PS4用ソフト『ゴジラ-GODZILLA-VS』をプレイした

遅ればせながら、7月16日に発売されたPS4用ソフトゴジラ-GODZILLA-VSをプレイしました。PS3用ソフトだった前作の発売から半年後に新作とは随分とハイペースですね。

ゴジラ-GODZILLA-VS



ゴジラ-GODZILLA-VS自体はAmazonで初回版を予約していたので発売日に手に入れてたんだけど、オイラはPS4本体をまだ持っていなかったのです(笑)
このゲームのためだけにPS4を買ったので、結構大きな投資でした。前作もアメリカ版ではPS4版が発売されていたらしい。




スポンサーリンク


このゲームはバンダイナムコゲームスが発売している、いわゆる「キャラゲー」なので、普通のゲームと同様の評価軸で語るものではないと思っている。このキャラクター・作品世界が好きな人へ向けて作られているので、ゲームとして一般的に受け入れられるものかどうかは割とどうでも良い話。
オイラがこの手のキャラゲーに求めるものはすごく単純で「ごっこ遊びの完成度」と考えている。このゲームではつまり、ゴジラごっこ、東宝怪獣ごっこが満喫できれば十分なのです。

前作からの主な変更点

タイトルに「VS」と付いているように、前作よりも怪獣同士の対戦に力を入れている本作。ゴジラ以外の登場キャラクターが増え、しかも全てプレイアブルとなった。
新キャラクターとして、メカキングギドラ、バトラ(幼虫・成虫)、スペースゴジラが加わったことで平成VSシリーズの対戦相手はほぼ網羅している。まあ、細かいことを言うと、ビオランテ(花獣態)、ファイヤーラドン、リトルゴジラ、ゴジラジュニアが欠けているんだけど。

その他、アンギラス、メカゴジラ(初代)、そしてラドンが「空の大怪獣ラドン」に登場したデザインそのままで参戦している。アンギラスはデザインが昭和の2体目風だけど、動きは「ゴジラ ファイナルウォーズ」に登場したアンギラスのようなダイナミックな技を使えるようになっている。
さらに、1964年のゴジラ、いわゆるモスゴジが登場する!このモスゴジは初回購入特典として登場コードが同梱されている。

ゴジラ(1964)


スポンサーリンク

細かい演出

この手のキャラゲーで語るのは、もう細かい演出ぐらいだと思っている。それぞれ別の映画作品に登場していた怪獣をいっぺんに登場させる都合上、ストーリー展開に無理が出てくるのはしかたないだろうし。
ゲームの基本的な操作は前作と同様で、世界観・ゲームルール・ストーリー展開も同じなので、それぞれのキャラクターを知らない人から見たら「何が変わったんだ」と感じるレベルで全体構成に違いが無い。語る要素が細部しかないのです(笑)

新登場するキャラクターも含めた怪獣の動きは、前作同様にやや速め・大きめにアレンジされているけど、この辺は映画の動きを完全再現されると「着ぐるみの動けなさ」がストレスになりかねないので良いアレンジだと思う。
ただ、モスゴジに関してはこの「大きく速めの動き」がむしろマッチしていてちょっと驚いた。昭和ゴジラのあの動きのテンポ感がゲームにマッチしている気がする。身体の動きと目線が微妙にずれて見えるのも着ぐるみっぽくてステキ(笑)

前作に無かった演出として、敵怪獣の登場が映画のワンシーンを彷彿とさせる描写になっているのです。ファンならどの作品のシーンがモチーフになっているのか分かるでしょう。何度かリメイクされている怪獣だと、デザインの年代と作品の辻褄が合わない描写もあるのですが。
ステージとなる街並みもマイナーアップデートされていて、あの歌舞伎町の実物大ゴジラヘッドが登場する。

ゴジラヘッド

怪獣造型へのこだわり

怪獣造型の再現度は前作で非常に大きなアドバンテージだった要素で、今回の新キャラクターでもこの姿勢がちゃんと受け継がれている。新登場のキャラクターも、どの作品に出てくる着ぐるみをモチーフにしたのか分かるほどの再現度だ。
ゲームに登場する怪獣の造型に関して、酒井ゆうじさんのインタビュー記事がある↓
酒井ゆうじ氏インタビュー
「S.H.MonsterArts ゴジラ(1964)出現Ver.」、原型師・酒井ゆうじ氏インタビュー
S.H.MonsterArts × PS4『ゴジラ-GODZILLA- VS』原型師・酒井ゆうじスペシャルインタビュー

