スポンサーリンク

直前の悪あがきとして、ROMOってどんなものなのか調べて、ピンポイントで勉強することにした。

ROMO SDKには2種類のFrameworkが入っている。

RMCore
 デバイス自体を動かすためのFramework。

・モーター制御(左のキャタピラ / 右のキャタピラ / iPhone の上下角度)
・LEDの点灯
・Romoの各種情報へのアクセス

RMCharacter
 Romoの顔となるキャラクターを制御することができるFramework。

そして同梱されているサンプルコードについて。

サンプルコードはRomo本体がなくてもコンパイルすることができる。

HelloRMCore
 RMCoreを利用したRomo のハードウェアをコントロールするサンプル。本体がないと動作確認できない。

HelloRMCharacter
 RMCharacterを使用て、Romoの表情が順番に表示されるサンプル。iPhone, iPod touch単体で動作確認できる。

HelloRomo
 RMCoreとRMCharacterを同時に利用するサンプル。動作の確認には本体との接続が必要。

サンプルコードのビルド時の注意点として、arm64ではエラーになるので、対象アーキテクチャから外さないとダメ。

第1回 Romoがやってきた!
第2回 Romoを自由に動かしてみよう!
第3回 RomoのキャラクターUIを動かしてみよう!


スポンサーリンク

関連記事

スマホでカラーチューニングできるペンライト『KING BLADE X10 III』
iPhone 3GSがますます欲しくなる動画
3D復元技術の情報リンク集
R-CNN (Regions with CNN features):ディープラーニングによる一般物体...
第1回 3D勉強会@関東『SLAMチュートリアル大会』
大人の知識で玩具の改造
ミニ四駆にステアリングを仕込んだ人
オープンソースのロボットアプリケーションフレームワーク『ROS (Robot Operating S...
IBM Watsonで性格診断
透明標本
ギター曲向けの作曲ツール『TuxGuitar』
構造色研究会 -Society of Structural Colors-
Live CV:インタラクティブにComputer Visionコーディングができるツール
cvui:OpenCVのための軽量GUIライブラリ
Windows10でPyTorchをインストールしてVSCodeで使う
ROSの薄い本
iPhoneをSSHクライアントとして使う
OpenCVの顔検出過程を可視化した動画
趣味でCEDECに来ている者だ
生物の骨格
UnityのTransformクラスについて調べてみた
まだまだ続く空想科学読本
OpenMesh:オープンソースの3Dメッシュデータライブラリ
.NETで使えるTensorFlowライクなニューラルネットワークライブラリ『NeuralNetwo...
書籍『仕事ではじめる機械学習』を読みました
ROMOハッカソンに行ってきた
OpenCVで動画の手ぶれ補正
Unity Scriptコーディング→Unreal Engine Scriptコーディング
OpenCV 3.1とopencv_contribモジュールをVisual Studio 2015で...
Faster R-CNN:ディープラーニングによる一般物体検出手法
犬が電柱におしっこするように、僕はセカイカメラでエアタグを貼る(初日の感想)
動画で学ぶお絵かき講座『sensei』
BlenderProc:Blenderで機械学習用の画像データを生成するPythonツール
3Dモデルを立体視で確認できるVRアプリを作っている
SONYの自律型エンタテインメントロボット『aibo』
Google XML Sitemap Generatorプラグインを3.4.1へダウングレード
Raspberry Piでセンサーの常時稼働を検討する
ZScript
ミニ四駆のラジコン化情報
TeleSculptor:空撮動画からPhotogrammetryするツール
オープンソースの顔認識フレームワーク『OpenBR』
iPhone欲しいなぁ

コメント