前回は目元周辺だけディティールを作り込んでみて、似ているか雰囲気を確認しながら全体のバランスを調整した。特定の角度限定でも、似ているように感じるとモチベーションが上がる。

年末にPixologicがMaxonに買収されたと発表され、ついにZBrushのアップグレードが有償になるようだ。オイラは2009年にZBrush 4を購入以来、ずっと無償でZBrushを最新版にアップグレードできていたので、いい加減お金を払わないと申し訳ない気もしていた。アップグレードはおいくらになるんだろうか。
https://www.maxon.net/ja/article/maxon-announces-an-agreement-to-acquire-the-assets-of-pixologic-makers-of-zbrush
前回は目元と上アゴばかり見ていたので、今回は頬から側頭部、首へと流れるボリュームを探っていく。

実際のスーツは頬・側頭部の皮膚にダブつきを持たせているようで、ポーズによってダブついた分が横側へ広がってシルエットに影響するようだ。

頭頂部から後頭部にかけてはまだ全然手を着けられていないので、シルエットがアンバランス。

資料として映画公開当時に発売された東宝公式のメイキング書籍を購入した↓

付録のCD-ROMに画像や合成前の動画素材が収録されるのが当時の流行りだった。付録のデータはhtmlで構成されているけど、現在はhtmlに埋め込まれたmovを再生する術が無い。。。
ゴジラ・ストア限定で販売されているヴィジュアル・ブックのVol.11を以前購入していたのを思い出し、引っ張り出してきた↓

劇中のスーツだと、首を動かしたり口を開けると下アゴの付け根にかなり深いしわが入るから、頬から首につながる筋肉の流れのようなボリュームがあまり意味を成さないようだな。
作業の振り返り
動画のコントラスト強めにして陰影が分かりやすいようにすると、雰囲気が似て見える気がする。
このままでは首のラインの目安を掴みにくいので、次は身体のアタリを作ってみるか。
まとめページ↓

関連記事
ZBrushで仮面ライダー3号を造る ベース編
『シン・ゴジラ』の感想 (ネタバレあり)
ZBrush キャラクター&クリーチャー
映画『モスラ』 4Kデジタルリマスター版
アート・オブ・コロッサス シン・仮面ライダー 予約受付開始
酒井ゆうじ造型工房『23cm シン・ゴジラ』 背びれの接着
ZBrushでカスタムUIを設定する
3D復元技術の情報リンク集
映画『ドラゴンボール超 ブロリー』を観た (ややネタバレ)
ZBrush 2018へのアップグレード
海洋堂 20cmシリーズ『キンゴジ』 完成
Zibra Liquids:Unity向け流体シミュレーショ...
シン・ゴジラの全身ビジュアルがついに公開!
『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』のVFXブレイ...
iOSで使えるJetpac社の物体認識SDK『DeepBel...
海洋堂 20cmシリーズ『デスゴジ』 クリアーオレンジVer...
映画『Godzilla: King of the Monst...
海洋堂 20cmシリーズ『デスゴジ』 クリアーオレンジVer...
海洋堂 20cmシリーズ『デスゴジ』 クリアーオレンジVer...
映画『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』を観た (...
海洋堂 20cmシリーズ『モスゴジ』 つや消し失敗!?
操演という仕事
フィーリングに基づくタマムシの質感表現
2024年の振り返り
CLO:服飾デザインツール
HD画質の無駄遣い その2
ビリケン商会 メカゴジラⅡ 眼をくり抜く
劇場版『仮面ライダーエグゼイド トゥルーエンディング』を観た...
UnityでTweenアニメーションを実装できる3種類の無料...
書籍『GODZILLA GRAPHIC COLLECTION...
MeshLab:3Dオブジェクトの確認・変換に便利なフリーウ...
DeAGOSTINI『週刊 ゴジラをつくる』創刊
海洋堂 20cmシリーズ『モスゴジ』 首パーツの接着・爪と全...
プログラミングスキルとは何か?
海洋堂 20cmシリーズ『モスゴジ』 失敗箇所の本格修復
海洋堂 20cmシリーズ『キンゴジ』 筆でレタッチ
映画『地球防衛軍』 4Kデジタルリマスター
酒井ゆうじ造型工房『20cm ビオゴジ出現』眼の塗装のやり直...
映画『GODZILLA VS. KONG』の予告編が公開され...
2024年8月 振り返り
今年も怪獣大進撃
顔モデリングのチュートリアル


コメント