最近は、大きなタッチディスプレイを使ったインスタレーションやインタラクティブサイネージが増えてるから、タッチ入力による各種ジェスチャーを簡単に扱えるかなりライブラリはかなり需要があるんじゃないだろうか。
このTouchScriptという無料Assetは、iOSデバイス風のジェスチャ入力を良い感じに振り分けて簡単なイベント処理で受け取れるようにしてくれるライブラリ。↓
TouchScript
TouchScriptはUnityのためのマルチタッチライブラリです。iOSにインスパイアされ、TouchScriptははるかに簡単に任意のタッチ面上の複雑なジェスチャのインタラクションを扱うことができます。
このAssetはMITライセンスなので、使用していることを明記すれば商用利用も可能だ。公式ページはGitHub上にあり、中のソースコードも読める。
対応しているジェスチャ入力は以下。
離散的な入力:
連続的な入力:
いやぁ、こいつは便利だ。自前で書こうとすると、タップとスワイプの読み分けだけでも大混乱してるところだった。
このAssetの使い方については、GitHubに公式のチュートリアルもあるんだけど、日本語で書かれたこちらの方の記事をざっと読んでからの方が理解が速いと思う。↓
Unityにおける簡単なジェスチャー取得
こちらの記事にはタップとパンの使い方が載っているので、入門として最適。
http://baba-s.hatenablog.com/entry/2018/03/22/085900
追記:ポケモンGOにもTouchScriptが使われているらしい↓
http://qiita.com/NoriakiOshita/items/29c56fe39e21b12d1527
2019年 追記:今はTouchKitの方がシンプルで良いかもしれない↓
https://github.com/prime31/TouchKit
http://baba-s.hatenablog.com/entry/2019/01/21/083000
あんまりアップデートされてないけど。
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