2020年5月 振り返り

新型コロナウィルスの影響で、4月から生活環境の変化が大きい。



5月は連休から始まり、テレワーク2ヶ月目、緊急事態宣言解除と変化が多かった。環境の変化によるストレスなのか、それと関係なく今の仕事がストレスなのか区別が難しくなっている。ここ2ヶ月でだいぶ肌が荒れ、ニキビが増えた。

緊急事態宣言後は自宅待機ではなくテレワークだったので、暇になることはなかった。むしろ以前よりも労働時間が長くなって、浮いた通勤時間以上に仕事に拘束されていた。
食事はずっと家で摂っていたので、金曜日はカレーを食べるというマイルールが出来上がった。そのまま電子レンジOKで具がゴロゴロ入っているボンカレーネオがお気に入り。

5月は週単位でまとめてみよう。


スポンサーリンク

1週目 5/1~5/10 (GW)

家にいるのに仕事に拘束されているストレスから離れたかったので、ゴールデンウィークに合わせて有給休暇を使って少し長めの連休にした。アウトドア派の人達は外出できない連休を無価値に思うかもしれないが、オイラは普段からインドア派なので特に不都合はなかった。

自宅でまとまった時間が使えると趣味が捗る。外出はスーパーへの買い物や近所のウォーキングぐらい。

ずっとやってみたかったZBrushでの模刻を始めることができた。



何かを始めるにはどうしても最初にまとまった時間が必要で、結構なエネルギーを使う。慣れないことを始めるには、「自分の思考を初期化する」時間が大事な気がする。ある程度軌道に乗れば隙間時間でも少しずつ進められるようになるので、とにかく最初は軌道に乗るまでたっぷり時間と労力を費やした。

前から少しずつ手をつけていたガンプラも連休で一気に仕上げた。
バンダイ HGCC 1/144 ターンエーガンダム
まだ組み立て途中…2019年5月に見に行ったシド・ミード展に影響されて購入したバンダイのプラモデル。でも1/100のMGは組み上げられる自信が無くて、一昔前に発売された1/144の方を購入。シド・ミード本人は2019年12月3...


物理的な作業は思考の区切りと関係無く、まとまった時間が無いと進まない。

ちょっとTikTokを見るようになった。ずっと家にいるので、スマホのデータ通信量を気にする必要が無くなったのが大きい。

2週目 5/11~5/17

テレワークを続けているうちに、いつの間にか以前よりも朝型な労働スタイルになった。通勤ラッシュが苦手なだけで、別に朝が苦手なわけじゃなかったらしい。

仕事と生活の境目が変わる

仕事の中でも「メールを読む」などの受動的にできることは、生活とシームレスに「ながら」で済ませても良い気がしてきた。ご飯を食べながら、歯を磨きながらメールをチェックするようになった。(行儀は悪いですね)
お腹を下しやすいので、通勤してた頃は胃腸のリズムにかなり気を使って外出前に念のためトイレに行ったりしてたけど、テレワークでずっと自宅にいるのでその心配が無くなった。
物理的な移動が無くなって、仕事と生活の境目を自分で引き直せる面もあると気づいた。お昼休憩でちょっとベッドに横になることもできる。

コミュニケーションのインターフェイスの影響

デスクワーク中心の仕事とはいえ、出社してた頃はパソコンに向かう以外の時間が結構あったことに気づいた。テレワークでは、個人作業だけでなくコミュニケーションも全てパソコンの画面を見つめている。

今のところパソコンでのコミュニケーションツールはほぼ1択なので、同じインターフェイス上に時系列で様々なメッセージが並ぶ。コミュニケーションが強制的にシングルスレッドになるので、以前よりも1つ1つのやり取りに集中できるようにはなった。職場にいるとチャンネルが多過ぎて頭が常に「割り込み待ち」状態で、全てが雑になっていた。
みんながパソコン経由でコミュニケーションをしているので、メールやチャットをちゃんと読んでもらえるようになった。以前は結構読み飛ばされてしまっていたので、わざわざ電話で念押しの確認を入れたりしていた。

マイクロマネジメント

単に今の部署の影響なのか、テレワーク化の影響なのか定かでは無いが、基本的に言われたことしかやらなくなった。テレワーク化で業務過程の裁量は大きくなったが、上司のマイクロマネジメントは健在。過程が見えない分を短期のアウトプット評価を増やすことで対応しようとしている。

