ガレージキットの「やり過ぎ」の精神

特撮もののフィギュアとか、模型作りとかをマニアックに突き詰めていった結果、ガレージキットという存在を知ることとなった。ガレージキットの存在を知ったことで「新しいものはガレージから生まれる」的なアメリカンな文化を知ったのだった。
ジャンルがマニアックかどうかは別として、何かをカタチにするには「やり過ぎの精神」ってのが必要なことはあると思う。アメリカンなやり過ぎ精神がイノベーションを生んでいるんじゃないかと、割と本気で思っている。

多少の無茶がなければ飛躍もない、と理想を語るのは簡単だけど、現実的な問題がいくつかある。プロジェクトとしてチームで「やり過ぎる」のはすごく難しい。それは、仕事に限らず、趣味のサークルでも、学校の文化祭みたいなのでも基本的に同じ。1人でやる分にはいくらでもやり過ぎて良いと思うんだけど、チームで動かなきゃいけない時は温度差に注意しないといけない。
オイラはイマイチ程度というものが分からなくて、周りとの温度差がどんどん開いていくことが多かった。何というか、ドン引きされてしまう。ゴールイメージを上手く他人と共有できないって問題と、そもそもそのゴールに共感されないっていう根本的な問題があるという自覚はある。自覚したのはここ最近だけど。色々あって、自分の性格として、執着心が強すぎるってのを自覚し始めた。まあ、だからオタクなんだと思うけど。妄想、理想に全エネルギーを投入しようとしてしまう。
東急ハンズみたいなお店って「やり過ぎさん」のためにあると勝手に思っている。そういう点では画材店とかも好き。秋葉原もそうかもね。
何というか、オイラはやり過ぎる皆さんの味方です。(何が言いたかったんだ)

なかなか完成しないゴジラのガレージキット

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