昨日のエントリでLegendary picturesのページを見たら、ジュラシック・パークの4作目「ジュラシック・ワールド」の制作もLegendary picturesらしい。
もう予告編が公開されている。
1作目の公開はもう20年以上前だけど、リメイクじゃなくて、パークがオープンしてからの話らしい。
今さら人気作の続編かよ、とか思いつつ、予告編を見るとやっぱりワクワクしてしまう。
そういえば、スタン・ウィンストンはもう亡くなってしまった。スタン・ウィンストンがデザインしたT-REXが好きで、3Dで模写したことがあった。まだZBrushを持ってなかった頃に、Mayaで作った。

当時、DVDをコマ送りで観たり、
![ジュラシック・パーク アルティメット・トリロジー [Blu-ray]](http://ecx.images-amazon.com/images/I/51KvAHpLHoL.jpg)
この本を参考にして形状をトレースした。

これまでのジュラシック・パーク3作を見返すと、CGの進化の歴史を見て取れる。アニマトロニクスとCGの表現力のパワーバランスが、作品を追うごとに逆転していくのだ。
1作目では、アニマトロニクスの恐竜がクローズアップを中心に効果的に使われ、CGの恐竜はダイナミックな引きの画中心だった。映画全体でCGが登場するのはたったの7分だったとか。
2作目ではCGの恐竜の表現力が増し、アニマトロニクスと良いバランスだったと思う。
3作目では、CGの恐竜に筋肉のシミュレーションが加わり、動きのディティールが増し、生物感が格段に向上した。逆に言うと、動きの面ではアニマトロニクスの造り物感が目立つようになってきた。
最新作だと、アニマトロニクスはほとんど使われないんだろうな。
そして、レンダリング技術ってのは、大体20年くらい経つとリアルタイムになるもんだね。今なら1作目のクオリティがARでできそうな気がしてくる。
今頃知ったけど、2012年に3D版が制作されたらしい。(日本未公開)
関連記事
Maya には3 種類のシェーダSDKがある?
シン・ゴジラ第四形態の造形
海洋堂 20cmシリーズ『モスゴジ』 全身のグラデーション塗...
Mixamo:人型3Dキャラクターアニメーション制作サービス
重いコンテンツとゆるいコンテンツ
Artty Station:模型作業用のモジュール式収納シス...
Rerun:マルチモーダルデータの可視化アプリとSDK
ZBrushでアヴァン・ガメラを作ってみる 頭頂部の作り込み...
バンダイ HGCC 1/144 ターンエーガンダム 完成
海洋堂 20cmシリーズ『モスゴジ』 全身のグラデーション塗...
バンダイスピリッツ EG 1/144 RX-78-2 ガンダ...
ラクガキの立体化
機動警察パトレイバー2 the Movie 4DXを観てきた
CGのためのディープラーニング
ZBrushでアヴァン・ガメラを作ってみる 口のバランス調整
2021年4月 振り返り
ゴジラの口の色
メカコレクション ウルトラホーク1号 完成!
映画『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』をMX4Dで...
ビリケン商会 30cm メカゴジラⅡ ソフビキットを組み立て...
リメイクコンテンツにお金を払う歳になった
マジョーラ
海洋堂 20cmシリーズ『ガメラ 1995』口内の塗装
GODZILLA(2014)のBlu-Rayは2015年2月...
ふなっしーのプラモデル
海洋堂 20cmシリーズ『ガメラ 1995』 レタッチと仕上...
バンダイ HGCC 1/144 ターンエーガンダム 表面処理...
ワンダーフェスティバル2018[夏]に行ってきた
映画『破裏拳ポリマー』を観た
Physically Based Rendering
2015年の振り返り
酒井ゆうじ造型工房 23cm シン・ゴジラ レジンキットが届...
アニメーション映画『GODZILLA』
映画『ウルトラマンアーク THE MOVIE 超次元大決戦!...
海洋堂 20cmシリーズ『ガメラ 1999』 眼の塗装
一番くじのシン・ゴジラ ソフビフィギュア
ビリケン商会 メカゴジラⅡ 表面処理
PyTorch3D:3Dコンピュータービジョンライブラリ
DeAGOSTINI『週刊 ゴジラをつくる』創刊
オープンソースのネットワーク可視化ソフトウェアプラットフォー...
書籍『ジョージ・ルーカスのSFX工房』
酒井ゆうじ造型工房『23cm シン・ゴジラ』 ベース塗装


コメント