2021年6月 振り返り

6月は祝日がゼロだからか、疲れた気がする。



6月に入って気温と湿度が上がってきて、家ではエアコンをつけて半袖短パンで過ごすようになった。梅雨入りしてから土砂降りの雨が降ったりもしている。
東京の緊急事態宣言は6月20日で終わり、6月21日からは再び蔓延防止等重点措置に入った。いったんの期限は7月11日までらしい。

6月も1度も出社せず、ずっと在宅勤務だった。(健康診断は受けたけど)
新型コロナウイルスのワクチンは、オイラも7月には1回目が接種できそうだ。2回目を受けるのは早くても8月になってしまうな。なんとなく、東京オリンピックは開催する前提で諸々が進められている気がする。

毎月書いているこの振り返り記事も、コロナ禍以降は特に生活の変化の記録という側面が強くなってきた。暮らしの変化に自分がどう反応したのかの記録。


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仕事

今の会社に入社してもう半年が経った。
6月末にボーナスをもらえた。夏のボーナスは本来10月~3月までの6ヶ月間の評価で出るものなので、1月に入社したオイラは半分だけ。

在宅勤務

2ヶ月間1度も出社せずに過ごすと、平日は仕事といえども緊張感がだいぶ薄れ、気持ちがだらけてしまった。毎朝始業時間ギリギリに起きて、ダラダラ仕事をして、お昼休憩ではベッドに横になってしまう。
以前から、休日ずっと自宅にいる時は 休憩=ベッドに横になる となりがちだったが、平日にまで浸食してきた。すぐ近くに自分のベッドがある環境で横にならない方が無理な話だ(と自分を正当化してみる)
お昼休みに横になるのは去年の6月から少しずつ始まって、今や完全にルーチン化している。



1日中同じ空間で食事、仕事、睡眠を済ませるサイクルがなんだか独房のようにも感じてきた。コロナ前から休日は1日中家に籠っていることが多かったが、ただ籠っているだけでなく労働に縛られている感覚も加わるとストレスになるのかもしれない。
仕事用ではなかったはずのものが仕事に奪われていく虚しさ。この部屋もこの机も、趣味で使うために整えたものだったのに。

悩み

先月から少しずつ、今の職場のダメな部分に接することが増え、ストレスになっている。いや、もっと前から断片はあったけど、やっと少し言語化できるようになった。

前の会社と比べて今の会社は、良く言えば裁量が大きく、逆に言うと理由・根拠が曖昧な方針でもブレーキをかける人がいない。思慮の浅いプランも実行に移せるので、失敗・成功に関わらず何かしらの結果は出る。
何もやらないよりはやってみて失敗する方が良いのは分かるが、問題は「言い出す人間」と「実際にやる人間」が分業されていることだ。(大体の組織がそうだと思いますが)

何度か言っているが、「実際にやる人間」の方に多くの知見が溜まり、知見が溜まった人間にはやらずとも結果を予想できることが増えていく。この「知見」は「言い出す人間」になかなかフィードバックされない。というか、本人が聞き入れない。
オイラは決まった方針に従って「実際にやる人間」の側なので、立場的にちょっと分が悪い。まだこの会社で何の実績も無いし、ダメそうなプランに従って具現化させたところで「失敗する人」というレッテルを貼られてしまわないか心配。自分の意見に説得力が無いままになるし、まだ信用を得ていない段階で1度負のスパイラルに陥ると、なかなか挽回できない気がする。
今の会社では所属部署以外の知り合いがいないので、ここで関係構築に失敗すると居場所が無くなってしまうような不安がある。

不思議なもので、自分の想像を具現化する力が欲しくて身に着けたはずのスキルを、仕事ではずっと他の誰かの妄想を具現化してあげるために使っている。他人の妄想に価値を感じるならあまりストレスにならないが、妄想の価値を伝えるのを疎かにするタイプの人が相手だと大きなストレスになる。
というか、オイラは根本的に「頼まれ仕事」に労力を割くのが嫌なんだ。自分発の仕事をしたい。要するに労働嫌い(社会性が無い人間だな)

なまじ権限があると、「人に頼むスキル」を鍛えるよりも、自分に従う人を揃える方が楽なので、雑なプラン・要求はエスカレートする一方だろう。
オイラはたぶん「従う人」と見込まれて採用されたわけだ。