以前は1日のうちの何割かを情報収集の時間に当てるようにしていた。会社で新聞をざっと眺めたり、ニュースサイトを読んだり、ビジネス誌に目を通したり。
テレワーク化でアウトプット評価の比重が増したところで、労働形態は未だに時間拘束。短期的に成果として測れないことを上司は認めない。

運動

通勤しないしジムにも行けないので、健康面を考慮してなるべくウォーキングの時間を取るようにしていた。1週間分の運動を週末にまとめて取ろうとするとクタクタに疲れてしまうので、天気が悪くなければなるべく業務終了後に何kmか歩くようにしていた。なんとなく歩きやすいウォーキングコースが定まってきた。

以前は通勤時間でやっていた読書や英語学習が自然消滅してしまったので、生活スタイルを安定させて新たな隙間を探さなければならない。

3週目 5/18~5/24

部署全員に「テレワーク化に慣れてだらけてきている」と上司から通達。
日頃から無遠慮な人はリモートでもウザい。コミュニケーションコストの大部分を相手に負担させるので、リモート化で増えた手間も周りが補っているのに。対面だったら上司を殴ってしまいそうだ。
立場の強い人間は、無自覚に自身のコンフォートゾーンを広げて他人の負担を増やすので、下々はそれと戦わなければならない。

業務分解があまり上手くできていないので、何かが滞る度に依存関係を確認するために関係者で会議することになる。リモート会議の頻度が増え始めた。
1対1ならまだしも、結構な人数でのリモート会議は各自の回線環境のばらつきもあって、遅延や音飛びで会話がかなりぎこちなくなる。
対面の会話では、会話の間が空き過ぎないようになるべく即座に返事や相槌を返すようにしていたが、リモート会議では意識的にテンポ感を改めなくてはいけない。

通信環境とは別に、それぞれの家庭事情も影響する。保育園が営業していないので、乳幼児を抱える家庭は自宅保育しながら働いている。
通話中だからといってお子さんが大人しくしてれるわけもなく、長引く会議中ずっとお子さんの声が聞こえる。こっちは会議の時だけだからまだしも、1日中あの環境で仕事を続けるのはかなりしんどいだろうな。

今まで電話は、別の仕事をしている最中に一方的に割り込んでくるものだったので、電話がかかってくると内容にかかわらず早く切りたかった。元の仕事に思考を戻したかったし、なんとなく電話番扱いされているような苛立ちもあった。
テレワークでは、メールやチャットの流れから通話へ移行することも多いので、ちょっと感覚が違ってきた。それでもまだ無遠慮な割り込みには抵抗があるけど。

あまり音質の良くない設備で長時間通話して、家にいるのにわざわざ上司と汚い言葉を聞くのにだいぶうんざりしてきた。話の中身と関係なく、上司の発言というだけでイライラするようになってきた。

コミュニケーションのインターフェイスが全てデジタルになったことで、部署の業務がキャパシティオーバーであることが可視化されたように思う。テレワーク化で業務が回らなくなったというよりも、今まで回っていなかったことがハッキリ見えるようになったのだ。

人を責めたり急かすのがマネジメントだとは思えない。
部下に当り散らしても知的労働の生産性は下がる一方だと思う。部下を萎縮させて従わせようとすると、部下はどんどん自分で考えるのを止めてしまう。思考停止によってアウトプットの品質はどんどん下がっていく。

4週目 5/25~5/31

緊急事態宣言が解除されてからも数日はテレワークを続けていたが、ついに出社することになった。普段なら通勤ラッシュの時間帯の電車が空いているのは有り難かった。電車が空いていれば通勤のストレスはかなり少ない。

在宅期間中はほとんどやらなくなってしまったabceedを再開して、また通勤時間でやるようにしてみた。



出社するようになると、テレワークの反動(?)で以前よりも在社時間が長くなった。
自宅では我慢することなく自分の裁量で働く環境を整えられた分、会社の環境のやり辛さも目につくようになった。全員が一箇所に集まって働くとことで情報の透明性は高まるが、その分ノイズも増える。
立場の強い人間が下っ端に好き放題割り込んで能率を下げるのもある意味ノイズと言える。その場にいることに甘え、他人の時間を食い潰してしまう。

