学生の頃は学習の到達度を測る指標が明確で、それは試験の点数だった。(まあ、試験は苦手だったけど)
会社員になってからは、資格試験でもない限り学習効果を点数で測ることがなくなった。その割には、会社員になってから勉強したことが結構ある。
じゃあ、その習熟度はどの程度だろうかと最近考えている。
最近は社会人向けの教材や教育プログラムが豊富で、学習リソースは沢山ある。
だが、「何を拠り所に学んだ実感を得るか」が問題だ。特に、誰かと競争するわけでもない知識、いわゆる教養と呼ばれるもは測るのが難しい。教養があれば発想が豊かになりそうなのは確かだけど、教養=暗記力かと言うとちょっと違う気がする。暗記できた知識の量を数えるのも何か虚しいし。
で、最近の個人的な感覚だが、学習の到達目標は「点と点が線で繋がるまで」と考えるようになった。ここで言う「点」というのは知識の断片みたいなもの。たぶん、暗記しようと思えばこの「点」は沢山得られるが、「点」の知識は上手く使えない。それぞれ断片だった知識が関連したものとして認識できるようになって、それらが有機的に繋がった構造として頭に入った状態が、学習の到達目標じゃないかと思っている。
これまで仕事でも調べ物を沢山したが、途中で切り上げざるを得なくなったことも多い。途中で切り上げると、知識として知ってはいるけど何となく気持ちの悪い感覚が残った。
この気持ち悪さは何なのかを考えていたら「点と点が繋がってない」と思い至った。これじゃ上手く使えそうにない、と直観的に感じたのかも。
ここで欲を出して、到達目標を「知識を上手く使えるようになるまで」にしてしまうと、なかなか学習効果を実感できなくなるか、あるいは随分と即物的な、付け焼刃な知識しか興味がなくなってしまうので何かダメそう。
参考書も、繋がりが見えてくるまでは何度も戻って読み直したり、今の自分に合ったレベルの解説を探したりしている。インターネットのおかげで、解説のセカンドオピニオンを得やすくなったのは有難いね。
そういえば、自分が学習する上で、人に教えるってのもすごく良いらしい。それを狙ってブログに書き下したりもアリかも。学校で教えてもらったことを帰ってからお家の人に話す子供は伸びが良いらしいよ。
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