ジュラシック・パークの続編『ジュラシック・ワールド』

昨日のエントリでLegendary picturesのページを見たら、ジュラシック・パークの4作目「ジュラシック・ワールド」の制作もLegendary picturesらしい。

もう予告編が公開されている。



1作目の公開はもう20年以上前だけど、リメイクじゃなくて、パークがオープンしてからの話らしい。
今さら人気作の続編かよ、とか思いつつ、予告編を見るとやっぱりワクワクしてしまう。



そういえば、スタン・ウィンストンはもう亡くなってしまった。スタン・ウィンストンがデザインしたT-REXが好きで、3Dで模写したことがあった。まだZBrushを持ってなかった頃に、Mayaで作った。
rp_20100218185608.jpg

当時、DVDをコマ送りで観たり、

ジュラシック・パーク アルティメット・トリロジー  [Blu-ray]

この本を参考にして形状をトレースした。

The Winston Effect: The Art & History of Stan Winston Studio

これまでのジュラシック・パーク3作を見返すと、CGの進化の歴史を見て取れる。アニマトロニクスとCGの表現力のパワーバランスが、作品を追うごとに逆転していくのだ。
1作目では、アニマトロニクスの恐竜がクローズアップを中心に効果的に使われ、CGの恐竜はダイナミックな引きの画中心だった。映画全体でCGが登場するのはたったの7分だったとか。



2作目ではCGの恐竜の表現力が増し、アニマトロニクスと良いバランスだったと思う。



3作目では、CGの恐竜に筋肉のシミュレーションが加わり、動きのディティールが増し、生物感が格段に向上した。逆に言うと、動きの面ではアニマトロニクスの造り物感が目立つようになってきた。



最新作だと、アニマトロニクスはほとんど使われないんだろうな。
そして、レンダリング技術ってのは、大体20年くらい経つとリアルタイムになるもんだね。今なら1作目のクオリティがARでできそうな気がしてくる。

今頃知ったけど、2012年に3D版が制作されたらしい。(日本未公開)


関連記事

布のモデリング

立体視を試してみた

積みキット進捗

海洋堂 20cmシリーズ『デスゴジ』 クリアーオレンジVer. 電飾の計画

海洋堂 20cmシリーズ『キンゴジ』 表面処理

書籍『ゴジラの工房 若狭新一造形写真集』

『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』のVFXブレイクダウン

ZBrushでアヴァン・ガメラを作ってみる 壊れたデータの救出

2016年 観に行った映画振り返り

中学3年生が制作した短編映像作品『2045』

映画『ゴジラ-1.0』 メイキング情報まとめ

映画『この世界の片隅に』を観た

海洋堂 20cmシリーズ『84ゴジラ』 パーツの洗浄・煮沸・下半身にレジン充填

メカコレクション ウルトラホーク1号 メタリック塗装

Alice Vision:オープンソースのPhotogrammetryフレームワーク

Transformers ”Reference & Bulid” Siggraph 2007

酒井ゆうじ造型工房 20cm ゴジラ 2000ミレニアムの爪の塗装

ZBrushで仮面ライダー3号を造る 仮面編 ZRemesher

Raytracing Wiki

この本読むよ

2022年 観に行った映画振り返り

酒井ゆうじ造型工房『23cm シン・ゴジラ』 欠けた牙の修復・口内の塗装

Zウィングマグナム

CGレンダラ研究開発のためのフレームワーク『Lightmetrica (ライトメトリカ)』

Deep Fluids:流体シミュレーションをディープラーニングで近似する

Amazonオリジナルドラマ『誰かが、見ている』を観た

書籍『天才を殺す凡人』読了

4Kニューマスター版『バック・トゥ・ザ・フューチャー』を観た

TOHO MONSTERS KIT メカゴジラ (1993) 電飾の検討

ゴジラ2000 ミレニアム ひな形のレプリカが発売されるぞ!

続・ゴジラ2000ミレニアムの塗装

大河原邦男オリジナルデザイン『iXine(イグザイン)』

大人用変身ベルト『仮面ライダーディケイド ディケイドライバー』

海洋堂 20cmシリーズ『デスゴジ』 クリアーオレンジVer. 仕切り直し

ファインモールド 1/144 ミレニアム・ファルコン コックピットの塗装

BlenderのRigifyでリギング

2015年の振り返り

GMKゴジラの口接着

自分のスキルセット

参考書

CreativeCOW.net

ZBrushで基本となるブラシ

コメント