TOHO MONSTERS KITのメカゴジラ(1993)をとりあえず仮組みして色々妄想した。
2月に入って、ゴジラ・シアターで「ゴジラVSメカゴジラ」の4Kリマスター版上映を観た。4Kリマスター版の音響は1993年当時制作されたもののごく一部の劇場設備でしか対応していなかった5.1ch版素材が使われたようで、オイラが今まで慣れ親しんでいた2.0ch版と一部BGMやSEが違っていて不思議な感じだった。
上映を観た勢いで参考資料としてゴジラ・ストアでヴィジュアル・ブックも購入↓
さて、今回はこのキットの眼に電飾を仕込む方法を考えてみよう。
頭部のパーツ構成
このキットの頭部は6つのパーツで構成されている↓
眼はクリアーパーツ、下アゴパーツには可動軸があって口の開閉ができる。
頭部全体は基本的には前後分割になっていて、モールドと関係なくパーツの合わせ目が側面にモロに出てしまう。
頭の内部に空間が充分にあるので、チップ型LEDを難なく仕込めそうではある。以前EGガンダムで試したGSIクレオスのLED電飾キットが使えそう。
ただ、GSIクレオスのチップLED【黄】はすでに生産終了しているので、市場流通在庫を探すしか入手方法がないのが難点だな。
電池BOXにチップLEDを2つ接続するために3分岐ケーブルも使おう。(2つしか繋がないから端子は1つ余るけど)
工作
電池BOXやスイッチは胴体側の空洞へ逃すとして、
とりあえず、頭部から胴体へ配線を通すために首の付け根に穴を開けておく↓
後頭部側のパーツの内側には、眼のクリアーパーツを押さえる(?)ための突起があるので、これを利用してチップLEDを固定する方法を考える。
チップLED【黄】のパッケージの説明によると、チップLEDは幅1.6mm。
突起の中央にチップLEDが収まる程度の溝を彫ることにした。(結局目分量)
実験
LEDはまだ固定せず、溝に仮止めした状態で眼が上手く発光するか様子を見てみよう。
見た限り光源はズレてないし、色も明るさもこのままで大丈夫そうだ↓
問題
手軽な電飾キットのおかげで電子工作的な苦労は全然ないんだけど、パーツの合わせ目と塗装の段取りの問題がある。
頭部パーツの合わせ目がモールドの流れと全然違うから、パーツの合わせ目は接着して消したい。
だが、接着後に塗装するには眼の部分をマスキングする必要がある。このキットの眼は小さくて奥まった位置にあり、上手くマスキングできる気がしない。
頭部パーツの合わせ目を消した上で眼と電飾を後ハメする方法はないだろうか。いったん接着してからモールドのラインに合わせて新たに分割するとか?
参考動画
このキットの製造元であるエクスプラスのYouTubeチャンネルで筆塗り塗装の作例動画が公開されているけど、パーツの合わせ目は放置されてる…
オイラは筆塗りじゃなくてエアブラシ塗装で仕上げたいなぁ。
このキットの制作記事まとめページ↓