3Dスキャンに基づくプロシージャルフェイシャルアニメーション

もうだいぶ前の話だけど、3月にあったGDCのセッション「Next-Gen Characters:From Facial Scans to Facial Animation」の情報。
スライド資料はこちらからダウンロードできる。

3次元スキャナの性能が向上して、簡単にリアルなモデリングデータを取得できるようになったけど、それにどうリグを入れてアニメーションさせるかが問題。
単に基本的な顔をスキャンして、表情ごとに形状を変化させるだけではダメで、表情それぞれでテクスチャを変える必要もある。顔のデータの変形だけでは、血流量の変化などによる表情の違いまでは表現できない。

GPU Gems 3で解説された「Playable Universal Capture」(Ucap)と、南カリフォルニア大学による「Polynomial Displacement Maps」(PDM)の手法を参考にし、高精度の基本データと低精度だが大量の表情データを組み合わせる手法を採用しているとか。


4Gamer.netの日本語記事が分かりやすいね。

参考:Facial Animation GDC Slides
[GDC 2014]次世代のキャラクターアニメーションはこうなる。フェイシャルキャプチャを用いたプロシージャル処理の実際

関連記事

ZBrushでゴジラ2001を作ってみる 姿勢の変更

『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』のVFXブレイ...

顔画像処理技術の過去の研究

オープンソースのネットワーク可視化ソフトウェアプラットフォー...

ZBrushでアヴァン・ガメラを作ってみる 壊れたデータの救...

Blender 2.8がついに正式リリース!

OpenMesh:オープンソースの3Dメッシュデータライブラ...

世界一下品なクマと世界一紳士なクマ

CGALDotNet:計算幾何学ライブラリ CGALのC#ラ...

OpenCV 3.1とopencv_contribモジュール...

FacebookがDeep learningツールの一部をオ...

ドラマ『ファーストクラス』のモーショングラフィックス

RefineNet (Multi-Path Refineme...

Mayaのレンダリング アトリビュート

顔モデリングのチュートリアル

映画『ゴジラ-1.0』 メイキング情報まとめ

DUSt3R:3Dコンピュータービジョンの基盤モデル

ZBrush4新機能ハイライト 3DCG CAMP 2010

Leap MotionでMaya上のオブジェクトを操作できる...

粘土をこねるようなスカルプトモデリング

fSpy:1枚の写真からカメラパラメーターを割り出すツール

ZBrush 2018での作業環境を整える

AfterEffectsプラグイン開発

CGAN (Conditional GAN):条件付き敵対的...

Maya 2015から標準搭載されたMILA

MFnDataとMFnAttribute

Googleが画像解析旅行ガイドアプリのJetpac社を買収

書籍『3次元コンピュータビジョン計算ハンドブック』を購入

Structure from Motion (多視点画像から...

Blenderでよく使うaddon

ゴジラ(2014)のメイキング

ZBrushで仮面ライダーBLACK SUNを作る 頭部~バ...

MPC社によるゴジラ(2014)のVFXブレイクダウン

PSPNet (Pyramid Scene Parsing ...

Javaで作られたオープンソースの3DCGレンダラ『Sunf...

Maya には3 種類のシェーダSDKがある?

ZBrushのUndo Historyをカメラ固定で動画化す...

無料で使える人体3DCG作成ツール

TensorFlowでCGを微分できる『TensorFlow...

レンダラ制作はOpenGL とか DirectX を使わなく...

「ベンジャミン·バトン数奇な人生」でどうやってCGの顔を作っ...

Dlib:C++の機械学習ライブラリ

コメント