なりきり玩具と未来のガジェット

最近、iPhoneと連携するガジェットがいっぱい出てるのを見て、何となく思ったこと。



2003年放送の仮面ライダーファイズの変身ベルトみたいなことも意外と現実的な時代になってきているのではないかと。
ファイズは携帯電話をベルトにセットして変身してたけど、携帯電話を入力インターフェイス・演算機として利用する発想に時代が追いついて来たような気がする。



当時はまだガラケー全盛の時代だったけど、ケータイにコードを入力すると機能が発動するのは、今見るとbluetooth連携ガジェットを制御するスマホアプリみたいな感じにも思えるのだ。

劇中のファイズは大企業「SMART BRAIN」の製品という位置づけだった。



ちなみにこの予告編、カッコ良すぎて映画館で観て鳥肌が立ちましたよ。ディレクターズカット版のDVDを買ったな。

仮面ライダー555(ファイズ) パラダイス・ロスト

仮面ライダーファイズには、ファイズ以外にコード入力の代わりに音声認識を使うサブライダー「デルタ」も登場していた。これってiPhoneのSiriみたいだ。

じゃあ、スマホをベルトに搭載するガジェットは無いのかというと、いわゆるガジェットという形ではまだ存在していない様子。
iPhoneをベルトのバックルにするアクセサリ的な工作をした人はいるみたいだけど。

現代のカウボーイ向け「iPhoneベルト」



ファイズは約10年前の作品だが、ケータイを中心に機器を制御するという発想は、スマホが発達・普及した今の時代から見るとそれほど荒唐無稽には見えない。(登場した当時は「は?」って感じだったけど)
子供向けのなりきり玩具も、意外と未来を予見する手掛かりになるのかもしれない。ここ10年は特に、携帯端末周辺だけで技術革新が起こってきたとも言えるけど。
まだ二足歩行ロボットに変形するバイクは登場していないし、そもそも一瞬にして強化スーツを装着する技術がまだ登場していない。人間の知覚を強化する仮面はいつ登場するだろう。自律走行するバイクすらもまだ出てきてないな。呼べば勝手にやってくるバイクはよ。

関連記事

FacebookがDeep learningツールの一部をオ...

2019年10月 行動振り返り

オープンソースのプリント基板設計ツール『KiCad』

進化するスタースクリーム

映画『THE FIRST SLAM DUNK』を観た

偏愛マップ

Ambient Occlusionを解析的に求める

シリコーンゴムによる型取りとレジン複製

ブログをWordpressに引っ越して1周年

昔Mayaでモデリングしたモデルをリファインしてみようか

THIS IS IT ⇔ IT IS NOT THIS!

Mayaのポリゴン分割ツールの進化

映画『モスラ』 4Kデジタルリマスター版

仮面ライダーあつめ

映画『シン・仮面ライダー』が発表された!

統計学に入門したい

情報の編集

企画とエンジニア 時間感覚の違い

CLO:服飾デザインツール

機動武闘伝Gガンダム

2021年4月 振り返り

ミニ四駆を赤外線制御したりUnityと連携したり

仮面ライダークウガ 20周年

オープンソースのネットワーク可視化ソフトウェアプラットフォー...

『THE仮面ライダー展』を見てきた

2024年の振り返り

Digital Emily Project:人間の顔をそっく...

2015年10月21日

ドリフトパッケージナノとシフトカー

2017年 観に行った映画振り返り

重いコンテンツとゆるいコンテンツ

『劇場版シティーハンター 〈新宿プライベート・アイズ〉』を観...

書籍『天才を殺す凡人』読了

なぜ書店で販売しているのか謎な商品 メタルキットシリーズ

リメイクコンテンツにお金を払う歳になった

Microsoft Mathematics:数学の学習支援ツ...

仮面ライダーアギト 20周年

素敵なパーティクル

マインドマップ作成ツール『MindNode』

Amazonプライム・ビデオに仮面ライダーが続々登場

ブログをwpXレンタルサーバーからwpX Speedへ移行

Two Minute Papers:先端研究を短時間で紹介す...

コメント