ゴール設定とステップ

要求に対して、まだ曖昧なゴール設定を修正したり、段階的に成果を出しながら進めるためのやり方を自分なりに選んで提案する必要も出てきた。
「言い出す人間」は自分の思いついたプランが修正されることを想定していないので、オイラからの提案は「進捗が無い言い訳」のように思われるかもしれない。結果を出すために考えたことも「やる気が無い」と受け取られたら心外だ。
オイラは「言い出す人間」の殴り書きを清書する係に収まるつもりはない。

言語化までのタイムラグ

仕事で感じる悩みを言語化して正体を突き止めるまでにかなり時間がかかってしまう。かなり前から違和感はあったし、上司との会話中に気持ちが大きく動くのも感じていたのに。
オイラの思考は瞬発力が無い。採用面接では、自分のアピールポイントを事前に整理して言語化してから臨んでいたのでどうにかなっていた。
思考を夜間バッチで処理してキャッシュしておくみたいな感じか。
会議で突然指摘されても即座に返答できなくて、黙ったまま気持ちがダメージを受けてしまう。

会社の見取り図

同じ会社に長くいることで身に付くのは、いわゆるスキルや人間同士の信頼関係だけでなく、仕事を進める上でその会社の仕組み特有の近道のような「土地勘」に似た感覚があるように思う。
この感覚が身に付いていた方が仕事がスムーズに進められるので、年功序列の会社でなくても結果として在籍期間の長い人間の方が成果を上げ評価されやすくはなる。(信頼関係を差し引いたとしても)
新しい仕事を始めるなら尚更、会社の土地勘があった方が動きやすい。

定期的に情報に触れる効果

前の会社にいた頃から、在宅勤務が増えるにつれてちゃんと時間を割いて情報サイトをチェックする日課が無くなってしまった。出社していた頃は毎日ざっと新聞に目を通したりもしていたのに。
日々タスクに追われていると、具体的な目的の無い情報摂取に時間を割くのは無駄のようにも感じるけど、常日頃から情報をアップデートしておくことで長期スパンのリターンを得ることができる。これはリサーチスキルにかなり影響するものだと気づいた。



日々更新される最新情報を毎度全て深く読み込む必要は無いけど、どこに何があるのか「インデックスを更新」して把握しておくのが大事なのだ。
急に必要になった時に、どこに行けば詳しい情報が得られるのか、ある程度見当がついているのは大きい。言葉を知っているだけで検索精度はかなり上がる。これも「見取り図」のようなものだな。

こんなことを考えるようになったのは、今の職場の「言い出す人間」があまりにも「自分が思いついた事」以外に興味が無さそうで、下調べをせずに物事を進めようとする人達だと気づいたので(笑)


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仕事はスポーツ?

どの会社でも、偉い人が仕事をスポーツに例えて部下を鼓舞する様を見かける。国際大会が開催される前後は特にそれが顕著だった。
以前から薄々感じていたが、仕事をスポーツに例えられるのが嫌いだ。「チームワーク」をスポーツになぞらえると説明しやすいのは分かるのだが、スポーツのように反射的に働く人が後を絶たないので困る。

労働は嫌い

会社を移ってみて、オイラは根本的に労働が嫌いなんだと実感する(笑)
昨年の退職前の有給休暇消化期間のような生活がしたいなぁ。


2020年12月 振り返り
今年の12月31日は1年間の振り返り記事を書くことにして、12月の振り返り記事を少し早めに書く。 12月25日に最終出社・仕事納めしたけど、それ以外の日はずっと有給休暇を消化していた。つまり、12月はほとんど自由時間だった。 これまで、毎月...


コロナ禍でなければ、旅行に行ったりもっと色んなことができただろうに。やりたいことを諦め続けている。
自分の人生を他の誰かへの奉仕に使うだけなのは虚しい。

健康診断

定期健康診断で、初めてのバリウムを飲んだ。検便も初めて。
バリウムは不味いとか飲みづらいとか色々噂を聞いていたけど、飲むだけならそんなに辛くなかった。味は「こういう味付けのプロテインもありそう」ぐらいのもの。
しかし、胃部X線検査後、下剤を飲んで6時間ほど経ってからかなり具合が悪くなってしまった。37.5度の微熱と頭痛と吐き気が4時間ほど続いた。バリウムのせいか、下剤のせいか、それとも検診後の昼食の問題なのか、原因はハッキリしない。
オイラは以前、十二指腸潰瘍になったことがあるので胃腸がダメージを受けやすく、胃の検査は定期的に受診した方が良いのだが、いっそ内視鏡検査に変えた方が身体への負担は少ないだろうか。

