海洋堂 20cmシリーズ『デスゴジ』 クリアーオレンジVer. 電飾のための工作 その4

前回までで透明なインナーパーツを作成し、胸にLEDを仕込んで点灯させるまでやってみたんだけど。



せっかく透明インナーパーツを作った割に、LEDの固定が結局グルーガン頼りだったのと、光がかなり暗かったこともあり、やっぱり透明インナーパーツから作り直すことにしました(笑)

透明粘土で作ったインナーパーツの問題は、軟質素材だったこと。
海洋堂 20cmシリーズ『デスゴジ』 クリアーオレンジVer. 電飾のための工作 その3
前回は、胴体内部に透明なインナーパーツを作ろうとしてあえなく失敗したのでした。 前回の反省 ちょっと反省する。 前回使った透明素材「すけるくん」は、溶剤が揮発することで硬化するタイプの材料だった。(すけるくんの場合は水が溶剤みたいなもの) ...


軟質素材なのでソフビから取り外すのは楽なんだけど、柔らか過ぎてLEDを仕込むための穴開けや切削ができなかったのです。
なのでグルーガンで間接的にLEDを固定する羽目になり、LEDをソフビ表面近くに配置できなくなって輝度が下がってしまった。

ということで、さんざん遠回りしたけど、結局いつも使っている透明エポキシ樹脂を使うことにしました。

タミヤ メイクアップ材シリーズ No.136 透明 エポキシ樹脂 (150g) 87136

透明エポキシ樹脂は何度も使っているので、硬さや透明度の高さも知っている。


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作り方は割と乱暴で、ソフビパーツに透明エポキシ樹脂を流し込んで固めるだけ。
シリコーンゴムで型取りするような要領で、油粘土でソフビパーツを固定し、そこに透明エポキシ樹脂を流し込んだ。念のため、ソフビパーツ側には離型剤を吹いておいた。



硬化したら取り出して様子を見る。さすがの透明度だ。



透明粘土で作ったものと透明エポキシ樹脂を並べてみると、透明度の違いが歴然。(サイズが違うのは、透明エポキシ樹脂の方はまだ側面を作っていないから)



とりあえず胸と下半身を切断して分割。



これを再びソフビパーツにはめ込み、側面も作る。



今度は側面が下になるように粘土で固定し、透明エポキシ樹脂を流し込む。



写真撮り忘れたけど、片側が硬化したら反対の側面も同様に透明エポキシ樹脂を流し込みました。



そして左右側面も出来上がったのがこちら。良い感じじゃないでしょうか。



くっ付いちゃったので再び上下に分割。これで胴体のインナーパーツは完成。



同じ要領で上腕や太もものインナーパーツも作っていこう。

このキットの制作記事まとめページを作りました↓
海洋堂 20cmシリーズ『デスゴジ』 クリアーオレンジVer.
まだ組み立て途中… 酒井ゆうじ氏原型で1995年に海洋堂から発売された20cmサイズの「デスゴジ」ソフビキットの再販版 Sci-Fi MONSTER soft vinyl model kit collection ゴジラ1995 の、さらに...


追記:同じキット(発売当時のオリジナル)で電飾工作している方のブログ記事を見つけた↓
https://blog.goo.ne.jp/godz2017/e/1adac19583b90a8cdbc97d25a073fee1

また、レジン版の方で電飾工作されている方のツイート↓



追記:オイラが組んでいるのと全く同じキットで電飾されてる方もいる↓


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