形状だけでなく、質感もかなり「映画に登場する着ぐるみ」を意識している印象。怪獣の発光部分がちゃんと「電飾」に見えるのです。モスラの眼や、スペースゴジラの肩の水晶体の光のムラ具合は見事。

遊び倒すよ

オイラはあんまりゲームをやらない人間なので、ゲームをクリアするのがとても下手で、未クリアのまま終わってしまうことが多いけど、今作では前作よりも選ぶコースによる難易度の違いを親切に表示されるようになった。
これならゲーム下手のオイラでも頑張れそう。夏休みはこれで決まりだ。

PS4「ゴジラ-GODZILLA-VS」にラドン,アンギラス,メカゴジラ(初代)が登場。初回封入特典はゴジラ(1964)の開放コード
咆哮をあげて大技を決めよう! PS4「ゴジラ-GODZILLA-VS」の最新情報が公開。新怪獣として1992年公開の映画に登場した「バトラ」が追加


スポンサーリンク

関連記事

海洋堂 20cmシリーズ『84ゴジラ』 眼・口の周りのレタッチ

GMKゴジラ完成!

「ドラゴンボールZ 復活のF」を観た

ミニ四駆のラジコン化情報

海洋堂 20cmシリーズ『デスゴジ』 クリアーオレンジVer. 電飾のための工作 その1

サンダーバード ARE GO

2019年 観に行った映画振り返り

変身ベルト

映画『Godzilla: King of the Monsters』の予告編が公開された!

海洋堂 20cmシリーズ『モスゴジ』 筆でレタッチ・全身のウォッシング

海洋堂 20cmシリーズ『キンゴジ』 全身の塗装

PS4用ソフト『スター・ウォーズ バトルフロント』を購入

模型をターンテーブルで撮影

ZBrushでアヴァン・ガメラを作ってみる 歯茎を別パーツへ分割

ワンダーフェスティバル2019[夏]に行ってきた

ミニ四駆ブーム?

溶剤

映画『この世界の(さらにいくつもの)片隅に』を観た

ゴジラ2000 ミレニアム ひな形のレプリカが発売されるぞ!

手軽にRAID環境が構築できる高機能ストレージケース『Drobo(ドロボ)』

酒井ゆうじ造型工房『23cm シン・ゴジラ』 瞬間接着剤でパーツの接着

『株式会社カラー10周年記念展』を見てきた

酒井ゆうじ造形コレクション ゴジラ(2016) の予約受付開始

海洋堂 20cmシリーズ『デスゴジ』 クリアーオレンジVer. 電飾のための工作 その3

ゴジラのサウンドトラック

海洋堂 20cmシリーズ『ガメラ 1999』 甲羅の接着とパテ埋め

ZBrushでゴジラ2001を作ってみる 身体のSubToolを分割

書籍『映画監督 坂本浩一 全仕事』読了

iOSで使えるJetpac社の物体認識SDK『DeepBelief』

『ゴジラ博 in 東京ミッドタウン日比谷』に行ってきた

シン・ゴジラの雛型レプリカの予約受付開始

海洋堂 20cmシリーズ『ガメラ 1995』口内の加工

アニメーション映画『GODZILLA 決戦機動増殖都市』の予告編が公開された!

S.H.MonsterArts GMKゴジラ(2001)届きました

映画『BRAVE STORM』をMX4Dで観てきた (ネタバレ無し)

ラクガキの立体化 塗装と破損個所の修復 そして完成

すてる英語学習本『ずるいえいご』

バンダイ ミニプラ 特空機1号セブンガー 目のクリアーパーツ化

『劇場版 ウルトラマンオーブ 絆の力、おかりします!』を観てきた

『GODZILLA ゴジラ』のBlu-Rayを買った

海洋堂 20cmシリーズ『デスゴジ』 クリアーオレンジVer. 遮光塗装

Zウィングマグナム

コメント