国立新美術館で開催されている「庵野秀明展」をようやく見に行けた。
チケットが入場日時指定の事前予約制なのと、会期中に展示物が増えるとも聞いていたので行くタイミングが難しかったのだ。
一応当日券もあるけど、各時間帯の予定枚数に達したら完売になってしまうので、事前にチケット購入しておいた方が良い。公式Twitterで当日券の完売情報が随時更新されている。
オイラはあらかじめ平日に有給休暇を取って、ネットでチケット予約・ローソンのLoppiで発券した。
(平日でもそんなに空いてなかったけど)
庵野秀明展
会期:2021年10月1日(金)~12月19日(日)
毎週火曜日休館 ※ただし11月23日(火・祝)は開館
開館時間:10:00~18:00
※毎週金・土曜日は20:00まで
※11月28日(日)、12月5日(日)、12月12日(日)、12月19日(日)は19:00まで
※入場は閉館の30分前まで
会場:国立新美術館 企画展示室1E
〒106-8558 東京都 港区 六本木 7-22-2
観覧料(税込)
一般 2,100円
大学生 1,400円
高校生 1,000円
公式図録は現時点でまだ会場で販売されておらず、来場者限定でネット予約を受け付け中。でも、11月27日で予約サイトが終了して会場での販売に切り替わるので注意。
音声ガイドは結局東京展では実施されず、次の巡回先の大分展で実施されるかも、とのこと。
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基本的に展示は写真撮影OKで、撮影禁止なのは映像や一部の展示物のみ。
ここ数年の展示会はホントに写真撮影OKなものが多くて嬉しい。
展示は5つの章で構成されている。
第1章「原点、或いは呪縛」
第1章では、庵野秀明が幼少期に触れたアニメや特撮作品の貴重な原画やプロップ(復元品も含む)が集められ、作品や会社の枠を超えた同時代の映像文化を一望できる。言うなれば、庵野作品に影響を与えた引用元のような作品群だ。
元ネタを隠してオリジナルを主張する人も多いのに、自身が影響を受けたいわば引用元となった作品をここまで開示するなんて創作に対してとても誠実な態度だと思う。
元ネタを並べられることでそのオリジナリティが際立つようにも思える。引用元を見れば確かにその文脈の延長にある表現だと分かるけど、そこから洗練された要素に独自の着眼点が見えてくる。
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第2章「夢中、或いは我儘」
高校~(DAICONへの参加も含む)大学生の頃の自主制作時代からすでにアニメと特撮を行き来して作品を作っていた。
やがて商業アニメのスタッフとなり、ガイナックスで「トップをねらえ!」「ふしぎの海のナディア」「新世紀エヴァンゲリオン」を監督。
エヴァで社会現象を巻き起こす。
第3章「挑戦、或いは逃避」
エヴァを終えて以降、アニメよりも実写作品で実験的な表現を模索し、「ヱヴァンゲリヲン新劇場版」で再びエヴァの世界へ。
「Q」の後しばらく中断しつつも、その間にシン・ゴジラを制作。
今年の「シン・エヴァンゲリオン劇場版」でついに完結。
第4章「憧憬、そして再生」
公開日調整中の「シン・ウルトラマン」と、
現在制作中の「シン・仮面ライダー」
第5章「感謝、そして報恩」
日本アニメ(ーター)見本市や近年のATAC(アニメ特撮アーカイブ機構)の活動。
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