3月も終わり、世の中的にも個人的にも色々あった2020年度が終わった。
このブログのカテゴリーに新しく振り返りを作った。もう何年も定期的な振り返り記事を書くようになったので、まとめようと思って。
1月8日から始まって何度も延長されきた緊急事態宣言も3月21日まででついに終了。と言っても、在宅勤務メインなオイラの生活スタイルはしばらく変わらないと思う。
緊急事態宣言中は飲食店の営業が20時までだったが、解除後は21時まで営業。映画館の営業時間も21時までになった。これで平日仕事後に映画館へ行くことも不可能じゃなくなったかな?
気候がだいぶ暖かくなり、家でずっと暖房をつけていなくても過ごせるようになった。さすがにもうヒートテックウルトラウォームは暑くて着れない。部屋着を改めねば。末端冷え性なので、足元のヒーターはまだたまに使う。
出社する際は気にしなきゃいけないことが多く感じる。その日の天気予報を見て服装や持ち物を調節したり、最低限の身だしなみ、忘れ物は無いか。ちょっと前までは当たり前だったはずなのに。
そういえば、前の会社を退職する際に親しい人には連絡先を伝えておいてけど、まだ1度も連絡を取っていないな。あの部署、あの仕事はどうなったのだろう。
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仕事
入社して3ヶ月が経過した。もう試用期間終了。
年度を跨いだ締め切りの仕事をしているので、年度の区切りはあまり実感できていない。
3月は2度出社した。出社するのは物理的な用事があるからだが、変な話、出社するとその日は生産性が下がる。入社して以来、在宅勤務で仕事を覚えたので、出社しなければこなせない働き方をほとんど知らない。
1年前まで、前の会社にいた頃はオフィスの自分のデスクが仕事用の環境として整っていた。入社以来少しずつ自分用に積み上げてきた環境。自分が働きやすい道具や設備を揃えることが出社するモチベーションにもなっていた。
今は会社のデスクに自分のパソコンを常設しているわけではないので、出社の度にパソコンを持ち運ぶのが結構大変。通勤バッグをリュックに替えた。在宅勤務が前提になると、自分の仕事道具を全部持ち歩くはめになるのだ。
3月は労働時間がかなり長くなってしまった。設定された締め切りに対して自分のスキル不足を実感。在宅勤務でなければこんなに長時間働くのは体力的に無理だったと思う。
先月までは毎日業務終了後に仕事用のパソコンを片付けていたが、今は机に広げっぱなしだ。どんどん区切りが無くなっていく。
当然、上司に労働時間の長さを指摘されてしまった。在宅勤務中の労働時間は基本的に自己申告で、長時間化しているのはオイラだけだったらしい。一緒に働いている人達とのチャットやコミットのログを見ると、オイラよりも長時間働いている人がいるように思うのだが。。。
上司には労働時間を水増しして申告していると思われたのだろうか。労働時間が長くなり過ぎると個人だけの問題ではなくなり、部署の存続も危うくなるらしい。その辺は上手いことやった方が良いのかな。
この会社特有のことなのか、この部署固有のことなのか区別がつかないことがまだまだ多い。働き方を考える材料を得たり、愚痴を言い合える別の部署の知り合いを作りたいところ。
今の部署で一緒に働いている人はとても優秀。自分より賢い人と働くことを望んでいたが、いざそういう環境に入ってみると劣等感も刺激される。
自分の専門分野だと思っていたことも、やってみると案外できないことが多い。すぐにアウトプットにつなげる最近の道具の知識、速くこなす訓練ができていなかったと気づく。
知識不足を補うために手あたり次第何冊も書籍を買ったけど、のんびりじっくり読んでいる時間は無い。すぐに使えそうな知識をその都度ピックアップして、大して理解しないまま無理矢理アウトプットに繋げる。つまみ食いのようなやり方。
必要に迫られてから知識を得ようとしても遅いのは分かっているが、今は先を見据えて勉強しておく余裕も無い。
前の会社では自分以外の他の要因でスケジュールが遅れることが多く、自分の実力不足が直接の原因になることがほとんどなかった。いつも他人のせいにしてやり過ごせた。
とはいえ、オイラが入社する前からすでに締め切りは決定されていたわけで、オイラがメンバーに加わってもスケジュールに余裕が無いのはちょっと不思議。
前の会社ではそこそこ仕事ができて信頼も得られていたが、それはオイラが仕事のできる人間だったわけじゃなく、たまたま相性の良い人が周りにいただけかもしれない。新しい会社での立ち回り方がまだよく分かっていない。
今の上長がオイラに期待している役割と、一緒に働くメンバーがオイラに期待する役割にギャップがあることに気づき始めた。上司が今のメンバーに欠けていると感じる要素と、メンバー達が今必要としていることは違う。
今さらながら、やっと名刺を作った。他社の人と対面で挨拶する予定はしばらく無いのだが。
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生活
