平日に有給休暇を使って「特撮のDNA ウルトラマン Genealogy」を見てきた。
特撮のDNA ウルトラマン Genealogy
会期:2020年9月5日(土)~2020年10月18日(日)
会場:東京ドームシティ Gallery AaMo 東京都文京区後楽1-3-61
営業時間:
土日祝:10:00~19:00
平日:12:00~20:00
※最終入場は、閉場30分前まで
チケットは来場日指定の予約制で、セブンチケットまたは電子チケットの事前購入が必要。会場入り口で当日券は販売されないので注意。
日にち指定の入場制限は新型コロナウィルス感染防止のためなのでしかたがないですね。入場時には検温と手の消毒が義務づけられている。もちろんマスクは必須。
東京ドームシティ Gallery AaMoに行くのは、円谷コンベンションのついでにかいじゅうのすみかに寄った以来かな。
今回は予約日当日の天気が悪かったのもあり、いつものように一眼レフカメラを持参するのは断念した。(傘をさしながら一眼レフを持ち運ぶのがしんどいもので)
なので今回はiPhoneで撮影したのみ。(前日の夜にiPhoneのOSアップデートに失敗してハラハラしましたが)
会場は薄暗かったので、オイラの古い一眼レフではどっちにしろまともに撮れなかった気がする。
昭和、平成の円谷作品のプロップが各作品・年代ごとに並べられており、ウルトラQ、ウルトラマンだけでなく、ブースカ、レッドマン、マイティジャック、ミラーマン、ジャンボーグA、ファイヤーマン、アンドロメロス、グリッドマンの展示もあった。
さすがに初期の作品のプロップは現存しているものが少なく、忠実に再現されたレプリカの展示がほとんどだったけど、ウルトラQの頃の模型が現存しているのは驚きだった。
各時代のプロップを見ていてふと思ったけど、飛行シーン用の模型 通称「飛び人形」や、変身直後の登場シーン 通称グングンカット(?)用の強制パース模型って、たぶんニュージェネレーション以降は使われていないよね。
ウルトラマンティガの初期エピソードでは、飛行シーンが吊りではなく合成で表現されていたけど、しばらくしたら飛び人形を吊ってミニチュアセット・ホリゾンとで撮影するスタイルに回帰していた記憶。
グングンカット用に強制パースな人形を用いるのは初代ウルトラマンからだけど、もともとは巨大化過程の表現だったのかな。
平成ウルトラセブン3部作(1998年)で使われた飛び人形も展示されていた。

その後の1999年の6部作ではもっとスーツの造形に近づけて、ウェットスーツのしわも再現された造形物が使用されていた記憶。
追記:1999年の方の飛び人形を造ったのは外島孝一さんだったのか!
これはウルトラセブン1999製作当時に作らせていただいた、いわゆる飛び人形ですね。撮影で使われるものの発注は初めてだったので気合入れて作りました^ ^絵本の裏表紙に使われたのは嬉しかったです。
サトミ隊員の本にも便乗させてもらいました〜w pic.twitter.com/cmcVxsp9Gs— としまこういちENFP型 (@maesusumu11) September 22, 2020
そういえば、小学生の頃に向ヶ丘遊園で平成ウルトラセブンのプロップ展示を見たな。
ウルトラマンG、ウルトラマンパワードの展示もあった。海外制作作品のプロップ展示は珍しい。
そういえば、パワードの目はウルトラマンの中では珍しくカッティングが無いのね。
オイラは、幼少期に長らくウルトラマンのテレビシリーズが放送されていなかったブランク世代。ウルトラマンティガが始まるまで、再放送で過去のウルトラマンを見て過ごした。
再放送のウルトラマンの昭和の風景は、どこか自分の暮らしている平成とは違う世界にように感じていた。建物や乗り物、生活様式が自分とはだいぶ違っていた。
ビデオ作品では新作がリリースされていたが、ウルトラマンGもウルトラマンパワードも海外制作なので日本の風景は出てこない。
ウルトラマンティガの放送が始まって、初めて自分の生活している平成の風景の中でウルトラマンや防衛隊が活動している映像を体験をした。リアルタイムにテレビシリーズが制作・放送されるとはこういうことなのかと。

今回、展示物の解説は入り口で配布されたシートに全て記載されており、各展示の傍には配置されていなかった。インタビュー系の動画も無く、各コーナーで流れていたのは音楽と静止画スライドで構成された簡素なCM動画だった。
これは感染予防策として人が一ヶ所に長く滞留しないように配慮したからだろうか。
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特撮のDNAが毎年恒例行事みたいになってきてとても良い傾向ですね。


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