ZBrushのハードサーフェイス用ブラシ

ZBrush公式ユーザーガイドのハードサーフェイスモデリングの項目を読んでみることにした。↓

Hard Surface

Hard Surface

ハードサーフェイスをスカルプトするのためのブラシ

Planarブラシ、Trimブラシ、Polishブラシ、Formブラシと、改良されたLazy Mouseや新しいBack Track機能を組み合わせれば、モデルに正確な平坦面を作ることができます。鎧や武器、小道具、ロボットなど、あらゆるメカニカルな形状を簡単に彫ることができます。
メカ系のモデリングをサポートするため、ZBrushはハードサーフェイス専用の新しいブラシ群を提供します。メカ系のスカルプトは、主にPlanarブラシ、Trimブラシ、Polishブラシがベースとなります。
Lazy MouseとImbedやDepthパラメータ等のブラシ調節機能を併用すると、あなたのニーズに合わせて無限種に近いカスタムブラシを作成できます。

ハードサーフェイスモデリングでは、PlanarTrimPolishの3種類のブラシが基本になるのね。


スポンサーリンク


さらにそれぞれの解説を引用。↓


スポンサーリンク

Planar Trim Polish

Planar系ブラシ

Planarブラシは、重複ジオメトリを作成せずにモデルの一部を平坦化することができます。デフォルトでは、これらのブラシはドラッグ中の筆圧やブラシ角に合わせて全てを平らにします:
Cavity内をクリックすると、クリックしたDepthより高い部分がすべて平らになります。 つまり、クリックした部分が最も高いDepthだった場合、カーソルはすでにモデルの頂上にあるので平坦化されません。
Brush >> DepthメニューにあるImbedスライダーはPlanarブラシを使用する際のストロークの深さを制御します。

Trim系ブラシ

Trimブラシは、Planarブラシがベースとなっていますが、面法線に基づくものと、画面平面に基づくもので異なる動作をします。Planarブラシがクリックしたサーフェイス上の点や定義されたPath上の制約を受けるのに比べ、Trimブラシは、デフォルトではこれらの制限はありません。これらのブラシを使用すると、フリーハンドのようにハードサーフェイスを彫刻することができます。

Polish系ブラシ

Polishブラシは、磨き上げられた金属のように表面を滑らかに、平坦に輝かせることができます。

そして、少し古いけど、ハードサーフェイスモデリングのチュートリアルを見つけた。↓

Making of The Cyborg

Making of The Cyborg

http://gwroom.com/zbrush_basicbrush/
http://gwroom.com/zbrush_hardbrush_01/


スポンサーリンク

関連記事

Python for Unity:UnityEditorでPythonを使えるパッケージ
ZBrushでアヴァン・ガメラを作ってみる 頭頂部と首周りを作り込む
HTML5・WebGLベースのグラフィックスエンジン『Goo Engine』
OpenMayaRender
ZBrushでアヴァン・ガメラを作ってみる 甲羅のバランス調整
オープンソースのネットワーク可視化ソフトウェアプラットフォーム『Cytoscape』
書籍『開田裕治 怪獣イラストテクニック』
ラクガキの立体化 背中の作り込み・手首の移植
OpenMesh:オープンソースの3Dメッシュデータライブラリ
Mixamo:人型3Dキャラクターアニメーション制作サービス
ZBrushで仮面ライダー3号を造る 仮面編 横顔のシルエットをリファレンスに合わせる
Oculus Goを購入!
Russian3DScannerのトポロジー転送ツール『WrapX』
ZBrushのお勉強
なんかすごいサイト
PureRef:リファレンス画像専用ビューア
ZBrushでゴジラ2001を作ってみる 身体のアタリを作る
マイケル・ベイの動画の感覚
アニゴジ関連情報
『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』"あのキャラクター"のメイキング
OpenMayaのPhongShaderクラス
UnityのGameObjectの向きをScriptで制御する
映画『ジュラシック・ワールド/炎の王国』のVFXブレイクダウン まとめ
映画『シン・ウルトラマン』 メイキング記事まとめ
ZBrushでアヴァン・ガメラを作ってみる 爪とトゲを追加
ZBrushで仮面ライダー3号を造る 仮面編 リファレンス画像の表示
CGWORLD CHANNEL 第21回ニコ生配信は『シン・ゴジラ』メイキングスペシャル!
リアルタイム レイトレーシングAPI『DirectX Raytracing (DXR)』
ラクガキの立体化 反省
Subsurface scatteringの動画
注文してた本が届いた
ワンダーフェスティバル2017[夏]に行ってきた
ZBrushでアヴァン・ガメラを作ってみる 壊れたデータの救出
ZBrushでUndo Historyを動画に書き出す
日立のフルパララックス立体ディスプレイ
映画『シン・仮面ライダー』 メイキング情報まとめ
Geogram:C++の3D幾何アルゴリズムライブラリ
UnityのTransformクラスについて調べてみた
After Effects全エフェクトの解説(6.5)
ワンダーフェスティバル2018[冬]に行ってきた
ZBrushCore
2012のメイキングまとめ(途中)

コメント