在宅勤務の日は相変わらず始業開始時刻ギリギリまで布団の中にいるが、夜の寝つきが悪くなっている。土日にお昼寝してしまうことが多くなった。そして仕事絡みの夢を見るようになった。
仕事で余裕が無くなって生活がめんどく感じる。在宅勤務中にたまにやってくる訪問勧誘の対応も面倒。
お風呂に浸かって、1時間ぐらい動けなかった。通勤が無いとはいえ長時間労働の疲れは確実にある。慢性的に背中と腰が痛い。
仕事の進捗は芳しくないのに、爪や髪は時間に比例して伸びる。
できれば毎日ウォーキングかジョギングをしたいのだが、そんな時間的・体力的余裕も無く、かろうじて金曜日の夜に2時間ほどウォーキングする程度。体重は測っていなかったが、目に見えて太った。お腹周りがだいぶ飛び出てきている。
時間に余裕がなくなると、食生活がどんどん疎かになっていく。もともと食事にあまり興味が無くて、支度に手間のかからない食事をしがちだったけど、ジャンクな食生活に一層拍車がかかっている。
お湯を入れて数分待つだけ、電子レンジで温めるだけの食事ばかり。緊急事態宣言中は飲食店が20時までしか営業していないし、仕事が終わってからでは間に合わない。テイクアウトを買いに行くぐらいなら買い置きのインスタント食品を選んでしまう。
その割に、仕事中におやつなどの間食はしてしまう。小腹が空く感覚はあるのだ。先月からチョコなどやたらと甘いものを口にするようになったので、ガムやキャンディを買い置きするようになった。
たまに出社するとエネルギーを使うのか、空腹感とお腹の音が大きい気がする。
金曜日の夜に頑張ってウォーキングして、疲れてそのまま夕食も取らず、お風呂にも入らずに寝てしまったこともあった。
もう1年以上悩まされている口の周りの肌荒れは、脂漏性皮膚炎とか口囲皮膚炎とか呼ばれるものかも。
当初はマスクのせいかと思っていたが、在宅勤務メインでマスクをしない生活になっても改善しない。口の周りだけでなく、眉間にも肌荒れが。生活習慣を改めたいが、そんな余裕が無い。
趣味
仕事で忙しくて余裕が無くなってきたと言いつつ、シン・エヴァンゲリオンはきっちり公開初日の朝に観に行った(笑)
夜中にアクセス負荷で重くなった映画館の予約システムと格闘してなんとか座席を予約し、公開日の朝のスケジュールには「私用」とだけ入れておいた。
ただ、好きなコンテンツを視聴したくていくつもサブスクリプションサービスに加入しているのに、視聴する時間と元気があまり無い。
それなのに新しく始まった円谷プロのサブスクサービス TSUBURAYA IMAGINATIONにも契約してしまった。
休日趣味のアウトプットもだいぶ少なくなった。
何度も同じことを言っているが、模型にしてもCGにしても、「作りたい」衝動を殺さず仕上げられるようになりたい。作るのに時間がかかるとだんだん最初の衝動が薄れて作業がしんどくなっていく。
内なる批評家が邪魔をしてすぐに手が止まる。物語を書きたいと思いながら全然アウトプットできていない。
1年前と比べて
1年前の今頃はまだ在宅勤務未経験だったし、緊急事態宣言もまだ発令されていなかった。
仕事上のアウトプットは維持したまま個人の生活は自助努力で改める必要があってしんどくなり始めたのを思い出した。生活を外部リソースに依存していたので、自粛した分が全部個人への負荷として返ってきた。生活力が無い。
緊急事態宣言中にTwitterで連載されていた一秒さんの「在宅勤務子ちゃん」の単行本が発売されたので買ってしまった。
一秒さんの存在を知るきっかけになった書籍「具体と抽象」を読んだのもほんの1年前だったか。
最近はマミさんの絵日記を見るのが好き↓
— マミ (@mamichan0516) March 3, 2021
ゆるいテイストのイラストやマンガに惹かれるのは、疲れからだろうか。
はっぱもぐもぐうしいさん🐮 #indie_anime #b3d #blender pic.twitter.com/Gn2NxIXtgK
— もっちりにんじん (@mooochili) January 18, 2021
平日外出しなくなって、新しい知識を目にしたり人と出会うこともほとんどなくなった。受け身なままただ流されるだけで得られることが減り、能動的に目的を持って行動しないと獲得できないことが増えた気がする。「地の利」が薄れ、何事も時間と手間を割かないと得られない。
「能動的」という言葉の響きにはなんとなくポジティブな印象があるけど、何もかも自分の意志で探す・選ぶのはかなり疲労する。非常時の情報収集力に個人差が大きい理由はそこだと思う。余裕のある人にしかできない。
その他
ここ最近は土日に長めの地震が来ることが多い。東日本大震災から10年経って、その余震が今来ているとも聞く。
ここ数年、防災の備えがだいぶ疎かになっていた。そして言われてみれば、家族の写真が手元に無い。自分の写真を撮る習慣も無い。
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