昨年映画館で観た映画は48本。映画館へ行った回数としては54回。
1年間で映画や動画、その他コンテンツとどう接したのか今年も振り返る。1年間に観た映画を振り返るのは2016年から毎年やっている。
今年映画館で観た本数は102本。「シン・仮面ライダー」を6回、「ゴジラ-1.0」を4回観ているので映画館で映画を鑑賞した回数としては110回。去年の倍映画を観に行ったわけだ。去年は去年で一昨年の倍だったはずなので、倍々に増えてきている。(じゃあ来年はさらに倍?)
今年は鑑賞料金が一般2,000円に値上げされた映画館もあったが、シネコンの複数回鑑賞による各種割引やサービスデイ等で安く鑑賞できる日を利用することがほとんどだったので、定価で鑑賞した作品は少ない。とはいえ、これだけの数を鑑賞したのでその分出費は当然増えました。。。
あまりパンフレットを買わないようにしてせめてもの節約。
内訳で言うと、厳密には映画でないものや旧作のリバイバル上映も多々含まれている。新作映画についても、有名作品の続編や毎年恒例のジャンルもの、有名原作の映画化などが多くて、純粋な映画オリジナル作品はやはり少ない。
再編集・リバイバルもの
「SSSS.GRIDMAN」と「SSSS.DYNAZENON」はテレビシリーズの総集編、庵野秀明セレクションの「ウルトラセブン」と「ウルトラマンタロウ」はテレビシリーズの傑作選、「生命(いのち)のものがたり」もテレビシリーズのエピソードをテーマに沿ってまとめたもの。
「機動戦士ガンダムSEED/DESTINY スペシャルエディション」の7作品はテレビシリーズの総集編かつリバイバル上映だし、「シン・ゴジラ:オルソ」はモノクロ版とはいえある種のリバイバル上映だ。リバイバル上映で鑑賞したのはその他「タイタニック」、「地球防衛軍」、「スーパーマリオ/魔界帝国の女神」、「宇宙戦艦ヤマト 劇場版」に「007」シリーズを3作。007の4Kレストア版は事前にムビチケを購入していたが、上映規模が小さくて観れなかったものもある。
有名特撮シリーズの新作・リブート
今年は「シン・仮面ライダー」と「ゴジラ-1.0」が公開され、特撮ファンとして嬉しかった。
そして、「ゴジラ-1.0」がアメリカでも高評価なのは意外だった。今のアメリカ映画市場はストライキの影響で上映作品が少なくなっているという事情も影響しているのだろうか。
オリジナル新作映画
純粋な映画単独の新作は「カンフースタントマン 龍虎武師」、「RRR アールアールアール」、「レジェンド&バタフライ」、「パーフェクト・ドライバー/成功確率100%の女」、「バイオレント・ナイト」、「アラビアンナイト 三千年の願い」、「フェイブルマンズ」、「エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス」、「Winny」、「65/シックスティ・ファイブ」、「怪物」、「M3GAN/ミーガン」、「君たちはどう生きるか」、「神回」、「マイ・エレメント」、「福田村事件」、「リバー、流れないでよ」、「アリスとテレスのまぼろし工場」、「コカイン・ベア」、「ザ・クリエイター/創造者」、「ハント」、「ドミノ」、「ナポレオン」、「PHANTOM/ユリョンと呼ばれたスパイ」、「ロスト・フライト」、「ウィッシュ」、「PERFECT DAYS」。こうして並べてみると結構観たな。
鑑賞本数・ジャンルの幅を広げた1年
今年の後半はやや映画館中毒のようになってしまって、残業を控えて労働時間を減らした分を映画鑑賞に費やすようになった。
いつも行く映画館で上映されている目ぼしい作品は見尽くして、普段は行かないミニシアターに足を運ぶことが増えた。シネコンで上映されるメジャー作品以外の情報を得る方法にあまり詳しくなかったが、TBSラジオのアフター6ジャンクション2のムービーウォッチメンコーナー内で候補に上がる作品名を手掛かりに劇場を調べるようになった。
