11月も終わり。年末だ。
先月に引き続き、自分のスキルとかキャリアについて色々と考えてしまい、趣味の作業や勉強があんまり手につかない。なんだか頭が疲れてしまうのだ。
仕事で思うこと
そんな状態でも仕事はそれなりにできてしまうのは、淡々とこなす術を知っているからだろうか。少なくともモチベーションに頼った働き方はしていない。
http://rascal0403.hatenablog.com/entry/2017/09/14/%E5%83%8D%E3%81%8D%E3%81%AA%E3%81%8C%E3%82%89%E3%83%A2%E3%83%81%E3%83%99%E3%83%BC%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%B3%E3%81%AE%E5%A5%B4%E9%9A%B7%E3%81%AB%E3%81%AA%E3%82%89%E3%81%AA%E3%81%84%E3%81%9F%E3%82%81
スペシャリストかジェネラリストか
自分はスペシャリストなのかジェネラリストなのか、そんなことが気になりだした。この手の話はそもそも絶対的基準なんて無いわけで、相対的な役割を表しているだけなはずだ。一緒に働く他の誰かとのバランスで自覚するもの。
スペシャリストとジェネラリストは相対的なものだとして、じゃあ自分の意思としてどっちを志向しているのか、と考えてみた。
そもそもオイラ自身のスペシャリストの捉え方を紐解いてみると、その「専門性」を学問の延長のようなカテゴライズでは捉えていないような気がする。スペシャリスト≒「何かを極めている人」という観点で見ると、オイラにとって重要なのは「具現化する力」であり、オイラが志向するのは「具現化する力を極めた人」かもしれない。
具現化するための力
誰に言われるわけでもなく独学し続けているのは、何となく自分の手札というか、使える手段を増やしたいからなのかもしれない。もともと勉強自体が好きなわけじゃなくて、「思い描いたことを具現化できるようになりたい」という想いがある。
「具現化するための力」が欲しくて、結果として「広く浅く」みたいにな行動になっているかも。これは見る人によってはジェネラリストを志向した行動に写るかもしれない。
「具現化」を主軸にとらえると、学問のカテゴライズで定義した専門性だけでは隙間が生まれる。工学系は他に比べると割と実学に近しい分野だけど、それでも隙間はあるし、その隙間を無視して自分の領分を規定するのが何となく性に合わない。
「具現化する力」を個々のスキルに分解すると、学術分野横断にならざるを得ない。アカデミックな立場の人達にとって、そのスキルセットはジェネラリストにしか見えないだろう。
「具現化のスペシャリスト」とはどんな人間か。例えるなら、映画「バック・トゥ・ザ・フューチャー」に登場するドク(エメット・ブラウン)みたいな人だろうか。ドクは1人でタイムマシンを具現化したが、じゃあ学術的な専門分野は何なのかというと割と雑多で特定しにくい。学術的な分類は知識体系でしかないのだから。
このブログの役割
ちょっと前にコメントで指摘されたが、このブログの実装関係の記事の内容が浅くなりがちなのは、インプットした知識体系のインデックスとして使っている節があるからだと思う。
知識そのものというより索引なのだ。詳しい情報はリンク先に任せてしまうことが多い。
逆に、模型趣味は自分のアウトプット記録になっているので時系列で積み重なっていく。1つの記事の内容は情報量というよりも、作業量に比例している感じ。
記憶の構造
こういうのって、個々人の記憶の辿り方にも関係しているような気がする。
自分のキャリアみたいなものを振り返ってみたら、意外と時系列では思い出せなかったのだ。オイラの認知特性的なことなのか、記憶が時系列ではなく知識のカテゴリ単位で記憶されている感じ。
情報を取り出すには、時系列から辿るよりも、知識体系の塊から連想的に辿る必要がある。データベース的に言うと、主キーが「時間」ではないということか。
仕事で他人が作ったExcel表に記入するのがやりにくい理由が少し分かったような気がする。
解釈する人間によって主軸の取り方は無限に存在し、情報を整理しやすい観点がそれぞれ違う。Excelシートから出発してしまうと、その軸の違いが思考の妨げとなってしまう。
また、意外と仕事内容そのものをきちんと言語化して記録していなかったことに気づいた。社内での報告も何となく画像を貼ってごまかしていた。
言語化しないとダメですよね。。。
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