小説『GODZILLA 怪獣黙示録』読了(ネタバレ無し)

11月17日公開予定のアニメーション映画「GODZILLA 怪獣惑星」の前日譚となる小説GODZILLA 怪獣黙示録」が10月25日に発売された。

GODZILLA 怪獣黙示録 (角川文庫)

200ページほどの文庫本なので、勢いで一気に読み終えた。
普段は技術書か実用書しか読んでないので、小説を読むのは久しぶりだった。最後に小説を読んだのって何年前だっけか。


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ネタバレになるような感想は書かないけど、
この小説では、我々が知っている現実の地球の歴史からこの映画の舞台となる世界観へと繋がる出来事が、怪獣災害の証言記録という形で綴られている。我々の知る日常から怪獣惑星へと変貌していった地球の歴史。



調査員がこれまでの証言記録を振り返る視点となっているので、いわゆる「主人公を中心とした物語」という側面は薄く、「映画の設定資料集を小説という形で出版した」という見方もできる。怪獣災害の様子が心象風景というほど主観的な表現では描かれておらず、感情的にハッキリとした山場が無いので特にそう感じる。
登場する怪獣、兵器、そして人名、セリフに東宝特撮要素が散りばめられており、映画の前日譚と言われなければ同人作品かと思うほど。明言されていなくても察しがつく描写もチラホラ。
物語として楽しむよりも、読者の脳内で特撮映像を思い浮かべて楽しむ内容だ。普通、物語としてまとめようとしたらこれだけの要素は投入できないでしょうね。

映画を観る前の予習として、この小説で語られる歴史を知ることで映画がより一層楽しめるんだろうか。

金に糸目を付けずにファイナルウォーズを作ったらこんな世界観だったかもな。ファンサービスに徹すると物語を挟む隙がなくなってしまうけど。



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