たったの1週間ではあるけど、WordPressをGoogle App Engineで動かしてみた感想。
Google App Engine上でわざわざWordPress動かすってのがややズレた使い方っぽいことが分かってきた。(笑)
WordPressを使う場合、Google App Engineの「アプリによるシステムディレクトリへの書き込みが許可されていない」って制約が地味に不便。
デプロイするのはGUIのランチャーを使えて楽なんだが、WordPressは既存のテーマやプラグインが豊富なんで、そもそもコードを書く必要がほぼ無いし、システムディレクトリに書き込みが許可されていれば管理画面から簡単にインストールできるはず。
SEO的な各種プラグインはシステムディレクトリにファイルを置いたりする仕様だったりして、Google App Engine上では使えなかった。SEO対策しないと全く検索結果に出てこないみたい。その点、はてなはすごかったんだなぁ。
課金の問題。アプリが動作するインスタンスは無料プラン枠で動かしているけど、データベースとして使っているCloud SQLは有料。今は一番容量の少ないやつでデータベースへのアクセス数に応じた従量課金にしてる。ほぼ自分しかアクセスしていないのに5ドルほど取られたね。
そして、Google App Engineだと独自ドメインでのSSLは結構な料金が取られるみたい。
応答速度の問題。アプリとデータベース、どちらの問題かわからないけど、このままのプランだと、サイトの応答がメチャクチャ遅くて使い物にならない。この辺はデベロッパーコンソールで解析すればどこがボトルネックかわかるのかも。
実用面を考えると、Google App EngineでwordPress製のサイトの応答速度を上げるにはそれなりに課金しないとダメみたい。こいつは遊ぶにはちょっと高くつきそうなのである。
ということで、他のクラウドサービスと比べてみようと思い始めた。クラウドサービスで他に知っているのはAmazon Web Servicesぐらいなので次はそっちを触ってみようと思う。また同じようにWordPressを入れて…
Amazon EC2 に WordPress をインストール
Amazon Web Services にWordpressを入れてみる
このブログはしばらく続けるけど、もしかしたらそっくり別のクラウドサービスへ移行するかも。その時はまだ同じドメインhttps://blog.negativemind.com/で設定し直すかな。ナンバーポータビリティならぬ、ドメインポータビリティか。
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