オイラは左利きなんだけど、普段PCのマウスは右手で使っている。
ただ、ペンタブレットでは左手でペンを持つので、ペンタブレットを使った諸々の操作では、自分が左利きであるということが多少ハンデかなぁと思っていた。
オイラはちょっと古い型のintuos Pro S(PTH-451)を使っている。

intuos5ぐらいから、利き手に合わせてタブレットを置く向きを変えてファンクションキーの位置を右手側に持ってこれるようにはなったけど、もともとのキーボードに割り当てられているショートカットはやはり左利きにはやりづらいのであった。
ゆうさんがTwitterにアップしていたZBrushのショートカット集
ZBrushの作業環境については、これまでもカスタムUIを設定したりもしてたけど。

自分が左利きであることに合わせてZBrushの作業環境を改善すべく、冬のワンフェスで知ったワコムのExpressKey Remoteを早速導入することにした。


液晶タブレットを使っているわけではないので、ワコム純正のデバイスである必然は無いのですが、「そこそこのお金を使ってしまった」という痛みが大事だと思うんです。
http://101.wacom.com/UserHelp/ja/TOC/EKR-100.html
自分を甘やかすように作業のハードルをどんどん下げて、できる限り学習勾配をなだらかにしていきます(笑)
上手い方向に自分を甘やかせば、少ないストレスでスキルアップできると思うんだ。
さて、じゃあどのショートカットをExpressKey Remoteに割り当てようか。Ctl、Alt、Shiftはすでにintuos Proのファンクションキーで対応できるので、それ以外のキーで使用頻度が高いもの。
ZBrushの公式ドキュメントにショートカットのチートシートなるものもあるけど、結局分かりづらい…
http://docs.pixologic.com/user-guide/keyboard-shortcuts/
ここは有志によるまとめの方が参考になる。
のぶほっぷ:福井信明さんがTwitterにアップしていたZBrushCoreのよく使うキー操作
割り当てるショートカット
とりあえず以下10個のショートカットを割り当てることにした。
- Open Project(プロジェクトの保存):「Ctrl」キー +「O」キー
- Save Project(プロジェクトの保存):「Ctrl」キー +「S」キー
- Undo:Ctrlキー +「Z」キー
- Redo:Ctrlキー +「Shift」キー +「Z」キー
- Show QuickMenu(クイックメニューの表示):「Space」キー
- Draw Size(ブラシのサイズ)設定:「S」キー
- Focal Shift(ブラシ強度の減衰)設定:「O」キー
- RGB Intensity(RGBの強度)設定:「I」キー
- Z Intensity(Zadd / Zsubの強度)設定:「U」キー
- Fit Mesh to view(Mesh表示を画面にフィットさせる):「F」キー
操作の頻度とかも考慮して、こんな感じの割り当てにしてみた。

一目でわかるようにラベルシールを貼っても良いな。
さて、これで作業効率は上がるのか。
関連記事
MPC社によるゴジラ(2014)のVFXブレイクダウン
Transformers ”Reference & Buli...
ZBrushでアヴァン・ガメラを作ってみる 頭頂部と首周りを...
ZBrushでアヴァン・ガメラを作ってみる 歯を配置
JavaによるCGプログラミング入門サイト (日本語)
フォトンの放射から格納までを可視化した動画
CycleGAN:ドメイン関係を学習した画像変換
After Effects全エフェクトの解説(6.5)
粘土をこねるようなスカルプトモデリング
ZBrushでアヴァン・ガメラを作ってみる 頭頂部の作り込み...
ちょっと凝り過ぎなWebキャンペーン:全日本バーベイタム選手...
ワンダーフェスティバル2020[冬]に行ってきた
Autodesk CompositeとAutodesk Ma...
ZBrushで基本となるブラシ
ヘッドマウントディスプレイとビジュアリゼーションの未来
BlenderのGeometry Nodeで遊ぶ
PS4用ソフト『Marvel's Spider-Man』
物理ベースレンダリングのためのマテリアル設定チートシート
Autodesk Mementoでゴジラを3次元復元する
SIGGRAPH ASIAのマスコット
布地のシワの法則性
ZScript
Kubric:機械学習用アノテーション付き動画生成パイプライ...
Shader.jp:リアルタイム3DCG技術をあつかうサイト
Unityで360度ステレオVR動画を作る
ZBrush 2018での作業環境を整える
「ベンジャミン·バトン数奇な人生」でどうやってCGの顔を作っ...
VCG Library:C++のポリゴン操作ライブラリ
ポリ男からMetaHumanを作る
mentalrayのSubsurface Scatterin...
Mayaのポリゴン分割ツールの進化
ワンダーフェスティバル2019[冬]に行ってきた
日立のフルパララックス立体ディスプレイ
FreeMoCap Project:オープンソースのマーカー...
ZBrushでアヴァン・ガメラを作ってみる 脚のポーズ調整
ZBrushでゴジラ2001を作ってみる 頭の概形作り
DensePose:画像中の人物表面のUV座標を推定する
UnityのGlobal Illumination
Mixamo:人型3Dキャラクターアニメーション制作サービス
CreativeCOW.net
ZBrushのZScript入門
OpenMayaRender




コメント