鑑賞するジャンルの幅が広がった分、色んな価値観・尺度に触れるようになった。今年は社会派(?)な作品に触れるようになったのが自分の中では大きな変化だ。鑑賞に少しストレスが伴い、鑑賞後自分の中にしこりのように残る感覚。以前は本当にジャンルムービーしか観ていなかった。
邦画では、第二次世界大戦前後の時代を扱ったメジャー作品が今年は多く、それぞれの作品がフォーカスすることと切り捨てた要素の対比が興味深かった。
映画を沢山観るようになって、映画作品公式Webサイトの使いづらさ、シネコン公式Webサイトの見づらさが気になるようになった。高頻度で映画館へ行く人を想定していないということだろう。
外出先で少し時間の隙間ができた際にすぐ観れる作品を探すような使い方にはまるで向いていない。
2023年に観に行った映画一覧
2023年1月〜
カンフースタントマン 龍虎武師
RRR アールアールアール
劇場総集編『SSSS.GRIDMAN』
レジェンド&バタフライ
2023年2月〜
パーフェクト・ドライバー/成功確率100%の女
バイオレント・ナイト
リバイスForward 仮面ライダーライブ&エビル&デモンズ
タイタニック:ジェームズ・キャメロン25周年3Dリマスター
アントマン&ワスプ:クアントマニア
ウルトラマンデッカー最終章 旅立ちの彼方へ
2023年3月〜
アラビアンナイト 三千年の願い
フェイブルマンズ
BLUE GIANT
劇場総集編『SSSS.DYNAZENON』
エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス
Winny
シン・仮面ライダー
シャザム!~神々の怒り~
グリッドマン ユニバース
ダンジョンズ&ドラゴンズ/アウトローたちの誇り
2023年4月〜
2023年5月〜
ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME 3
暴太郎戦隊ドンブラザーズVSゼンカイジャー
聖闘士星矢 The Beginning
劇場版 PSYCHO-PASS サイコパス PROVIDENCE
岸辺露伴 ルーヴルへ行く
65/シックスティ・ファイブ
2023年6月〜
怪物
リトル・マーメイド
M3GAN/ミーガン
スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース
ザ・フラッシュ
忍風戦隊ハリケンジャーでござる! シュシュッと20th anniversary
インディ・ジョーンズと運命のダイヤル
2023年7月〜
君たちはどう生きるか
プー あくまのくまさん
マッド・ハイジ
キングダム 運命の炎
仮面ライダーギーツ 4人のエースと黒狐/ 王様戦隊キングオージャー アドベンチャー・ヘブン
2023年8月〜
ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE
トランスフォーマー/ビースト覚醒
神回
リボルバー・リリー
クレヨンしんちゃんTHE MOVIE 超能力大決戦 とべとべ手巻き寿司
バービー
SAND LAND(サンドランド)
機動戦士ガンダムSEED スペシャルエディション 虚空の戦場 HDリマスター
地球防衛軍 4Kデジタルリマスター版
マイ・エレメント
2023年9月〜
爆竜戦隊アバレンジャー20th 許されざるアバレ
福田村事件
劇場版シティーハンター 天使の涙(エンジェルダスト)
機動戦士ガンダムSEED スペシャルエディション 遥かなる暁 HDリマスター
リバー、流れないでよ
アリスとテレスのまぼろし工場
スーパーマリオ/魔界帝国の女神 4Kレストア版
グランツーリスモ
機動戦士ガンダムSEED スペシャルエディション 鳴動の宇宙 HDリマスター
ミュータント・タートルズ:ミュータント・パニック!
