バンダイスピリッツ EG 1/144 RX-78-2 ガンダム 基本工作

昨年11月の終わり頃に、お台場にあるガンダムベース東京で「ENTRY GRADE 1/144 RX-78-2 ガンダム」を購入した。



工具不要・塗装不要でお値段770円なのにこの驚異的なクオリティが実現されている。
ビームライフルとシールドが付属するのは今のところガンダムベース限定の先行販売仕様で、現在一般販売で手に入るのは袋入りで武器が付属しないライトパッケージVer.

ENTRY GRADE 機動戦士ガンダム RX-78-2 ガンダム(ライトパッケージVer.) 1/144スケール 色分け済みプラモデル

こちらはさらに安くてお値段550円です。



そして、この工具も塗装も不要なキットを、オイラは丁寧に工具を使って全塗装で仕上げようと思います(笑)
月刊ホビージャパン2020年11月号のJUNⅢ氏の作例を参考にさせていただく↓

月刊ホビージャパン2020年11月号 [雑誌]

基本工作

ということで、塗装を前提にプランを考える。
仮組みしながら、塗装前に接着した方が良い箇所、塗装しやすいように後ハメ加工が必要な個所、埋めた方が良い肉抜き穴などを考えていこう。
このキットに限らず、ガンプラはパーツ同士をはめ込むだけでしっかり固定される接着剤不要のスナップフィットキットなので、仮組みしてからバラしやすいようにまずはニッパーでダボを少し短くカットしておく。
オイラはプラモデルを組む時はいつもこれをやっています。

ガンプラでは定番工作の、アンテナのフラッグを切り落としてシャープ化。

他の1/144のガンプラと違って、このキットの眼はフェイス部と別パーツになっている。



せっかくだから、眼は型取りして透明樹脂で複製して電飾してみたい。ガンダムのフェイスデザインは眼がかなり奥まった位置に付いているから、電飾でもしないと目立ってくれない気がするので。
ということで眼のパーツの加工は後回し。


胴体

襟と排気ダクトが1つの黄色いパーツで構成されており、2つの青いパーツで挟み込む構成になっている。



青いパーツは先に接着して合わせ目を消しておきたいので、黄色いパーツから襟と排気ダクトを切り離して後ハメとする。



黄色いパーツの胴体部分は青いパーツと接着。



2つの青パーツも接着。内側に伸びる部分にエポキシパテを盛って延長しておく。



エポキシパテが硬化したら削って整える。


ランドセル

ランドセルは割と質素な作り。バーニアの造形がショボ過ぎるので市販のディティールアップパーツと交換することにしよう。



バーニアを切り落としてくり抜いて、空いた穴をエポキシパテで埋める。
ついでに、シールドを背中に固定する際に使用するダボ穴も埋めてしまう。(使うつもりがないので)


腕のパーツは、モールドに沿ってパーツが分割されているので、特に合わせ目消しが必要な個所は無かった。
シールド固定用のダボ穴は好みで埋めてしまった。


スカートの裏側の肉抜き穴をエポキシパテで埋め、



前スカートの左右がそれぞれ独立して可動できるように左右を切り離し、



間を1mmの真鍮線でつなぐ。



左右と後ろのスカートも裏の肉抜き穴をエポキシパテで埋めた。


スネパーツはパーツの合わせ目が前面に出てしまうので、接着して合わせ目を消す。


ビームライフル

ビームライフルは銃口をピンバイスで開口し、



スコープ裏の肉抜き穴をエポキシパテで埋めた。



その他も含め、エポキシパテで肉抜き穴を埋めたパーツはこんな感じ。



関節パーツは組んだら内側が見えなくなるのでやる必要なかったな。。。

パーティングラインや接着の合わせ目が目立つ箇所に軽く400番のサンドペーパーをかけてから、ちょっと仮組み。



次はいったんサーフェイサーを吹いて本格的な表面処理に入ろう。

このキットの製作記事まとめページ↓


関連記事

バンダイ HGCC 1/144 ターンエーガンダム 仮組み

ミニ四駆にステアリングを仕込んだ人

酒井ゆうじ造型工房 30cm ゴジラ2016 レジンキットが届いた!

メカコレクション ウルトラホーク1号 完成!

海洋堂 20cmシリーズ『デスゴジ』 クリアーオレンジVer. LEDテープで面光源を作る

海洋堂 20cmシリーズ『ガメラ 1999』 眼の塗装

ラクガキの立体化 3D出力物の表面処理

模型SNSまとめ

海洋堂 20cmシリーズ『ガメラ 1999』 頭部の加工・口内の塗装

バンダイ ビークルモデル 001 スター・ウォーズ スター・デストロイヤー 墨入れ・完成

酒井ゆうじ造型工房『23cm シン・ゴジラ』 赤のグラデーション塗装 その2・尻尾の先端の塗装

酒井ゆうじ造型工房『23cm シン・ゴジラ』 欠けた牙の修復・口内の塗装

海洋堂 20cmシリーズ『モスゴジ』 全身のグラデーション塗装 その2

ファインモールド 1/144 ミレニアム・ファルコン マーキング塗装

映像ビジネスの未来

ワンダーフェスティバル2016[冬]に行ってきた

ビリケン商会 メカゴジラⅡ 眼の型取り 再挑戦

海洋堂 20cmシリーズ『デスゴジ』 クリアーオレンジVer. 電飾のための工作 その1

海洋堂 20cmシリーズ『キンゴジ』 パーツの接着・パテ埋め

『魂ネイション2015』に行ってきた

スターウォーズ エピソードVIIの予告編

ファインモールド 1/144 ミレニアム・ファルコン マスキング・表面処理

ワンダーフェスティバル2024[冬]に行ってきた

バンダイ ミニプラ 特空機1号セブンガー 目のクリアーパーツ化

ドリフトパッケージナノとシフトカー

溶剤

ワンダーフェスティバル2020[冬]に行ってきた

シリコーンゴムによる型取りとレジン複製

メカコレクション ウルトラホーク1号 墨入れ・コクピット塗装 そしてデカール貼り

バンダイ HG 1/144 ガンダムバルバトス 完成

バンダイスピリッツ EG 1/144 RX-78-2 ガンダム ツインアイのクリアーパーツ化

海洋堂 20cmシリーズ『モスゴジ』 背びれ・眼の塗装

ワンダーフェスティバル2017[夏]に行ってきた

海洋堂 20cmシリーズ『キンゴジ』 表面処理

ガレージキットの「やり過ぎ」の精神

海洋堂 20cmシリーズ『キンゴジ』 全身の塗装

海洋堂 20cmシリーズ『キンゴジ』 パーツの洗浄・煮沸 そして接着

海洋堂 20cmシリーズ『84ゴジラ』 口内の塗装

海洋堂 20cmシリーズ『84ゴジラ』 背びれ・下アゴパーツの軸打ち加工

海洋堂 20cmシリーズ『キンゴジ』 続・下地処理 ベース塗装

ULTRA-ACT×S.H.Figuarts 『ULTRAMAN』が2015年7月31日発売

メカコレクション ジェットビートル メタリック塗装

コメント