ZBrushのバージョン2021.6から、マスキング操作でMeshを生成できるMesh from Maskという機能が追加された。
現時点では5種類ブラシが搭載されている。
https://mononoco.com/creative-design/zbrush/mesh-from-mask
その内の1つ、Mesh Balloonブラシを使って概形を作ってみよう。
オイラは最初の概形を作る操作が下手で、作り込みに進むまでに時間がかかってしまうのです。
去年から作り始めてまだ途中のアヴァン・ガメラも、最初の形出しに結構時間がかかっていた↓

とりあえず最新版の2021.6.6にアップデートした。
模刻はアヴァン・ガメラでやっているので、今回は大雑把な作業がしたい。
世間の流行からやや周回遅れだけど、オリジナルのアマビエを作ってみよう。ある程度方向性は掴みやすいし、自由に想像を膨らませられるモチーフだと思う。
鳥のようなクチバシ、ひし形の目、三本の脚、海から現れる、程度の情報から想像を膨らませて途中まで作ってみた↓

目のようなくぼみはウルトラマンに登場するザラブ星人の目を参考にした。
脚は2本を翼のようにして、1本は尻尾のように処理しようかと。なんだか、水中モードモスラや、イリスっぽい雰囲気に。昆虫っぽい外骨格感。
作業の履歴を2分間の動画にしてみた↓
DynaMeshの解像度はまだ64のまま作業している。

2本の脚の付け根がちょっと前過ぎるかな。脚の付け根を後ろへずらすと、胴体が間延びしちゃう気もする。

正面からのシルエットが何となく戦闘機っぽくなるようにしたいかも。

頭と胴体が別れ過ぎているから、首にもっとエラっぽい形状を追加してみよう。髪の毛はCurve Tubeブラシを使って見ようかな。
制作記事まとめページ↓

関連記事
iPhone欲しいなぁ
Rerun:マルチモーダルデータの可視化アプリとSDK
ZBrushでカスタムUIを設定する
ちょっと凝り過ぎなWebキャンペーン:全日本バーベイタム選手...
『パシフィック・リム: アップライジング』のVFXブレイクダ...
ZBrushでアヴァン・ガメラを作ってみる 腕の作り込み
ZBrushで仮面ライダー3号を造る 仮面編 失敗のリカバー
ZBrushでアヴァン・ガメラを作ってみる 脚のポーズ調整
ZBrushでアヴァン・ガメラを作ってみる 口のバランス調整
『ゴジラ キング・オブ・モンスターズ』のVFXブレイクダウン
ZBrushのハードサーフェイス用ブラシ
BlenderProc:Blenderで機械学習用の画像デー...
CLO:服飾デザインツール
ZBrushでアヴァン・ガメラを作ってみる 甲羅の修正・脚の...
WebGL開発に関する情報が充実してきている
デザインのリファイン再び
ZBrushCoreのTransposeとGizmo 3D
ZBrushでアヴァン・ガメラを作ってみる 口内の微調整・身...
3Dスキャンに基づくプロシージャルフェイシャルアニメーション
Structure from Motion (多視点画像から...
SIGGRAPH 2020はオンライン開催
ポリゴンジオメトリ処理ライブラリ『pmp-library (...
BlenderのPython環境にPyTorchをインストー...
ラクガキの立体化 進捗
Paul Debevec
映画『ゴジラ-1.0』 メイキング情報まとめ
Mitsuba 3:オープンソースの研究向けレンダラ
リアルタイム レイトレーシングAPI『DirectX Ray...
SIGGRAPH ASIAのマスコット
Transformers ”Reference & Buli...
昔Mayaでモデリングしたモデルをリファインしてみようか
ZBrushで仮面ライダー3号を造る 仮面編 PolyGro...
ZBrushCore
Geogram:C++の3D幾何アルゴリズムライブラリ
Vancouver Film Schoolのデモリール
ZBrush 2018での作業環境を整える
OpenMesh:オープンソースの3Dメッシュデータライブラ...
SIGGRAPH Asia
GAN (Generative Adversarial Ne...
Faceshiftで表情をキャプチャしてBlender上でM...
ZBrushでゴジラ2001を作ってみる 身体のバランスを探...
Houdiniのライセンスの種類
コメント