ジョン・ウィック:コンセクエンス
2023年10月〜
沈黙の艦隊
コカイン・ベア
007は二度死ぬ 4Kレストア
機動戦士ガンダムSEED DESTINY スペシャルエディション 砕かれた世界 HDリマスター
Bad Lands バッド・ランズ
イコライザー THE FINAL
キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン
ザ・クリエイター/創造者
機動戦士ガンダムSEED DESTINY スペシャルエディション それぞれの剣 HDリマスター
北極百貨店のコンシェルジュさん
シン・ゴジラ:オルソ
2023年11月〜
ハント
ドミノ
ゴジラ-1.0
機動戦士ガンダムSEED DESTINY スペシャルエディション 運命の業火 HDリマスター
マーベルズ
正欲
庵野秀明セレクション 4K『ウルトラセブン』
機動戦士ガンダムSEED DESTINY スペシャルエディション 自由の代償 HDリマスター
007/リビング・デイライツ 4Kレストア
鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎
首
ウルトラセブン Legend
007/サンダーボール作戦 4Kレストア
法廷遊戯
2023年12月〜
ナポレオン
怪物の木こり
翔んで埼玉 〜琵琶湖より愛をこめて〜
PHANTOM/ユリョンと呼ばれたスパイ
庵野秀明セレクション 『ウルトラマンタロウ』
『空想特撮シリーズ ウルトラマン 4Kディスカバリー』 「生命(いのち)のものがたり」
窓ぎわのトットちゃん
ロスト・フライト
宇宙戦艦ヤマト 劇場版 4Kリマスター
ウィッシュ
あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。
屋根裏のラジャー
市子
仮面ライダー THE WINTER MOVIE ガッチャード&ギーツ
劇場版 SPY×FAMILY CODE: White
PERFECT DAYS
動画配信サービス
映画館に行く頻度を増やしたこともあり、動画配信で視聴する頻度は減った。今年はジム通いを再開したので、動画配信サービスの利用はもっぱらジムでランニングマシンを使用している最中。
昨年ガリレオシリーズを見たくて契約したFOD(フジテレビオンデマンド)は解約。以前はFODでしか配信していなかった作品が他の配信サービスで見れるようになったので。
今利用頻度が1番高いのはDisney+だ。マーベルやスター・ウォーズのスピンオフドラマをせっせと追いかけている。
ディズニー系の作品だけでなく、昨年同様「機動戦士ガンダム 水星の魔女」や「SPY×FAMILY」はDisney+で視聴。
Amazonプライム・ビデオでは、再アニメ化された「るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-」を視聴している。
配信で視聴するには、映画のような2時間程度の尺よりテレビアニメの30分弱の尺の方が気軽で良い。
Netflixの実写版「ONE PIECE」や「幽遊白書」は一気見した。
だが、アニメの「ULTRAMAN」や「GAMERA -Rebirth-」は人物のCGが苦手でなかなか視聴が進まなかった。ガメラの方は見終わった。
今やTSUBURAYA IMAGINATIONで動画はほとんど視聴していない。どちらかというと、動画配信サービスというより新作に合わせて公開されるコラム記事を読むことの方が多い。円谷プロダクション公式の雑誌のような感覚。
円谷プロダクションの新作は大抵他の配信プラットフォームで独占配信されるケースが多いので、若干舐められているような気分にはなる。
最新作の「ウルトラマンブレーザー」はテレビ放送やYouTubeの見逃し配信で視聴できるのでTSUBURAYA IMAGINATIONは関係ないしなぁ。

テレビ番組
テレビの特撮番組では相変わらずニチアサの東映ヒーローを見ている。
「王様戦隊キングオージャー」は番組開始当初、背景がほとんどバーチャルプロダクションな撮影方法にシリーズの従来作品との違いを感じていたが、今ではむしろそのストーリー展開に独特のものを感じる。

いつものジャンルの鑑賞は継続しつつ、今年は視聴する映像作品のジャンルの幅が広がって少し棘のある作品も楽しめるようになった。
今年はジム通いを再開したことでコンテンツとの接し方も少し変わって、podcastを聴く時間が長くなった。筋トレ中に耳が寂しいので、以前よりもpodcastで聴く番組数が増えた。
一方、マンガについては少し慣れないジャンルに手を出すと読みにくく感じてなかなか没頭できない。来年は読むマンガのジャンルも少し開拓したいところ。
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