2023年12月 振り返り

もう年末。



1年の振り返りの前に12月の振り返り。

ビッグモーター、ジャニーズ事務所に続いて、また新たに企業の不祥事が発覚。今度はダイハツとSBI証券。社員の待遇面ではなく、消費者に嘘をつくタイプの企業は「ブラック企業」とはまた別のカテゴリーだろうか。

オイラが企業の不祥事のニュースにやたら注目してしまうのは、会社員として他人事に思えないからだ。組織全体が不正を前提に動いていたら、社員1人の倫理観なんてまるで役に立たないだろう。
ヤバイ企業の見分け方を会得しておきたい。短期間で急成長していたり、その業態の利益率に反してやたら広告が多かったり。あるいは、成長はしていないけど世間の景気に反して業績が不自然に安定していたり?
客観性がなく、事実の認識を拒むようなマネジメントが常態化した組織は自浄作用が働かない。

SBI証券は普段から利用していたので、今後どうなるのか消費者としても心配。


スポンサーリンク

活動

やろうと思ったことをすぐに実行できない。気持ちと行動のタイムラグは年々開いていて、行動前に熱も冷めやすくなった。
時間で拘束される労働がとても邪魔に感じる。好奇心に蓋をして、自分の人生を吸い取られている気分。職場で仕切ってる人達が計画性の無い人達だと、すぐに仕事が溢れてプライベートを圧迫する。それに備えてプライベートに隙間を用意してしまう。

制作の動機

何も制作できないでウジウジしていてなんとなく気づいたが、オイラが何か作る動機は、自分の考えを可視化したいからだろう。
作る作業そのものが好きなわけじゃなく、考えてる時間が好きだ。言葉で思考を整理できるようになったのはごく最近のことで、それ以前は何か作ることで思考を整理していた。
オイラは作るのが好きなのではなく、作るのを通じて考えるのが好きなのだと、仕事で何か作らされる度に感じるようになった。「考え」を伴わないアウトプットはむしろ苦痛に感じる。

反省が好きな性格

自分の行動力の無さを嘆くことが多かったが、それは性格上、何事にも思考(反省)を伴うからだ。

量を稼ぐパイプライン処理

単純に行動量を増やそうとするなら、結果を待たずに先々の予定を沢山詰め込むのが近道だ。アウトプットが途切れないパイプライン処理を構築するようなこと。
だが、それでは結果を受け止めて反省する機会が減って、行動の改善までのタイムラグも大きくなる。行動やアウトプットの多い人は、あまり振り返らない・反省しないという面もあるのだ。
「実績を多く積む」を目標とした場合、途切れることなく予定を詰め込むパイプラインは効果的だが、その間の質はあまり上がらない。経験が長く数も多くこなしているはずの人が意外と同じ失敗を繰り返すのはこのためだろう。反省と改善がサイクルに組み込まれていない。

社会人がPDCAサイクルという言葉をよく使う割に大して改善されないのは、多くの仕事のプロセスはパイプライン化されており、結果を待たずに次の仕込みをし続けるしかないからだ。この構造的な問題に無自覚な人は多そうだ。

飽きの解消と量・質の両立

目標に掲げていた「経験を増やす」は、より正確には「行動範囲を変えたい」という願望だとようやく気づいた。何となく行動範囲を変えたい欲求と、アウトプットの量と質を上げたい欲求がある。
行動範囲を変えたい欲求はおそらく「飽き」の感情からくるものだが、一方でアウトプットの質と量は「継続」による習熟が必要だ。「飽き」をどこで解消し、どうやって「継続」を維持するか。

行動をインプットとアウトプットに分けて考えると、インプットはコロコロ変えつつ、アウトプット形態は固定するのがコツかもしれない。
アウトプット形態を固定してルーチン化した方が質は上がる。ルーチンというか、習慣とかサイクルみたいなもの。アウトプットとフィードバックのサイクルを何度も回せば習熟する。
ブログの振り返り記事はアウトプット形態を固定して対象期間も明確に区切っているから時間も確保しやすい。
オイラはアウトプット形態からの逆算で行動に落とし込む方が得意なのかもしれない。逆に言うと、逆算思考でないといつまでもこだわりに引っ張られてしまうのだろう。

