Unityの新しいGUI作成システム『uGUI』

Unityって3Dのグラフィックスは手軽に作れるけど、意外とメニューやボタンといったGUIまわりの作成はあまり充実してなかった。
複雑なGUI作成には外部アセットの「NGUI」を使うのが一般的だった。

そしてついにUnityの次期バージョン、Unity 4.6から新しいGUI作成システム「uGUI」が搭載される。uGUIについては5月に開催されたUniteのセッションで一足先に紹介されていたらしい。


スポンサーリンク

さらにその後、紹介ビデオが公開された。

Unity 4.6 – New UI System overview

uGUIでは新たに「キャンバス」という単位でUIを描画するらしい。キャンバスにはGUIをワールド座標上で表示する「world space」と、スクリーン空間に表示する「Screen Space」があり、切り替えて使用できる。画面サイズが変われば、キャンバスのサイズもリサイズされ、効率化を図るための機能も満載。

画像やテキストなどの配置は「RectTransform」という概念で整理され、画像サイズ・回転・幅・アンカー・ピポットの位置などで座標を指定できる。アンカーはUIの中心点を左上や右下に指定できる。ストレッチ系を指定すると、アンカーの位置を規準に、UIを引き延ばすこともでき、画面全体の比率がかわっても、自動スケーリングや自動リサイズが可能となる。


スポンサーリンク

ボタンをクリックすると色が変わったり、形が変形したりといった、イベント制御機能も強化され、マウスやボタンをクリックしたり、タッチしたりといったタイミングで、登録したオブジェクトに特定のイベントを発信したり、値の変更が可能。特定エリアをマスクする機能もある。遷移図でUIの挙動を管理することもできるようになる。
現状、uGUIのネックは「Tween」に相当する機能が存在しないこと。GUIでアニメーションを活用するには、MecanimBehaviourなどの機能を組み合わせる必要がある。

【GTMF 2014】Unityに待望のメインGUIツールが登場!「uGUI」の革新性とは?

ついでに最近のニュースとして、UnityスクリプトをVisual Studioで開発できるプラグイン「Unity VS」をMicrosoftが買収したので、まもなく無償で利用可能になるらしい。Visual StudioのプラグインはProバージョン以上(Express以外)じゃないと使えないかもだけど。

Microsoft acquires SyntaxTree, creator of UnityVS plugin for Visual Studio
MicrosoftがSyntaxTreeを買収してUnity用プラグインUnityVSをVisual Studioに統合


スポンサーリンク

関連記事

UnityのTransformクラスについて調べてみた
Konashiを買った
PythonでMayaのShapeノードプラグインを作る
書籍『ゼロから作るDeep Learning』で自分なりに学ぶ
レンダラ制作はOpenGL とか DirectX を使わなくてもできるんだぜ
『スター・ウォーズ フォースの覚醒』のVFXブレイクダウン まとめ
ZBrushで仮面ライダー3号を造る 仮面編 Clay Polish
Mayaでリアルな布の質感を作るチュートリアル
中学3年生が制作した短編映像作品『2045』
Kinect for Windows V2のプレオーダー開始
Unreal Engineの薄い本
iOSデバイスのためのフィジカル・コンピューティングツールキット『konashi(こなし)』
Raspberry PiでIoTごっこ
ポリゴン用各種イテレータと関数セット
ゴジラ(2014)のディティール制作の舞台裏
『シン・ゴジラ』のコンセプトアニメーションのメイキング動画が公開された
UnityからROSを利用できる『ROS#』
布のモデリング
物理ベースレンダリングのためのマテリアル設定チートシート
シン・ゴジラのファンアート
法線マップを用意してCanvas上でShadingするサンプル
組み込み向けのWindows OS 『Windows Embedded』
タダでRenderManを体験する方法
IronPythonを使ってUnity上でPythonのコードを実行する
AnacondaとTensorFlowをインストールしてVisual Studio 2015で使う
ZBrushでアヴァン・ガメラを作ってみる 下アゴと頭部を作り込む
Paul Debevec
WebGL開発に関する情報が充実してきている
3D映画のポストプロダクション 2D-3D変換
プログラムによる景観の自動生成
『PIXARのひみつ展』に行ってきた
画像中の人物表面のUV座標を推定する『DensePose』
UnityのGameObjectの向きをScriptで制御する
fSpy:1枚の写真からカメラパラメーターを割り出すツール
Maya LTでFBIK(Full Body IK)
ZBrushで仮面ライダー3号を造る ベース編
ZBrushのTranspose Masterでポーズを付ける
Houdiniのライセンスの種類
OpenMayaRender
Unityで画面タッチ・ジェスチャ入力を扱う無料Asset『TouchScript』
3Dディープラーニング用のPyTorchライブラリ『Kaolin』
Python for Unity:UnityEditorでPythonを使えるパッケージ

コメント