2018年4月〜5月 振り返り

3月末の時点で「今年は3ヶ月ごとに振り返る」とか言ってたんだけど、4月、5月は色々と思うことが多過ぎて、早めに言語化しておきたくなった。なのでまだ2ヶ月しか経ってないけど振り返り。


仕事

4月からメインの業務がちょっと変わったり、並行して進める別の仕事も加わって、以前ほど時間を上手く使えなくなってしまった。
映画館の座席予約してたのに懇親会という名の飲み会が入って観に行けなくなったり、1週間ほど出張が入ったり、勝手に時間が埋まってしまう。
以前までの仕事は大部分が個人作業だったので裁量労働のメリットを活かしやすかった。(今も個人作業の割合は多いけど)

1から学ばないといけないこともあるし、家に持ち帰ってこなす宿題みたいなものも出るようになって、生活にも侵食してきている。趣味の時間がとりづらい。

ただ、激務かというと全然そうではなくて、趣味の時間を取らなければ肉体的には楽勝なので複雑な気分。いわゆる辛くてブラックな仕事というわけではなく、単純に趣味のための時間が侵食されているのが不満。
以前も仕事から帰ったら寝るだけの生活をしていたことがあったけど、もうあの状態には戻りたくないのだ。自分の中で色んなものがすり減ってしまう。


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会議

別の会社の人達と定期的に会議をするようになった。別々の組織体系で、別々の仕事を抱えた者同士で時間を合わせるだけでも手間がかかる。(そもそも掛け持ちでやるなって話ですが)
当たり前だが、会議ではその場で言葉でのレスポンスを求められる。短時間で簡潔に。
オイラは他の人達のように上手にその場でコメントをまとめることができない。そして発言を講評されて嫌な気分だけが残る。

思考の癖みたいなもので、どうもオイラは思考がだいぶ遠回りしているような気がする。思考を言葉に変換するのに時間がかかるのだ。事前に資料を準備できれば平気なのだが、その場でレスポンスを求められると思考を言葉に乗せられない。

就活の時にも思ったが、現在のビジネスは言葉によるレスポンスに長けた人を求めるのだろうか。


懇親会

会議からそのままの流れで一緒に食事をすることもある。
昼食ぐらいなら良いのだが、飲み会となると何時間も取られてしまう。オイラは体質的にアルコールには強い方だが、おっさんの汚い話に何時間も付き合うのはしんどい。笑ったフリをしてしまうと、それによってその話題がさらに続いてしまう。面白くは無いのに。
そして大多数が喫煙者なのでそれも辛い。
飲み会は業務時間外の任意の娯楽みたいな扱いなので、それがオイラにとってストレスになっている。業務としてカウントされるなら別に平気なのだが、趣味の時間が削られているという点がストレス。自分の自由時間がくだらないことで奪われている感覚。

出張

数年ぶりに、1週間ほど出張もした。
出張自体が苦手なわけではないけど、出張の日程が直前まで定まらなかったのは嫌だった。これも趣味の時間との兼ね合い。土日が準備や移動のためにつぶれたり、すでにムビチケ購入済みの映画を観に行くタイミングが難しくなったり。(人気作じゃないと公開2週目から急に上映枠が減ったりしますからね)

新年に衝動買いしたiPadを持って行ったけど、普段PCでやっているようなオフィスワークの延長として使うタイプのガジェットじゃなかった。これはもっと別の用途で威力を発揮するもののはず。


他人と同期・同調する

そして、出張中は同僚と生活リズムを合わせるのがしんどかった。度々喫煙し、毎晩夜中まで大量の酒をあおり、翌日は2日酔いで起きてこない。
喫煙者の喫煙サイクルがオイラには予想できなくて、休憩のタイミング・頻度のギャップが煩わしくも感じた。
また、オイラは食事にあんまり興味が無いのもあり、毎晩お酒を飲まないと生きていけない人達の気持ちがイマイチ理解できなかった。もともと「酒を飲んでストレスを解消する」タイプの人達が「旅先で羽を伸ばす」みたいなことをするとああなるんだろうか。

食事時のお店選びにやたら時間をかけたり、メニュー選びに延々悩んだり、夕食でやたらお酒を勧めてきたり、その感覚1つ1つに全く共感できなかった。それでいて食べるのは速いのも。

