毎年やってる1年の振り返り。
ここ数年、時の流れがとても速く感じる。もう1年経ってしまったのか、と。
そういえば今年はクリスマスっぽいことを何もしなかったな。例年はケーキを食べるぐらいはしてたのに。
自分を変化させるもの
今年は自分のコントロール外なことの影響が大きかった。
仕事で出張に行ったり、プロジェクトの期間が長引いたり、祖母が亡くなったり。
自分の意思で決めた行動なんてほとんどない。ただ流されていた。
自分自身がどんな志を抱いたところで、自分のコントロールできる範囲内でしか成しえないということを改めて感じた1年だった。
自分の意志では動かせないことが山ほどあって、オイラはそれに流されるがまま。思い起こすと、今までも自分に起きた大きな変化は外的要因ばかりだった気がする。
目標や計画の類は、あくまで自分がコントロールできる事に対して立てるしかない。外的要因の予測ぐらいはできるかもしれないけど。
自分の意思でコントロールできるものに目を向け、そこだけはちゃんとコントロールして前へ進みたい。
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サラリーマン
オイラはサラリーマンだ。自分の志向よりも会社の意向に従わざるを得ない。
一応、会社員になってからその都度要求される役割は全うしてきたつもりだ。タスクを通じてしか人とコミュニケーションが取れない性格のおかげ(?)で、学生の頃よりもアウトプットするスキルは向上したように思う。
役割を満たせないと自分の居場所が無くなってしまうような強迫観念もあったので、その役割に自分を当てはめようと必死だった時期もある。
学生の頃は、社会人になる=資本主義の競争社会で戦う ということだと思っていた。
だが、実際に働いてみると、会社員とは会社という社会主義の世界に守られていることが分かった。その中でどんどん大多数と同じ「普通」の働き方へと最適化されていく。
役割を満たすスキルがあるかどうかは関係なく、皆等しくその役割を経験する。スキルで抜擢されているわけではないので、周りもそれを要求しない。
ジェネラリストとスペシャリストのどちらになるか、ということも会社組織の中にいる以上、自分の選択で決められるものではないのかもしれない。ここにいれば自ずとジェネラリストとしての振る舞いしか評価の対象にならない。
学生の頃は何かのプロと言い張れる「業界人」に憧れがあった。今の自分はそれを外から眺めているだけだ。当事者になりたかった。
仕事ごっこ
今いる環境では、「働く」とはタスクをこなすことよりも、「コミュニティに馴染む」という側面が非常に強い。ということを最近やっと理解した。「関係を持続させる」ということ。
「協調性」という言葉がそういう仕事ごっこを意味するのであれば、そこにスキルアップも何も無いのではないか。どこにも向かっていないし、続けたところで切磋琢磨ということもない。
仕事ごっこの環境に守られてはいるけど、逆にそれが自分の限界も規定してしまう。仕事ごっこは上手くなったよ。
やる気・情熱
仕事に情熱を注ごうと思ったら、周りとの温度差にちょっと辛くなる。
「業務でやるからには自分はその分野プロなんだ」という思い込みが発動して、アウトプットにこだわりを持ちたくなってくる。
ただ、こだわりと言っても「やり遂げたい」という執着心と、それを生業しようというこだわりがあるかは別だ。完了させるつもりで段取ったことを、途中で中断されて意味のないプロセスになってしまうのが不満。オイラは完了させる事に執着している。
オイラはその瞬間の瞬発力よりも、段取りに力を注ぐ傾向にあるということかもしれない。瞬間的な熱量でしか測ってもらえない。
ダラダラ無計画にやっていても、締め切り直前に睡眠時間を削った瞬間風速の方が評価されやすい。先を見通した配分は評価されない。
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すごい奴は大体年下
ここ数年は、ネット上で活躍している人達が自分より年下であることが多い。
自分よりも短い時間で大きな飛躍を遂げている人達を見て、自分のキャリアがとても虚しく感じる。自分のキャリアの停滞というか、このままだとどんどん縮小再生産のスパイラルに入っていくような危機感がある。
自分が本当に人生を捧げたいことは何なのか。自分の欲求を問われると、やっぱりここじゃないような気がする。
どこへ行っても同じ、あるいは状況はもっと悪くなるのかも。とか、色々な迷いはあるけれど、面白いと思う世界に飛び込みたいし、にもっと時間を割きたい。
振り返り
2018年は振り返りのペースをやや緩めてみた。なんだか愚痴に起因する気づきが多かったように思う。
初めてHMDを購入して、それ用のコンテンツを自作しようとしたけど結局中途半端に終わってしまったな。
学生の頃に培った知識が活かせたから短い時間でもそこそこ試せたのだけど。
2019年の抱負
これまで、気持ちの変化を中心に記録・振り返りしてきたけど、2019年はもっと単純な行動をカウントして定期的な見直しを図りたい。(去年も似たようなことを言ってた気もするけど)
日々の行動を定量化して、キャリアアップにつながる改善を積み重ねたい。あんまり悠長なことを言っていられる年齢でもないけれど。
環境を変えたい
具体的な行動目標としては、1日1時間ぐらいは英語漬けの時間を作りたい。なるべく毎日英語を使う環境に身を置き、日々効果測定できるようにしたいのだ。
自分でどんな行動目標を立てたところで、仕事が忙しくなってくるとそんな体力的余裕が残らなくなってしまうので、本当は仕事の中で義務としてできるとベストなのだが。
やりたいこと
VRやAR開発、機械学習、模型制作、映像制作など、やってみたいことを上げれば細々とキリが無いんだけど、2018年を過ごした感覚からすると、やりたい事のほとんどを仕事の中でできるように持っていかないとちっともやり遂げられなそうだ。やっぱりそういう職業を模索した方が良いのかもしれない。個人的な好奇心だけの活動で長続きさせるのは難しいし、何か成果につなげるにはフルコミットに近い時間を注ぐ必要がある。
それから、生活にかかる諸々の時間をもっと圧縮したい。この辺は道具に投資するしか手は無いだろうか。家具とか家電とか。
このブログ
年々ブログの更新頻度が落ちているとはいえ、なんだかんだでよくこれだけ書き続けたものだ。雑多な内容だからアクセス数は大して伸びてないし、情報発信よりももっぱら自分を客観的に眺めるためのツールと化してるけど。
オイラは文章を書く時に編集作業に重きを置いているようで、スマホの小さい画面のような全体を見渡しにくい道具ではまともに文章がかけないことが分かってきた。
頭に浮かんだ考えを言葉として吐き出し、その脈絡の無い断片を材料として並べて、それらが繋がるように並べ替え、隙間を埋め、そこから着想を得てまた言葉を吐き出す。推敲よりももっと前段階で、言葉を文章にしていく作業に1番労力をかけている。
2019年は2ヶ月おきぐらいで振り返り記事を書いていこうか。
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