.wp-block-jetpack-rating-star span.screen-reader-text { border: 0; clip: rect(1px, 1px, 1px, 1px); clip-path: inset(50%); height: 1px; margin: -1px; overflow: hidden; padding: 0; position: absolute; width: 1px; word-wrap: normal; }

サイトアイコン NegativeMindException

海洋堂 20cmシリーズ『モスゴジ』 失敗箇所の本格修復

だいぶ時間が空いてしまった。前回失敗箇所をレタッチしてリカバーを試みたけど、



水性プレミアムトップコートつや消しスプレーを吹いて乾かしたら、また同じ箇所が白くかぶって変な感じになってしまった。



パーツ同士を接着してパテ埋めした箇所だけ最終的に塗装がおかしくなってしまう。何らかの理由でその部分の塗料が乾燥不良を起こしたのだろうか。ちゃんとサーフェイサー吹いていたはずだけど、パテ盛りが塗装に何か影響したのか?それ以外に説明つかん。。。
そこだけモールドが浅かったから水性プレミアムトップコートはその影響が出やすいとか?
いや、もう考えるのはよそう。


パーツの継ぎ目部のモールドを彫り直す

塗装の仕上がりにかかわらず、パーツ同士の継ぎ目のモールドが浅過ぎるのはやっぱり気になる。これはソフビキットの成型上の都合っぽいんだけど、この際彫り込み工作からやり直すことにする。

ソフビパーツのモールドを深くするには、刃物で削るよりも熱で溶かす方が楽なので、ヒートペンを導入してみる。↓



パーツとパーツの継ぎ目の、ほとんどツルツルになっている箇所を、前後のモールドをつなぐようにヒートペンで溶かして彫っていく。



溶かしたそのままだと変なスジボリ状態だな。



股関節付近のモールドの流れはイマイチ正解がわからん。。。



彫り込んだ溝がソフビの色じゃないけど、ここはパテを盛ってた箇所だったか?



スポンサーリンク

いったん表面処理

加工した箇所に瓶入りサーフェイサーを筆塗りして均した。



その上からエアブラシでサーフェイサーを吹いた。口内や目、爪先は避けて吹きました。



今回使ってみたのはガイアノーツのメカサフ スーパーヘビィ。これは暗いグレーのサーフェイサーで、そのままメカの影色として使えるようになってるんだけど、ゴジラの皮膚の下地に最適な気がして。


再びモールドの彫り込み

メカサフで色が均一になった状態で眺めてみたら、もう少しモールドを手直ししたくなった。
再びヒートペンでソフビを溶かしてスジボリを入れ、そのスジボリをハンディルーターで自然な皮膚モールドへ整形していく。



凹のエッジを少しなだらかにするイメージ。着ぐるみにウレタンをちぎって貼りつけたモールドっぽく(笑)



さらに、もともとモールドが浅くて凸が低い部分には、ゼリー状瞬間接着剤を盛って凸の高さを上げる。瞬間接着剤ならエポキシパテでやるよりも食いつきが良いし速く済むので。



写真だとわかりづらいか。

背びれパーツの隙間をパテ埋め

加工ついでに、以前は塗装後に後ハメしていた背びれパーツの接合部の隙間をエポキシパテで埋めておく。
エポキシパテが硬化したら、瞬間接着剤を流し込んでしっかりと固定。



昭和ゴジラの背びれ密度なら、接着後に塗装した方がキレイに仕上がると気づいた。

再び表面処理

再び下降した箇所に瓶入りサーフェイサーを筆塗りして均す。





地味な作業を何度も戻っては繰り返しているな。いったいいつ完成するんでしょうか。
とりあえず続きは次回(?)

このキットの制作記事まとめページを作りました↓



スポンサーリンク

関連記事

メカコレクション ウルトラホーク1号 メタリック塗装

ファインモールド 1/144 ミレニアム・ファルコンの制作再開

書籍『ジ・アート・オブ・シン・ゴジラ』の発売日が2016年12月30日(金)に決定

MPC社によるゴジラ(2014)のVFXブレイクダウン

2017年 観に行った映画振り返り

ゴジラ(2014)のディティール制作の舞台裏

大河原邦男オリジナルデザイン『iXine(イグザイン)』

ゴジラのスマホゲーム『Godzilla: Strike Zone』

『株式会社カラー10周年記念展』を見てきた

イタリアの自動車ブランドFiatとゴジラがコラボしたCMのメイキング

海洋堂 20cmシリーズ『84ゴジラ』 眼の塗装

海洋堂 20cmシリーズ『デスゴジ』 クリアーオレンジVer. 遮光塗装

海洋堂 20cmシリーズ『モスゴジ』 パーツの洗浄・煮沸 そして下アゴの加工

海洋堂 20cmシリーズ『84ゴジラ』 気泡の処理 その1

『シン・ゴジラ』のコンセプトアニメーションのメイキング動画が公開された

ミニ四駆ブーム?

ビリケン商会 メカゴジラⅡ 透明化した耳パーツの加工

S.H.MonsterArtsをターンテーブルで

ワンダーフェスティバル2018[冬]に行ってきた

9月15日(木)に全国26劇場で『シン・ゴジラ』一斉発声可能上映の開催決定!

黒歴史

ビークルモデル スター・ウォーズ『ミレニアム・ファルコン』下地処理

海洋堂 20cmシリーズ『84ゴジラ』 背びれの塗装

海洋堂 20cmシリーズ『ガメラ 1995』 パーツの継ぎ目・気泡のパテ埋め

ジュラシック・パークの続編『ジュラシック・ワールド』

シン・ゴジラのDVD&Blu-rayは2017年3月22日発売

ゴジラ2000ミレニアムのつや消し仕上げ

一番くじのシン・ゴジラ ソフビフィギュアが新たなカラーリングで登場

海洋堂 20cmシリーズ『キンゴジ』 パーツの接着・パテ埋め

ゴジラ 2000ミレニアム 完成

スターウォーズ エピソードVIIの予告編

海洋堂 20cmシリーズ『デスゴジ』 クリアーオレンジVer. 電飾のための工作 その2

映画『ゴジラ-1.0』 メイキング情報まとめ

ゴジラ 2000 ミレニアムの背びれの塗装

マジョーラ

各種サイズの初代ウルトラマン(Cタイプ)フィギュア

一番くじのシン・ゴジラ ソフビフィギュア

メカコレクション ジェットビートル デカール貼り・半光沢仕上げ

酒井ゆうじ造型工房『23cm シン・ゴジラ』 表面処理 その2

ZBrushでゴジラ2001を作ってみる 側頭部のボリュームを探る

ビリケン商会 メカゴジラⅡ 耳パーツの型取り・複製 やり直し

海洋堂 20cmシリーズ『キンゴジ』 完成

モバイルバージョンを終了