仕事での出張とはいえ、多少現地を観光する時間的余裕はあった。
だが、そもそも「観光」に求めるものが違い過ぎた。オイラ1人だったらたぶんじっくり風景写真を撮ってるところだけど。



これは団体行動が苦手なオイラ側の問題だろうか。修学旅行の嫌な側面ばかり沢山思い出してしまった。「社会性」というやつの嫌いな側面。
なんとなく、多数派に同調しなければならないような強迫観念みたいなものを抱いてしまう。多数派の人達に強制しようという意思は無いんだろうけど、自分達と同じで当然という意識は感じる。仲間意識というものなのかもしれない。


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雑魚なのに経歴だけは立派な人

ここ最近、また身近で退職者が出た。
一緒に仕事をしたこともあり、キャリアの割に仕事はできないという印象があった人だ。実力の割に自己肯定感がやたらと強くて、個人的には(一緒に仕事をする仲間として)かなり嫌いな部類の人だったので、その人が転職できることに驚いた。

飽きっぽくて、頼まれたことも自分で言いだしたこともやり遂げずに投げ出し、暇つぶしに周りの人間にちょっかいを出し、足を引っ張る。
あやふやな進捗報告で時間稼ぎし、長い時間が経ってから何も進んでいなかったことが発覚する。
発言・行動が行き当たりばったりで動物みたいで、質の悪い雑魚という印象を持っていた。(って、言葉にすると相当悪いイメージだな)
実際、それで1年以上時間を食いつぶされた身としては、業務でちっとも良い印象が無いのだ。その人と仕事するのが嫌で異動希望を出したほど。

薄っぺらいのに自信満々な人 (日経プレミアシリーズ)

経歴とは主観で語るもの

だが、仕事ぶりを見ずに経歴だけで測れば、確かに立派な人かもしれない。学歴も、(連名の)実績もある。経歴書にそれらを並べるだけで非凡な人材に見えるだろう。
別業種の人間に実績1つ1つの質を測ることはできないわけだし、だったらカウントできる数が多い方が強い。
本人にできないことはそもそも視界に入っていないだろうから、本人の発言から能力を測ることもできないだろう。測れるほどの解像度で物事を捉えていないし、語彙も無い。

だいぶ悪口が過ぎるからこの辺にしておこう。単に「嫌い」という感情に蓋をしたくなかっただけです。きっと人手不足で売り手市場なのでしょう。

英会話

英会話をもう2年以上、ずっとグループレッスンで続けている。
少しずつ上のレベルのクラスへ移って行ったが、上がるほど講義ではなく生徒(日本人)同士のグループワーク中心になった。日本人同士だとちょいちょい日本語を使ってしまってあんまり勉強にならないので、あえてクラスを1つ下げてみた。

下げたら下げたで、今度はあまりに講義形式過ぎて会話の勉強にならず。。。
自分の意見を英語で伝える訓練はしたいけど、自分が発した英語に対して文法的な誤り(時制とか前置詞とか)はちゃんと指摘してもらいたいのだ。まだ自分の中には無い言い回しなども教えてもらいたい。

自分の意見を英語で伝える訓練を通じてボキャブラリーや文法を吸収していくのがもっとも実践的だと最近になって気づいたのだ。これは自分の英語力の鍛えたい部分が割とハッキリしてきたということでもあり、グループレッスンという形式が合わなくなってきたのかもしれない。個人レッスンに切り替えるタイミングかなぁ。

自分の長所?

今更ながらに気づいた自分の特性が1つ。
昔から、独学でやり方や道具を調べたり、実際自分で始めてみるのが好きだったこともあり、ものごとを環境構築から始めるのが得意かもしれない。「形から入る」という言い方もできるんだけど。

逆に、身近な誰かの環境・作業を引き継いでそのまま続けたことはあんまりないな。それは学生時代も、会社員になってからも、「自分なりのやり方を見出す」ということをやってきた。

模型趣味も、PC自作も、Javaでバイナリファイルを読み込むコードを書いたのも、Mayaのプラグイン開発も自分の興味から始めたことだったし、その後もその時得た考え方を応用して新しいことを理解していった。
業務で新しい知識を習得しなければならない時も「あの考え方に似ている」という感覚がかなり理解の助けになっている。

そんなわけで、担当する業務が変わって多少専門分野が変わったところであまり戸惑わずに学ぶことができる。戸惑わないのは長所かもしれない。


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