5月29日のお昼休みにはブルーインパルスの編隊飛行を見ることができた。(遠くではあったけど)


スポンサーリンク
令和2年5月29日 新型コロナウイルス感染症へ対応中の医療従事者等に対する敬意、感謝を示すためのブルーインパルスによる飛行

最近思うこと

嫌なことを頭の中で何度も反芻してしまう癖があるので、上司への嫌悪感が増し、だんだん思考が攻撃的になっているのが自分でも解る。別の部署の人との雑談チャンネルを用意してかろうじて耐えているが、それでもだいぶしんどくなってきた。

ここ3ヶ月ぐらいで、今の部署のストレスについてだいぶ言語化が進んだ。今の部署のマネジメントの問題は以下2つに集約されそうだ。

  • プロセスの測り方
  • コンテキストスイッチ

プロセスの測り方

昔と今でプロセスが大きく違うのに、上司は昔の測り方を押し通そうとする。昔のプロセスの測り方に合わせて報告する手間も余計に発生している。過去に設計された指標だけが独り歩きしていて、現在のプロセスを適切に評価する指標が設計されていない。

プロセスが変わっても、最終成果物の測り方は大して変わらないだろう。
問題は、プロセスが適切に測れないとマネジメントが成立しないことだ。最終成果までの道のりが長いほど、中間プロセスの評価の重要度が増す。
この辺りは機械学習の損失関数の設計にも通じる話。指標が適切に設計できていないと、意図した成果に向けて収束させるのはかなり難しい。

OJTで習得した働き方の大きな問題は、仕事の尺度が当時のプロセスと密接に絡み合ったまま身体で覚えてしまう点だ。時代の変化に対応しづらい。

コンテキストスイッチ

複数掛け持ち、割り込みが多くて1つ1つの仕事がどんどん粗く雑になっていく。思考を細切れにされることで時間当たりの能率もかなり落ちている。

昔は、並行して多くの事に手を付けて進めて行くことがある種のリスクヘッジになると思っていた。投資ポートフォリオ的な考え方で、一見理にかなっているように思えたのだ。

だが、1人の人間のパフォーマンスで考えると、これはかなりの悪手であると気づいた。
1人の人間に複数のタスクを課せばパフォーマンスは必ず落ちる。知的労働は特にそれが顕著だろう。1人の人間のパフォーマンスを考える場合、選択肢を絞ることとパフォーマンスはトレードオフの関係になる。

末端管理職の分際で、経営規模の視点と自部署を混同していることに腹が立つ。バカに「マルチタスク」なんて言葉を吹き込んだのは誰なんだ。


生活

ここ2ヶ月でだいぶ普段とは違うお金の使い方をした。自宅を仕事場として整えるための出費。オイラは独り身だし、自宅で感じるストレスのほとんどは自分の裁量で対処可能だ。

自宅環境

5月は日差しがだいぶ強くなってきたので、遮光性の高いブラインドを購入してパソコンの画面に集中できるようにしてみた。できれば照明の位置も変えたいところだ。

オイラは独り身だから仕事に合わせてかなり融通を利かせることができるけど、家庭のある人はそうもいかないだろう。同僚に聞いてみると、座椅子でパソコンに向かっている人もいるようだ。

もともとオイラは生活の中心がパソコンだったので、パソコン周りの環境はかなり整っている。長時間座っていても疲れないように、椅子はもう8年くらいエルゴヒューマンを使っている↓

Ergohuman オフィスチェア エンジョイ ハイタイプ EJ-HAM BK (KM-11)

自宅の環境は人それぞれだろうから、テレワークで感じるストレスもかなりバラつきがありそうだな。

趣味の生産性?

