ZBrushでアヴァン・ガメラを作ってみる 脚のポーズ調整

脚の長さが気になって前回色々いじったけど、まだ違和感が残っている。



ZBrush 2022がリリースされたのでとりあえずインストール。
UIの設定は前のバージョンで使っていたものをエクスポートして引き継いだ。
ZBrush 2018での作業環境を整える
ZBrushでモデリングして3Dプリントフィギュアを作ってみてからそろそろ1年経つ。 この時はZBrush上で角やトゲ、指みたいな細長い部分を作る操作が分からず上手くできなかった。結局3Dプリント後に一部エポキシパテで修正を加えたのでした。...


その後さらに2022.0.1にアップデート。


スポンサーリンク


アヴァン・ガメラは資料が少ないので、脚のポーズはトトを参考にすることにした。
この可動フィギュアの商品写真がとても参考になる↓

RAH リアルアクションヒーローズ ガメラ 1/6スケール ABS&ATBC-PVC製 塗装済み可動フィギュア

前傾姿勢で踏ん張っている場合、足は膝よりも後方へ下がるんだな。

少し修正。



ポーズの違和感は減ったけど、脚の長さはまだ何となくアンバランスに感じる。脚の付け根はもう少し上にして重心を上げた方が良いのだろうか。



未だに横から見た時と正面から見た時の脚の長さの印象が違って見える。膝のしわが足りなくて長さがおかしく見えているのかな。

久しぶりに歯の並びをいじった。ここしばらくずっと身体全体のスケールでしか見てなかったので、口の中なんてほんの些細な部分のように感じる。



頭から首までのラインにずっと違和感があったので、頭の角度を少し下向きにして付け替えてみた。そのために下アゴと首のつながりはまたいったん切り離して別SubTool化した。



後頭部から首につながるラインをもっと滑らかにしたいな。

各部をいじっているうちにだんだん各SubToolの関係がズレてつながりに矛盾も出始めてきた。



首と腕のつながり部分、甲羅と腹甲のつながり部分、腹甲と脚のつながり部分をもう一度ちゃんと直さないといけないな。

作り始めてから1年半経ってだいぶダレてきたので、ここいらでモチベーションを上げるためにガシャポンHGぐらいのサイズで3Dプリントしてみようかな。(似たようなことを何度も言っている気がする)

とりあえずZBrushを開いて現状を眺めていれば、修正したい箇所が出てくる。修正してからしばらく経って再び眺めると、また修正したい箇所が出てくる。
それを繰り返し続けていれば良いのだ。


スポンサーリンク

作業の振り返り



身体を作り始めた頃に比べるとだいぶシルエットができてきた気はする。

とにかく続けて完成まで持っていくためにまとめページを作った↓
アヴァン・ガメラ
まだ作り途中… 模刻の練習として、映画「小さき勇者たち ~ガメラ~」の冒頭に登場する通称アヴァンガメラをモデリング。 「特撮のDNA」で撮影したレプリカヘッドの写真を参考に。 ZBrushでフォームの作成、ディティールの追加までを一通りやっ...


スポンサーリンク

関連記事

Deep Fluids:流体シミュレーションをディープラーニングで近似する
ZBrushで仮面ライダー3号を造る 仮面編 ZRemesher
この本読むよ
ZBrushでアヴァン・ガメラを作ってみる 歯を配置
Python for Unity:UnityEditorでPythonを使えるパッケージ
PolyPaint
プログラムによる景観の自動生成
Mixamo:人型3Dキャラクターアニメーション制作サービス
Mitsuba 3:オープンソースの研究向けレンダラ
Autodesk CompositeとAutodesk MatchMoverが無料
ZBrushで仮面ライダー3号を造る 仮面編 失敗のリカバー
ZBrushで仮面ライダー3号を造る 仮面編 ClipCurve
海洋堂 20cmシリーズ『ガメラ 1999』 爪の塗装
フィーリングに基づくタマムシの質感表現
CGレンダラ研究開発のためのフレームワーク『Lightmetrica (ライトメトリカ)』
Subsurface scatteringの動画
ZBrushでゴジラ2001を作ってみる 側頭部のボリュームを探る
海洋堂 20cmシリーズ『ガメラ 1999』 完成
S.H.MonsterArts ゴジラ(2014)
ZBrushでアヴァン・ガメラを作ってみる
ZBrushでアヴァン・ガメラを作ってみる 壊れたデータの救出
書籍『GODZILLA GRAPHIC COLLECTION ゴジラ造型写真集』が出るぞ
リメイク版ロボコップスーツのメイキング
ガメラ生誕50周年
MeshroomでPhotogrammetry
ZBrush4新機能ハイライト 3DCG CAMP 2010
ZBrush 2018での作業環境を整える
ZBrushの作業環境を見直す
『特撮のDNA 平成ガメラ3部作』を見てきた
平成ガメラ
ワンダーフェスティバル2016[冬]に行ってきた
Stanford Bunny
GoB:ZBrushとBlenderを連携させるアドオン
Texturing & Modeling A Procedural ApproachをGoo...
映画『GODZILLA x KONG : THE NEW EMPIRE』の予告編が公開された!
フルCGのウルトラマン!?
池袋パルコで3Dのバーチャルフィッティング『ウェアラブル クロージング バイ アーバンリサーチ』
第20回 文化庁メディア芸術祭『3DCG表現と特撮の時代』
SIGGRAPH 2020はオンライン開催
ZBrushでアヴァン・ガメラを作ってみる 口のバランス調整
MRenderUtil::raytrace
『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』"あのキャラクター"のメイキング

コメント