viser:Pythonで使える3D可視化ライブラリ

viserはPythonで使える可視化ライブラリ。Apache 2ライセンス。

viser



viserは、Pythonでインタラクティブな3D視覚化を行うためのライブラリです。

このライブラリの特徴は以下の通りです。

  • 3Dのプリミティブを可視化するためのAPI
  • GUI 構成要素:ボタン、チェックボックス、テキスト入力、スライダーなど
  • シーンインタラクションツール (クリック、選択、トランスフォームギズモ)
  • プログラムによるカメラ制御とレンダリング
  • SSH経由で簡単に使用できる完全Webベースのクライアント

使用方法とAPIリファレンスについてはドキュメントをご覧ください。

viserPangolin, rviz, meshcat, Gradioなどにインスパイアされたツールとのことで、3Dビジョンやロボティクス系のアプリケーションを想定した可視化ライブラリ。



visernerfstudio-projectのGitHubリポジトリで管理されており、nerfstudioのビューアもviserを使って作られているようだ。



2025年8月 追記:バージョン1.0.0になったそうです。



CG分野ではデータ作成の時点で3Dビューを必要とするのに対して、コンピュータービジョン分野は撮影ベースなので、撮影したデータのプレビュー・編集時に初めて3Dビューが必要となる点で目的が異なる。
個人的には「DCCツールに統合した方が便利では?」なんて思うけど、リッチなツールだとユーザーの学習コストが高くなっちゃうか。

Record3Dで取得したデータをnerfstudioで使うチュートリアルがあるけど、



同様に(?)Record3Dのデータをviserで可視化するサンプルコードがある↓
https://viser.studio/latest/examples/07_record3d_visualizer/

viserとは関係ないけど、Record3DからのRGBDストリームを受け取るコードもGitHubで公開されてるのね↓
https://github.com/marek-simonik/record3d

関連記事

プロシージャル手法に特化した本が出てるみたい(まだ買わないけ...

ZBrushでアヴァン・ガメラを作ってみる 爪とトゲを追加

AR (Augmented Reality)とDR (Dim...

映画から想像するVR・AR時代のGUIデザイン

WordPressのサーバ引っ越し方法を考える

Iterator

フィーリングに基づくタマムシの質感表現

Deep Learningとその他の機械学習手法の性能比較

Active Appearance Models(AAM)

ZBrushでアヴァン・ガメラを作ってみる おでこ(?)のバ...

第20回 文化庁メディア芸術祭『3DCG表現と特撮の時代』

Raspberry Pi 2を買いました

RSSフィードを読込んで表示するWordpressプラグイン...

ジュラシック・パークの続編『ジュラシック・ワールド』

Human Generator:Blenderの人体生成アド...

コンピュータビジョンの技術マップ

Windows10でPyTorchをインストールしてVSCo...

Live CV:インタラクティブにComputer Visi...

Mitsuba 2:オープンソースの物理ベースレンダラ

トランスフォーマーロストエイジのメイキング

ZBrushでリメッシュとディティールの転送

物理ベースレンダリングのためのマテリアル設定チートシート

海外ドラマのChromaKey

Unity MonoBehaviourクラスのオーバーライド...

ZBrush用トポロジー転送プラグイン『ZWrap Plug...

ブログのデザイン変えました

MPC社によるゴジラ(2014)のVFXブレイクダウン

Multi-View Environment:複数画像から3...

Dlib:C++の機械学習ライブラリ

ManimML:機械学習の概念を視覚的に説明するためのライブ...

Managing Software Requirements...

世界一下品なクマと世界一紳士なクマ

PureRef:リファレンス画像専用ビューア

オープンソースの取引プラットフォーム

UnityのAR FoundationでARKit 3

Paul Debevec

PyTorch3D:3Dコンピュータービジョンライブラリ

ROMOハッカソンに行ってきた

Cartographer:オープンソースのSLAMライブラリ

ZBrushでアヴァン・ガメラを作ってみる

DensePose:画像中の人物表面のUV座標を推定する

OpenCV バージョン4がリリースされた!

コメント