趣味に使っているパソコンデスクが仕事と兼用になったので、常に机の上が片付いた状態を維持できるようになった(笑)
自宅の環境を労働生産性の観点で考えるようになったついでに、趣味の生産性を上げるにはどうすれば良いのかも考えてみた。

仕事では、時間を細切れにされるコンテキストスイッチの負荷を嫌っておきながら、趣味ではまとまった時間を手に入れてもあまり集中力が続かない。
プライベートではむしろ時間を細切れにした娯楽の方が馴染みが良いのはなぜだろうか。時間管理について少し調べて、ポモドーロ・テクニックというのを知ったので、ちょっと試してみようかと思う。
どんなプロセスも、測り方を工夫することで成果に繋がりやすくなるのではないかと最近思う。

ZBrushで始めた模刻では、毎日必ずファイルを開くようにするだけでもチビチビと進められると分かった。ほんのちょっとの息抜きのつもりが、気づけば何時間も没頭している現象の応用だ。手を付けることで思考の切り替わりが始まってしまう。

ここ1ヶ月で、自分の頭の特性を自覚した。オイラは思考の初期化に結構時間がかかるようだ。工程定期に捉えれば、短距離走よりも長距離走型の頭と言える。いつまでも同じことをしつこく考え続けられるのは長所にもなり得る。
そして、スタート時に思考を丁寧に整理すれば、だんだんと思考を加速させられる感覚もある。

英語学習

正式なTOEICテストは9月まで開催されないけど、6月28日にYouTubeを使った模擬試験が開催されるらしい↓
https://www.iibc-global.org/toeic/support/youtube_test.html

【2020年6月28日開催】#TOEIC公式みんなで模擬受験

マンガ

以前読んだ書籍「具体と抽象」のかわいい4コママンガを描いていた一秒さんが毎日Twitterにアップしているマンガ「在宅勤務子ちゃん」が好きで毎日楽しみにしていた。



触発されて、このブログの振り返り記事をちょっと絵日記っぽくしたくなった。記事のアイキャッチ程度のイラストを後から追加するかも。5月の体験を1コママンガみたいにしたい。

2020年6月7日 追記:iPad ProとAdobe Photoshop Sketchで、今の在宅仕事環境をイラストにしてみた↓

やたら充実しているパソコン周りの環境



Adobe Photoshop Sketchは履歴をタイムラプス動画に書き出せると知ったのでとりあえずやってみた↓

2020年5月の絵日記 タイムラプス動画

最近、作業履歴を動画で振り返るのがマイブーム。
雑に下書きでレイアウトを探って、ある程度決まったら別レイヤーで「ペン入れ」みたいな感じで線を整理した。(青い線)
主線はもっとハッキリしたペンを使った方が良かったかもな。まだ色彩感覚も乏しいけど、少しずつ慣れていこうと思う。

ブログを始めたばかりの頃、Windows標準のペイントでササっと1枚絵を描いてアップしていたのを思い出した↓



スポンサーリンク

関連記事

「ウォーリーをさがせ!」が実写映画化←観客が必死にウォーリーさがすの?
猫背の巨人・ウルトラマンベリアル
書籍『「あなた」という商品を高く売る方法』読了
今年も「すいかキャンディ」の季節がやってきました
PowerPointによるプレゼン
情報の編集
職場におけるセルフブランディング
草食男子必見だってさ
5月の振り返り
2019年8月 行動振り返り
自分の書いたコードは行数の3分の1ぐらいがコメントだったりする(さすがに極端かもしれない)
犬が電柱におしっこするように、僕はセカイカメラでエアタグを貼る(初日の感想)
ストレングス・ファインダー
11月の振り返り
プログラミングスキルとは何か?
映画から想像するVR・AR時代のGUIデザイン
『社会人』を諦めました
『風の谷のナウシカ』を映画館で観た
『特撮のDNA ウルトラマン Genealogy』を見てきた
2018年10月~11月 振り返り
日本でMakersは普及するだろうか?
すてる英語学習本『ずるいえいご』
自分を育てる技術
成果を待てない長学歴化の時代
素敵な本を買いました
2018年の振り返り
今の自分の改善点
9月の振り返り
中学3年生が制作した短編映像作品『2045』
エヴァのネタバレがこわい
Google ブック検索
動画配信ぐらい当たり前の時代
文章を書く時の相手との距離感
書籍『医師のつくった「頭のよさ」テスト 認知特性から見た6つのパターン』読了
2019年6月 行動振り返り
最近思ったこと
Stanford Bunny
to do listって結構大事だよね
最高にカッコイイガラス細工
こんなところで身体を壊している場合じゃない
界王拳って実は必須スキルなのかも
『今年の新入社員』入社年度別新入社員タイプ一覧

コメント