前回記事↓
ビリケン商会 メカゴジラⅡ 表面処理前回記事です↓ソフビキットはその性質上、分割されたパーツをはめ込む間着部分をあえて接着しないでおけば、それを生かして関節部分の可動ギミックを残すことができる。特に、今回のキットはロボットなので、関節部分に分割線が残ってもそれをモールドとして...
表面処理をほどほどに済ませ、いよいよ眼をクリアーパーツ化するための作業に入るよ。
クリアーパーツ化と言ってもそんなに複雑なことをするつもりは無くて、単純にキットの眼の部分の型を取って、透明樹脂に置き換えるのです。
最近では、手作りアクセサリーの材料として女性にも需要があるようで、扱いやすい透明樹脂が簡単に入手できるようです。この辺りは、時代と共に材料がどんどん進化していますね。
今回オイラが選んだのはタミヤの透明 エポキシ樹脂。一応無難に模型用のものにしておいた。透明度が高くて変色もしにくいと謳っているので期待。
とはいえ、まずは型取りの方が重要です。
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透明樹脂に置き換えたいのは眼の部分だけなので、型取りもできればお手軽に済ませたい。
お手軽ツールがないかちょっと調べてみところ、型取りくんという、お湯で温めるだけで柔らかくなって、冷えるとゴム状に固まる便利グッズを発見。↓
冷えて固まった後も、また90度のお湯で温めれば再利用できる。どうやらこの商品、模型専用というわけでもなく、車やバイクの補修用みたいだけど、とりあえずこれで試してみることにする。
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型取りくんで眼の型を取る
1パッケージに3つ入ってました。↓
沸騰させたお湯に型取りくんを入れ、3分ほど待つ。オイラはとりあえずお鍋でやりました。こいつ、水に浮くぞ。↓
良く考えたら3つ全部温める必要は無かったような気もするけど、やってしまったものはしょうがない。
良い感じに柔らかくなったらお湯から取り出し、水気を拭く。↓
型取りの対象はメカゴジラⅡの頭のパーツ。幸い、もともと気泡が無かったので特に表面処理の必要が無かった。↓
これに柔らかくなった型取りくんを押し付け、隙間無く形を写し取れるように万遍なく密着させる。↓
型取りくんが冷めて固まったら取り外す。型取りくんは特に離形処理をしていなくてもきれいに外れる。
見たところちゃんと形を写し取れている様子。↓
と、ここでふと気が付いた。この型にどうやって樹脂を流し込めば良いんだろう。
メカゴジラⅡは造形的に、顔の中で眼が最も奥に引っ込んでいる部分だから、そのまま型を取ると形が反転して、眼の部分が最も凸な型が出来上がる。凸な部分に樹脂を流し込んでも溜まってくれないじゃないか。物理的な問題で、樹脂を流し込んで固めるには、凹な型にしないといけない。
ということで、今回の型取りは失敗だ。。。
もっと単純な凸になっているパーツの型取りだったら型取りくんで余裕だったんだろうけど、今回は対象が悪かったな。やっぱりちゃんと枠で囲って粘土に埋め込んでシリコーンゴムで型取りするか。
このリベンジは次回。
このキットの制作記事まとめページを作りました↓
ビリケン商会 メカゴジラⅡ ソフトビニールキット
まだ組み立て途中…ハマハヤオ氏原型のビリケン商会のソフビキット。映画「メカゴジラの逆襲」に登場するメカゴジラⅡを再現したキットで、下顎には開閉の可動ギミック用のアレンジが施されている。また、手の指(ミサイル)だけはメタルパーツ製。
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