実際には、初めてのアウトプット形態には新たなインプットが伴うのも分かってはいるのだが。と、屁理屈をこねくり回して結局アウトプットは無い。。。


スポンサーリンク

生活

在宅ワークを続けてもう4年近く経ち、だんだん仕事よりも自分の生活の都合を優先するようになってきた。
午前中は省エネでダラダラ過ごすのが定着してしまった。夜に映画館やジムへ行くようになって、生活リズムが半日ぐらい後ろにズレた暮らしになっている。

気温が急激に下がり、暖房をつけっぱなしでも部屋がなかなか暖まらなくなってきた。乾燥するので加湿器も使い始めた。まだ電気毛布は使わないが、例年はいつ頃から使い始めてたっけ?
人に会う予定がないとお風呂に入る気になれない。1回しかお風呂に入らなかった週もあった。

ジム

いつもと同じ負荷が辛く感じる日があり、その日は途中で切り上げ翌日残りのトレーニングメニューをこなした。あれは何だったのだろう。

ジムに行くつもりでトレーニングウェアに着替えても、ジムが混んでいてトレーニングできずそのまま寝てしまう日が何度か。自分の気分でタイミングを決められないのがストレス。気分が乗ったタイミングを逃したり、空いた時間を上手く使えないと損した気分になる。

健康のためにジムに通っているはずが、ジムが原因で食事のリズムが乱れている。お金の問題もあって再び残業時間をもとに戻したせいか、お腹を壊したり血便が出たり。また大腸に何かあるのだろうか。
プロテインのフレーバーをココアからグレープフルーツに変えたら、思いの外不味くて困る。酸っぱいだけで苦味がない。

娯楽

映画館で映画を鑑賞する回数をカウントしているうちに、何となく年間鑑賞本数の最高記録を達成したくなって映画館へ行く頻度が増えてしまった。今月は映画館で16本鑑賞した。カウントして数字が見えると、キリの良いところ(100本)まで行きたくなる。
今月は「PHANTOM/ユリョンと呼ばれたスパイ」や「市子」を鑑賞するために2つのミニシアターに初めて行った。





配信ではNetflixの「幽遊白書」を一気見してしまった。



そして、ややタイミングが遅れたがNetflixの「GAMERA -Rebirth-」も見終わった。CGの人間のビジュアルがしんどくてなかなか視聴が進まなかったのだ。



Disney+の「火の鳥 エデンの宙」も見終わった。



スポンサーリンク

関連記事

2020年12月 振り返り
2017年5月 振り返り
裾野を広げる「○○カフェ」という存在
『THE仮面ライダー展』を見てきた
かっこいい大人にはなれなかったけど
2020年の振り返り
本屋の棚に「本日発売」の本が並んでない
映画『ゴジラvsコング』を観てきた! (一応ネタバレ無し)
TOHOシネマズ新宿
タイミングとクオリティ
書籍『「あなた」という商品を高く売る方法』読了
2018年8月~9月 振り返り
映像ビジネスの未来
2023年6月 振り返り
映画『ウルトラマンデッカー最終章 旅立ちの彼方へ』を観てきた
あの頃で止まった時間
重いコンテンツとゆるいコンテンツ
PCの自作
ワンダーフェスティバル2021[冬]はWeb開催
2021年12月 振り返り
情報の編集
書籍『医師のつくった「頭のよさ」テスト 認知特性から見た6つのパターン』読了
Web配信時代のコンテンツ構成
ZBrushのお勉強
こんなところで身体を壊している場合じゃない
書籍『鈴木さんにも分かるネットの未来』読了
2023年4月 振り返り
2023年 観に行った映画振り返り
世界で最も正確な性格テスト
『特撮のDNA 仮面ライダーBLACK SUN 覚醒』を見てきた
『STAR WARS Identities: The Exhibition』に行ってきた
ガメラ生誕50周年
2022年1月 振り返り
2019年9月 行動振り返り
2021年9月 振り返り
2024年4月 振り返り
2023年3月 振り返り
2020年6月 振り返り
過程を晒す
2021年7月 振り返り
『ウルトラマンZ』にハマっている
2023年9月 振り返り

コメント