ちょっと前に映画「ジュラシック・ワールド/新たなる支配者」をIMAXレーザー3Dで観てきた。公開初日に観たいところだったけど、上映時間帯の都合でなかなかタイミングが合わず、公開1週間後の鑑賞となってしまった。
ジュラシック・ワールド/新たなる支配者
前作「ジュラシック・ワールド/炎の王国」公開から4年。
「ジュラシック・ワールド」3部作開始から7年。
最初の「ジュラシック・パーク」公開から29年。全6作のシリーズがついに完結した。
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前作から今作までの間をつなぐ短編映像作品が2作ある。
「ジュラシック・ワールド/炎の王国」の出来事から1年後の世界が描かれた短編「Battle at Big Rock」↓
そして、今作「ジュラシック・ワールド/新たなる支配者」のプロローグ↓
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感想
前作「ジュラシック・ワールド/炎の王国」の最後で恐竜達が管理された箱庭から外の世界へ放たれ、文字通り「ジュラシック・ワールド」になってしまった。
続く短編作品でも、人々の暮らしに恐竜が割り込んでくる「逃げ場の無い弱肉強食の世界」が描かれ、本作「ジュラシック・ワールド/新たなる支配者」でいったいどんな結末に着地するのか楽しみだった。
のだけど、オイラの個人的感想としては本作ちょっと微妙でした。。。
シリーズ最終作ということで期待のハードルが高まってしまったのもあるけど、前作までの世界観の広がりが今作で急に縮こまってしまったように感じる。
世界に放たれてしまったはずの恐竜達が意外と人間社会には侵食しておらず、割と隔離管理できていて未だに独占された富の象徴のような位置付けに違和感。
街中で恐竜が暴れるシーンも一応あるものの、「ロスト・ワールド/ジュラシック・パーク」の延長ぐらいに見えた。
箱庭が崩壊して世界を侵食していく物語の結末を期待していた身としてはちょっと肩透かしだった。
今作でシリーズ初登場の史上最大の肉食恐竜ギガノトサウルスの見せ場が微妙なのもちょっと不満。大型恐竜が大暴れする絵面にあまりカタルシスが無かった。作品としての評判はあまり良くない「ジュラシックパークⅢ」でもスピノサウルスの大暴れはちゃんと見せてくれてたぞ。
とはいえ、ギガノトサウルスのデザインはカッコいいので、造形欲がわく。
余談
ところで、最近は3D上映する映画館がかなり少なくなったね。IMAXスクリーンや4D設備でないと3D上映してくれくなってしまった。
コロナ禍以降、マスクをしたまま3Dメガネをかけると自分の息でメガネが曇ってしまうので何か良い対策はないだろうか。メガネが曇りにくいマスクがないか調べてみよう。
「ジュラシック・パーク」3部作のメイキング本の日本語版が発売された↓
また、最近Disney+で配信が始まったILMの歴史を紐解くドキュメンタリー「ライト&マジック」で「ジュラシック・パーク」の恐竜がCGで描かれるに至った経緯が語られている。
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