ZBrushでアヴァン・ガメラを作ってみる 頭頂部と首周りを作り込む

ここまで11時間半費やした。



まだDynaMeshの解像度144のままで続けている。
目元や頬の突起はそろそろ解像度を上げないと作り込めないけど、これ以上作り込もうとすると左右非対称な範囲に踏み込んでしまうな。

その前に左右対象で行ける範囲をさっさと整えてしまおう。
まずはおでこから後頭部にかけての鱗(?)のラインのバランスを調整。



頭頂部は資料が少ないので、トトガメラの写真や想像で補完するしかない。


スポンサーリンク


まだのっぺりしていた首周りも何となくしわっぽいディティールをDam Standardブラシでさっさと入れて、ClayBuildUpブラシでちょっと均す。表面を荒らすとそれっぽい雰囲気に見えるだけかもしれないな。



口の中は別のSubToolに分けないと作り込みにくい気もするけど、とりあえずこのままで、歯のSubToolを追加して進めて行こうかな。



結局またちょっと眼球の位置を調節して、目の周りの彫りを込んだ。DynaMeshの解像度足りないのに。



特撮のDNAで展示されていたレプリカのアヴァンガメラは、右目の下瞼がやや閉じ気味だったからそれを真似しているんだけど、劇中のアヴァンガメラは結構目を見開いていた気もするな。この辺りはどの瞬間を切り取るか自分で決めないといけない。


スポンサーリンク

作業の振り返り

前回からの作業時間は2時間半ってところかな。計測ツールを使って機械的に作業時間を測ったわけじゃないから、だいぶアバウトだけど。何か良いツール無いかな?
テレワークと出社がごちゃ混ぜだったり、オンライン英会話を始めたりして、結局あんまり計画的に時間を確保できていない。

2時間半の作業履歴を1分半の動画にまとめた↓



だいぶ集中力が切れてきている。もうDynaMeshの解像度を一気に上げてしまおうか。
ここまでで14時間費やしてみたけど、あと残り6時間使うとすると、まあ頭部は仕上がりそうかな。

身体も作っちゃった方が充実感はありそうだけど、今回は何もいじっていない。



頭を引きで見るとかなり仕上がっているように見えるな。次は下アゴと口内をもうちょっと作り込んでいくか。

とにかく続けて完成まで持っていくためにまとめページを作った↓
アヴァン・ガメラ
まだ作り途中… 模刻の練習として、映画「小さき勇者たち ~ガメラ~」の冒頭に登場する通称アヴァンガメラをモデリング。 「特撮のDNA」で撮影したレプリカヘッドの写真を参考に。 ZBrushでフォームの作成、ディティールの追加までを一通りやっ...


スポンサーリンク

関連記事

S.H.MonsterArts ゴジラ(2014)
ZBrushCoreのTransposeとGizmo 3D
Polyscope:3Dデータ操作用GUIライブラリ
Physically Based Rendering
ラクガキの立体化 3Dプリント注文
ZBrushのTranspose Masterでポーズを付ける
ジュラシック・パークの続編『ジュラシック・ワールド』
Vancouver Film Schoolのデモリール
Physics Forests:機械学習で流体シミュレーションを近似する
ラクガキの立体化 分割ラインの変更・バランス調整
SIGGRAPH ASIA 2009で学生ボランティア募集してるみたい
ガメラの新作『GAMERA -Rebirth-』の特報が公開された
TensorFlowでCGを微分できる『TensorFlow Graphics』
映画『モスラ』 4Kデジタルリマスター版
ZBrushで仮面ライダー3号を造る 仮面編 失敗のリカバー
ラクガキの立体化 背中の作り込み・手首の移植
ZBrushのお勉強
オープンソースの物理ベースGIレンダラ『appleseed』
PythonでBlenderのAdd-on開発
海洋堂 20cmシリーズ『ガメラ 1995』 表面処理
ZBrushでアヴァン・ガメラを作ってみる 全体のバランス調整
テスト
AfterEffectsプラグイン開発
1枚の画像からマテリアルを作成できる無料ツール『Materialize』
ZBrushで仮面ライダー3号を造る 仮面編 横顔のシルエットをリファレンスに合わせる
Javaで作られたオープンソースの3DCGレンダラ『Sunflow』
ZBrushでアヴァン・ガメラを作ってみる 口のバランス調整
変形ロボットのデザイン
4K HDR『ガメラ2 レギオン襲来』
海洋堂 20cmシリーズ『ガメラ 1999』 爪の塗装
書籍『開田裕治 怪獣イラストテクニック』
ワンダーフェスティバル2016[冬]に行ってきた
第20回 文化庁メディア芸術祭『3DCG表現と特撮の時代』
デザインのリファイン再び
ハリウッド版ゴジラ 最新クリップ
Mayaのプラグイン開発
3DCG Meetup #4に行ってきた
フリーのUV展開ツール Roadkill UV Tool
ZBrushでアヴァン・ガメラを作ってみる 下アゴの付け根を修正
天体写真の3D動画
ZBrushでゴジラ2001を作ってみる 側頭部のボリュームを探る
フリーで使えるスカルプト系モデリングツール『Sculptris 』

コメント