生活

毎日在宅勤務でずっと家にいるので、仕事ではほとんどカロリーを消費しない。それでいて疲労感はあるから不思議。
先月に引き続き、なるべくウォーキングやジョギングをするようにしていたが、仕事が忙しくなって時間が取れなかったり、梅雨に入ってから土砂降りの雨もあって、なかなか運動量を増やせない。
先月から昼食抜きを続けていて、朝食もどんどん軽くしているのだけど、健康診断の結果によると、こういう食生活はあまり良くないらしい。
食事の回数を減らすのではなく、1回あたりの量を減らして、本当は昼食が1番多いぐらいのバランスの方が良いらしい。
出社していた頃から、夕食はその日の仕事が終わって完全に解放されてから摂るリズムを続けてきたので、時間も遅くなりがち。(そんなリズムだから十二指腸潰瘍になったわけですが)
食事の間が空くと空腹感もあるし、お腹が鳴ったりもするけれど、オイラは空腹感を割と無視できちゃう人間なので、1人でいるとめんどくさくて食事を疎かにしがちなのだ。
出社している時は、お腹が鳴ってしまうからそれを止めるためにとりあえず何かを食べていただけ。

勉強

6月も機械学習による生成モデルについて記事にまとめられなかった。ずっと下書きのままもう1年ぐらい経つ。

娯楽

緊急事態宣言から蔓延防止等重点措置に変わって、映画館の営業が再開されたけど、時短営業なので平日仕事終わりに映画館へ行くのがなかなか難しい。
1日だけ仕事を早めに切り上げて「機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ」を観に行った。
ムビチケ購入済みの「るろうに剣心 最終章 The Beginning」は時間が合わなくて観れそうにない。観れないまま上映期間が終了しそうだ。

週末に模型制作を進める元気がわかなくて、土日はただ休息をとるだけで終わってしまう。運動量が減って体力が落ちているのもあるのだろうか。

新型コロナウイルスの情報取得

地域のワクチン接種は高齢者優先なので、そもそもオイラにはまだワクチン接種に関するお知らせが何も届いていない。
コロナ前は土日以外にあまりテレビを見なかったのだが、ここ1年ぐらいは新型コロナウイルスの情報を得るために平日も割とテレビのニュースを見るようになった。政府や東京都の会見、毎日の感染者数の情報はもちろんネットでも見れるわけだが、災害時などは自分から情報を取りに行く「プル型」の情報よりも、テレビなどで流れてくる情報を受け取るプッシュ型の方が良いと東日本大震災で学んだ。



プル型だけで情報を得ようとすると、必要な情報・正しい情報にたどり着く前に疲れてしまうのだ。疲れると判断力を失い、安易なフェイクニュースにひっかかりやすくなる。
プッシュ型の情報には、自分が知りたくもないノイズも含まれるので別の疲れはあるけれど、判断力を失わずに済むだけマシだ。

新型コロナウイルス接触確認アプリ COCOAをインストールしてから1年が経過した。



後から色々な問題が発覚して、実質の恩恵というよりも、不安を軽減するお守りみたいな存在だったな(もはや過去形)

今年の目標の達成度は?

2021年も半分過ぎてしまったので、昨年末何となく今年の抱負というか目標としていたものを振り返っておく。



「作家活動をしたい」と言っていたけど、それらしいことはまだ何もしてないな。
昨年末に想定していた作家活動はコミックエッセイや私小説のようなものだったけど、「オリジナル作品を作る」という意味では、衝動的にZBrushで怪獣っぽいアマビエを作り始めはした↓
アマビエ
まだ作り途中… 気まぐれで作り始めたオリジナルのアマビエを作り始めた。 ZBrushでの作業に入る前になんとなく目指すイメージを2Dで描いてみて、それを指針に始めて3D上で自分が気持ち良いと感じる形を探っている。 抽象的な雰囲気を残して怪獣...

そもそも、気力が無くて活動そのものが年々減ってきているのだ。もしや、これが加齢?
活動そのものがストレス解消や癒しになるようなことでないとしんどいだろうな。

そういえば5月の中頃から、ストレスを受けた時に頭に浮かんだイメージを雑にイラストに描き出すようにはなった。あのイラストを清書すれば何かになるかな。


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